1週間ばかり前、こぎ叔父さんが庭の畑を見に来てくださり、何やら土やら肥料やらやって畑の準備をしてくださっていました。
らっこは作業を見ていないので詳細は知りませんが、再びこぎ叔父さんが訪ねて来てくださったので記録です。
今度は何をしに来たかって?
玉ねぎの苗を持ってきてくださったのです!
こぎ叔父さんが今年初めて自分で種から育てたという玉ねぎの苗を持ってきてくださり、ツレと一緒に畑づくりです。
こぎ叔父さんが育ててくださった玉ねぎは何年も前から頂いていましたが、今年はついに、こーぎー家の庭でも玉ねぎ作りに挑戦することになりました。
こぎ叔父さんのお話では、以前は苗を買って来て畑に植えていたそうで、種から育てるのは実は今回が初めてだそう。
種から育てた大事な玉ねぎの苗を、こーぎー家の庭で100程植えます。
土に棒で5センチほどの穴をあけ、苗の根っこが下になるように、細い棒に持ち替えて根っこを入れ込み土をかけて固定します。
ツレが作業のレクシャーを受けておりますよ。
穴の真ん中にちょこんと立った草。
これが玉ねぎになるのです。(たぶん)
土を根元に盛ってもう少ししっかりと押さえます。
よしよしよしっと。
最初は見ているか写真を撮るだけのつもりだったらっこも途中参加で一緒に作業しました。
「腰が痛えなあ」
「ううん、腰が……」
言い合う男性陣の脇で、一番年下のらっこ、足の付け根が突然つってしまい、『痛っ痛っ』と声にならない悲鳴を上げていたことは内緒です。(恥ずかしくって言えなかった)
「3人でやるとあっという間だなあ」
とこぎ叔父さん。
普段お一人で畑仕事をされているのでしょうから、たとえ素人でも人出が多いと作業ははかどるようです。
らっこが一気にズ……ボ、ズ……ボ、ズ……ボ、ボッと棒を使って土に穴をあけ、その穴にお二人が後から植えていくような分担作業。
穴に深く植えすぎてしまうとらっきょうのようになってしまうそうです。
「浅く植えたほうがいいよ」と教えてもらいながら、ツレから「穴が深すぎるよ」と苦情が入りました。(てへ)
穴が深かったのは、穴あけが面白くてつい、ぐいぐい棒を土に挿して調子に乗ったらっこの仕業でした。(ごめんなさい)
玉ねぎの苗、114本。(ツレがきっちり把握していた)
3人で40分かからずに植え付け完了です。
玉ねぎは、水やりも何もしないで放っておいて大丈夫なんだとか。
なんとまあ楽ちんではありませんか。
注意する点は、霜が立つと苗が浮かんでしまうそうでして、
「浮かんだら沈めてやればいいから」
とのことだったので、気温が下がるようになってからは見守りは必要そうです。
どんなふうになるのか想像がつかないのですが、まあ、きっとツレが良いようにやってくれるでしょう(人頼み)。
3月頃に1回だけ、苗の周りに3~4粒の化学肥料をまいてやればいいだろうとのこと。
葉の先に玉か何か※(なんて言っていたかな?)ができてしまったら、味が落ちるからすぐに取ってしまうようにと、収穫時期は3月から5月、倒れたらもうそれ以上育たないからとって食べればいいと、大体そんなことやら教わりました。
(追記:ネギ坊主だそうです。ネギボウズ)
農家出身のこぎ母は、こぎ叔父さんが畑仕事をしていることを嬉しく思うようです。
畑仕事が終ってみんなで休憩。
「私も畑できたんだけどねえ」
作業を眺めていたこぎ母が残念そうに言っていました。
こぎ母だってできないことはないのでしょうけれど、やってもらうとなるとまた準備やら着替えやらなんやらが大変だろうなと、なかなかあれこれ考えて結局見てもらうだけに……
やれないことはないんでしょうけどね。
ちょっと我慢してもらっていた方が安心なのです。
ではでは、収穫が楽しみです。
読んでくださりありがとうございます。