
上の写真は庭の隅に自治体からの貸し出しで設置した箱罠にかかったアライグマ。
回収業者に引き渡す前に、箱罠を壊されて逃げられてしまいました。
このページは、家庭菜園を荒らすアライグマを箱罠で捕獲する方法について、神奈川県アライグマ防除実施計画に基づく従事者証を得たうえで執筆しています。
アライグマによる食害の状況

我が家では庭の家庭菜園で季節の野菜を育てています。
2022年ごろから、収穫を迎える野菜を狙って何かが食い荒らしていくようになりました。
綺麗に食べてくれればいいものを、少しかじってはポイっ!少しかじってはポイっ!という感じで、収穫間近の多くの野菜が無残な姿になることが増えました。
犯人は下の写真のように、アライグマで間違いないでしょう。


横浜市のアライグマ対策事業
我が家のある横浜市では、被害を受けている個人の住宅の場合に限り、専門業者による箱罠の設置と回収を実施していて、設置期間はアライグマの場合1年に2週間まで利用できます。
みどり環境局公園緑地部環境活動事業課に申し込みをして、審査に通ったあと専門業者が箱罠を持ってやってきました。
被害状況によっては1週間延長ができると、専門業者から渡された書類に記載がありました。
箱罠設置から2週間経ちましたがアライグマはかからず、専門業者に電話をして1週間の貸し出し延長をしてもらいました。
2025/11/14:設置した箱罠にアライグマがかかる
箱罠設置から3週間目、とうとうアライグマがかかりました。
上の動画はアマゾンで6,500円ほどで購入した、塚本無線のトレイルカメラWTW-TC8で撮影したものです。
食い餌にはキャラメルコーンをネットに入れてフックにぶら下げました。
暴れて箱罠が動かないよう、下の写真のようにブロックで四方を塞ぎました。



ずいぶん小さいので、まだ子供でしょうか。
箱罠を破壊し逃走

トレイルカメラの撮影時間設定を21~5時にしてあり、5時前までは確かにアライグマが箱罠の中でもがいていたのですが・・・。
朝確認すると、箱罠の中はもぬけの殻でした。。。
下の写真のように、箱罠の扉を内側に引っ張り破壊して逃走したようです。


なんと、扉の溶接部が引き剝がされていました。
アライグマの力たるや、おそるべし!
箱罠考察

業者から貸し出された箱罠ですが、調べてみるとどうやらアライグマ捕獲には適切なものではないことがわかりました。
業者から貸し出された箱罠は、栄工業の「No.302 吊りエサタイプ」でタヌキ、ヌートリアといった、アライグマよりひとまわり小さな動物用の箱罠でした。
線径2mmで手で押すと簡単にたわむ程度の強度しかありません。
この箱罠でアライグマが捕獲できることもあるとは思いますが、適切な罠を貸し出していてくれていれば逃げられることはなかったものと思います。
業者からの箱罠貸し出し期間がまだ1日残っていましたが、代替品の貸し出しはできないということで、行政による今年分の箱罠貸し出しは利用終了となりました。
個人でアライグマ用の箱罠を用意することにしました。
同メーカーのアライグマ用の箱罠はNo.402、線径3mmで扉が内側に入らないよう、下の写真のように角にかすがいも溶接されています。

手で押したぐらいでは全くたわみません。
業者から貸し出された箱罠とは、強度がまったく違います。


神奈川県アライグマ防除実施計画に基づく従事者証の取得

我が家のある横浜市の場合、アライグマの捕獲には許可が必要です。
神奈川県アライグマ防除実施計画に基づく従事者証を取得するため、みどり環境局公園緑地部環境活動事業課に申し込みました。
申し込みから1週間ほどで従事者証が郵送されてきました。
箱罠でアライグマを捕獲した場合、横浜市では業者が無料で回収することになっています。
横浜市では業者の安全性を考慮して、箱罠以外のアライグマ捕獲は認められないということでした。
我が家の場合、周りに柵があるのでアラホールの使用を検討していました。
2025/11/16:新たな害獣登場
以前から畑で野ネズミを見かけることはあったのですが、トレイルカメラを設置してみると毎日のようにやってきていることがわかりました。
干していたサツマイモをかじっていたのはアライグマだけでなく、野ネズミも犯人だったのです。
食害されたサツマイモを見て、ずいぶん可愛いかじり方だなぁと思ったのは、野ネズミがかじったものだったのでしょう。
アライグマと合わせて野ネズミの駆除も行う必要性が出てきました。
農薬登録のある殺鼠剤ネズレスプロ、メリーネコりん化亜鉛を使用してみます。
2025/11/18:アライグマ再び

上の写真は前日に仕掛けたアライグマの箱罠。
下の写真が翌朝のものです。

サツマイモの寄せ餌が2つ持って行かれていました。
野ネズミでは運べないんじゃないかと思います。
トレイルカメラの動画を確認してみると・・・。
アライグマは前回脱走した個体でしょうか。
残念ながらサツマイモを持ち去った犯人は写っていませんでした。
2025/11/20:アライグマがサツマイモを持ち去る

上の写真は昨日の夕方にセットした箱罠。
今日の朝には、下の写真のようにサツマイモが持ち去られていました。

今日の夕方からはキャラメルコーンのみ仕掛けることにします。
サツマイモが持ち去られた部分はトレイルカメラに写っていませんでしたが、ネズミとアライグマが毎晩やってきていることは確かです。
2025/12/17:捕獲失敗
朝、箱罠の扉が閉まっていたのでアライグマがかかったかと思いきや・・・。
餌だけ食われていました。
トレイルカメラを確認すると、実に惜しい感じでした。
すんでのところで逃げられていました。
箱罠のトリガーはいい感じで動作しているのではと思います。
2025/12/18:1匹目捕獲
とうとう1匹目の捕獲に成功しました。
昨日捕獲に失敗したアライグマと思われます。
扉の横に置いたブロックがうまく機能したようです。
明日の朝、役所に電話して回収を依頼します。
下の写真のように、顔だけ見ると可愛いのですが・・・。

2025/12/19:捕獲したアライグマの止め刺し
許可を受けてアライグマを捕獲した場合、横浜市はみどり環境局公園緑地部環境活動事業課に連絡すると、専門業者が回収にやってきます。
今回は朝連絡して、お昼前に回収してもらえました。
アライグマは運搬が禁止されているため、捕獲した場所で止め刺しを行います。
今回の業者は、アライグマが入った箱罠をビニール袋で覆い、炭酸ガスで窒息させる方法でした。
特段暴れることも騒ぐこともなく、1分ほどで気絶するようです。
我が家に出没するアライグマは1匹ではないようなので、引き続き箱罠を仕掛けます。
栄工業の箱罠、No.402 AG-2はハクビシン・アライグマ用の頑丈な作りで、今回もまったくダメージを受けませんでした。
2025/12/21:捕獲された仲間を探してる?
前回逃げられた個体か、捕獲された仲間を探しに来たのか、初めて見る侵入ルートからアライグマが現れました。
あまり警戒心がないようにも見えます。
土日は罠を仕掛けることが禁止されているのですが、もしも仕掛けていたらかかっていたのではとも思います。
今日の夜から、また箱罠を仕掛けます。
2026/01/13:アライグマ久々の登場
最近は玄関前のフェンス越しに姿を見せていたアライグマが、久しぶりに畑のそばに姿を現しました。
餌のキャラメルコーンが少なかったのか、箱罠の喰い餌には興味を示していないようです。
朝方、箱罠が閉じていたので確認すると、ここ最近キャラメルコーンを持って行く鳥がかかっていました。
2026/01/14:リス捕獲
朝起きると、親父に「罠の扉が閉まってるけど、何かいるのかな。」と言われ箱罠を確認。
捕獲は2回目のリスがかかってました。
リスの捕獲許可も申請しようか検討中です。