
上の写真はセルトレイで育苗中のそら豆。
夏のビールのおつまみの定番と言えば、ゆでたてのそらまめ!
そんな時代もありましたが、お酒をやめて6年、それまであまり口にしなかった甘いものを食べるようになりました。
お酒をやめても一向におなかが引っ込む様子はありません。
もともとの野菜好きは変わらずなので、夏に向けての野菜作りを進めています。
今年はスナップエンドウとあわせて、そらまめにも挑戦することにしました。
11/02:播種

畑のスペースの関係で、そら豆はセルトレイで育苗したあと、プランターで育てていきます。
種はタキイから購入したそら豆「仁徳一寸」になります。
芽と葉が出る「おはぐろ」という部分を下に、斜めに植え付けるのがそら豆の播種方法のようです。
調べると、お尻が見える程度に覆土するということでしたので、下の写真のような感じでしょうか。

我が家は玄関の前が山となっており、作物を食い荒らす害獣害虫の宝庫です。
下の写真のようにプランターの上にセルトレイを置き、不織布のプランターキャップでガードします。

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11/05:発芽の兆し

播種から3日目、ぱっと見なんの変化もないように見えますが、種子の背中が下の写真のようにぱっくりと割れてきました。

発芽まで水を切らさないよう注意ですね。
今回はホームセンターで400円ほどで売られていた、36穴5枚セットのセルトレイを使用したのですが、ペラペラで使いづらいです。
トレイごと液肥に浸す等を考えると、やはり有名どころのしっかりしたセルトレイがいいと実感しました。
11/06:発芽中?

播種から4日目、背中がぱっくり割れた種子が増えてきました。
そら豆の発芽には1週間から10日ほどかかるようなので、まだこれからですね。
11/07:発芽

播種から5日目、背中が割れた種子から芽らしきものが見えてきました。
これが葉になる部分でしょうか。
11/09:葉っぱの赤ちゃん

播種からちょうど1週間、31個蒔いた種子のうち、まだ発芽していないものがほとんどです。
背中がぱっくり割れているものが多いものの、なかなか発芽と呼べる状態にはなりません。
いくつかの種子に、葉っぱの赤ちゃんらしきものが見えてきました。
11/11:半分ほどが発芽

播種から9日目、31個の種子のうち半分ほどが発芽しています。
まだ、葉っぱと呼べる芽がでている種子はありません。
下の写真のように、「葉っぱかな?」という感じの種子がほとんどです。

11/13:ほぼ発芽

播種から11日目、31個のうち2個を除いて発芽しました。
播種の際、お歯黒を下にというのはどのサイトにも書かれていますが、くぼみを上にするのか下にするのかがよくわからず、今回はくぼみを上にして撒いています。

上の写真のように芽が出ているのでいいのだと思いますが、下の写真のようにちょっとおかしな芽の出し方をしているものもあります。

11/16:本葉展葉

播種からちょうど2週間、31個のうち発芽していないものが2つありますが、ほとんどの苗が本葉を開いてきました。
定植の準備を進めたいと思います。
豆系の苗の成長は本当に早いですね。
「たった1日でこんなに大きくなる?」って感じです。

11/17:定植

播種から2週間と1日、幅55cmのプランターに定植しました。
3本立てにする予定で、1つのプランターに6本定植し、3本間引きする予定です。
プランターはアマゾンでいい感じのものを購入しました。

上の写真のように本葉が2~3枚開いたころがそら豆の定植時期らしく、活着がよくなるよう液肥(花工場原液)も散布しました。
苗を大きく育てすぎてしまうと、定植時の活着が悪くなるようです。
また、セルトレイから根回りを崩さずに苗を取り出すのがなかなか難しいと感じました。
次回はジフィーポットを使うことにします。
11/22:間引き

播種からちょうど20日、育ちのいい苗を残し3本立てのプランターになるよう間引きをします。
下の写真のように、いずれの苗もしっかり育ってはいるので、間引きは切ないものですね。


3本に間引きし、農業系Youtubeで話題の「イネニカ」で軽く覆土しておきます。
イネニカは根の張る植物全般に、成長促進効果があるようです。
11/26:越冬の準備

そら豆はある程度の寒さに当てる必要があるらしいですが、冬の霜対策としてもみ殻を株元に寄せておきます。
豆類の植え替え時、根を傷めてしまうと著しく成長が悪くなるようなので心配でしたが、下の写真のように元気に育ってくれています。

12/08:成長点の摘芯

播種から1ヶ月と1週間、背丈15cmほどに成長しました。
脇芽を伸ばすため、下の写真のように成長点を摘芯しました。

12月の終わりには主軸を根元から切って越冬の準備完了です。
12/22:主軸の摘み取り

11/02に播種したそら豆は順調に成長しています。
脇芽が多いものだと3~4本出てきましたので、下の写真のように主軸を摘み取っていきます。

まだ脇芽が出ていないものもありますので、様子を見ながら順次主軸を摘み取っていく予定です。
そら豆の栽培には主軸を残す方法もあるようですが、今回は主軸を摘み取り脇芽を5本に整枝してみたいと考えています。
02/13:越冬

去年の11/02に播種したそら豆が、無事に冬を越せたようです。
1週間ほど前までは、まだ霜が降りていたのですが、霜よけにかぶせていたプランターキャップを今日から外しています。
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去年の12月には脇芽が2つ3つだった株も、脇芽が5つほど出ているものがあります。
成長が遅く主軸を根元からカットしていなかった株も、本日根元からカットして脇芽を伸ばすことにします。
下の写真のように、脇芽もずいぶん大きくなりました。

03/10:開花

上の写真は11/02に播種したそら豆。
可愛い紫色の花を咲かせようとしています。
窒素成分の少ない豆用肥料を株元にひとつかみ与えました。

下の写真のようなプランターの3本立てには、株間にひとつかみずつ。
背丈も20cmを超えるぐらいに、ずいぶん大きくなってきました。

03/31:整枝

11/02に播種したそら豆は、背丈が50cmほどになりました。
すべての株の脇芽が5本以上になってはいませんが、5本以上の脇芽が出ている株については整枝して5本仕立てにしました。
そら豆が紫色の花をつけるなんて、育ててみないとわからないことですよね。