ある日の夕食時、こぎ母(要介護1)に言われました。
「野菜は十分なんだけど、ちょっと、動物性たんぱくが足りないんじゃない?」
さすが、一家の台所を担う母ですね。
今は、主にらっこが食事の用意をしていますが、図星を突かれて以降、何かしら出すように意識はしています。
意識は。
実行できているかは別の話です(汗)。
「卵とチーズで動物性どーだー!」
な、ひと皿です。
レンジで卵チーズ
卵 4個
ピザ用チーズ 好きなだけ
黒コショウ 少々
ケチャップやマヨネーズ お好みで
レンジで卵チーズ
1.耐熱皿に、卵を4つ割り入れ、卵黄が破裂しないように、お箸で卵黄が崩れない程度に穴を開けます。
2.卵白の部分にピザ用チーズをたっぷりかけ、黒コショウを振りかけます。
3.電子レンジで、卵が好みの硬さになるまで温めます。
4.お好みで、ケチャップやマヨネーズをかけて召しあがれ。
耐熱皿に卵を割り入れます。
レンジで卵を加熱すると、白身が固まりすぎてお皿にこびりつくので、洗い物を楽したいらっこは、クッキングシートをお皿に敷いてみました。
シートを敷いた方が楽なのか、変わらないのか、イマイチ差がわかりませんが、敷くだけ敷いて作ります。
黄身を2~3か所、お箸でブスブス刺しておきます。(破裂予防です)
ピザ用チーズを振りかけます。
びよ~~んと伸びるチーズを食べたい気分だったので、たっぷりかけました。
黄身が見えたほうが出来栄えがきれいかと思い、白身の部分にだけかけてみました。
が、できあがってみると、あまり意味はなかったっぽいです。
いいんですけど。
使っているピザ用チーズ、らっこは、お徳用のたくさん入っているタイプを買って、冷凍庫で凍らせて保存しています。
凍ったままで振りかけています。
できれば出来立て(温めたて)を食べてもらいたいと思い、食べてくれる方たちの準備ができるまで、10~20分くらいでしょうか、ラップをかけて待っていたら、凍っていたチーズが溶けていました。
500Wの電子レンジでひとまず2分、温めます。
どうでしょうかね。
外周は白身が固まっていますが、中心部分はまだ加熱が足りないようです。
追加で1分。
今度はどうでしょう。
よさそうですが、やはり中心部分が気になります。
一度に卵4個も使って作ろうとするから、温まり方にムラができてしまうのだと思います。
4人で卵は1個ずつ食べたいから、卵1個ずつ、4回温めるのはちょっとなぁ……らっこは……いつかそういう日があってもいいかもしれません。
追加で30秒かけました。
どうですか?いいと思いますよ?
ラップを外します。
温かいうちにいただきましょう。
「いただきます」
スプーンで適宜、卵黄を中心に4人で取り分けます。
らっこはごはんにのっけて、大好きなケチャップをしこたまかけていただきました。
ぐふふふふ。
美味い。
レンジで卵チーズの余談
こぎ母が料理のすべてを作ってくださっていた頃は、肉を食べた次の日は魚を食べて、魚の次の日は肉を食べて……そんな感じだったようにも思い出されます。
が、らっこ、動物性食品は、「食べなくてもいいもの」という思いがありまして、どちらかといえば、野菜をせっせと使って作っていました。
どういう食生活が正しいか、正しくないのかをここで論ずるつもりはさらさらありません。
わかっていることは、肉や魚を「調理」することが、らっこは苦手ということです。
珍しく焼き鳥を買って帰って食べた日、こぎ母が、レバーにとても食いついていたので、スーパーで豚のレバー(の塊)を買ってもらったことがありました。
「レバーがありますよっ」とツレに言って選んだのはらっこなのですが、はじめからなんとなく感じていて、「私、レバーを料理できる気がしません」とツレには伝えていました。
「それなら俺が作るから大丈夫だよ」と言ってもらえたので、買って帰り、どうやって食べるのかレシピを検索して調理画像でレバーを眺めていたら、なんと言いますかもう、面倒くさいことにしんどくなってしまったのです、からだが。
首の後ろの襟足の辺りがきゅ~~~っと締まってくるような違和感。
これはだめだ。
ツレに、「やっぱりできそうにありません」と伝え、ツレがレバー焼きを作ってくれました。
おいしかったので食べられましたが、次があっても、やはり調理できる気はしません。
肉。
ですが、食べてくれている人たちの栄養面とか考えたら、こぎ母の言う通り必要だったりもすると思うので、せっせと自分で触れる部位のお肉やら何やらで、「動物性たんぱく」、食卓に並べていこうと思っている次第です。
卵は大丈夫。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。