ん?玄関が妙に明るい?
散歩で通りがかったあるお家の前でふとした違和感を感じて目をやると
迎え火を焚いていました。
7月13日。
お盆なんですね。
小学生くらいの男の子が一人玄関の前で火の番をしていたようで、「アチチアチッ」と声が聞こえたので、おばちゃんちょっと火傷の心配しましたよ。(黙って通り過ぎたけど)
らっこの実家では、お盆は8月。
7月にお迎えするという習慣に馴染みがなくてなんだかハッとしました。
前の日に、こぎ父が出かけた先の駅前の花屋さんで木の棒を見かけたと、バスでも木の棒を持っている人が何人かいたんだと話していました。
お盆の時に使う木の棒を何というのか思い出せなかったらしく、なんだっけ?なんて言うんだっけ?としきりに気にしていたので、ツレが調べてくれました。
「オガラ」というそうです。
麻の茎の皮をはいだ部分だそうで、らっこはこちらも馴染みがありませんでした。
母方の実家では(ちょっと記憶に自信がありませんが)白樺の木の皮を燃やす習慣(?)風習があったような気がします。
スーパーにも売っていましたが、庭の木の皮をはがして燃やしていたような記憶です。お墓で。
送り火の時は家の前だったかな……?
白樺は油を多く含んでいて燃えやすいのだと聞いたような記憶も。ぼんやりと。
らっこが知らなかっただけで、あちこち今夜は火がともされていたのでしょうね。
こーぎー家では7月も8月も特にお迎えもお見送りも何といったことはなく、こぎ父が毎日お仏壇にお茶っこをお供えしてくださっています。
今夜のこーぎー家の玄関前では
ツレがセットしてくれた蚊取り線香を焚いていますので、小さくて目立ちにくいですがよかったら目印にどうぞ。(誰に言っている?)
毎日焚いているせいで、いつ送るのかわからなくなりそう……
読んでくださりありがとうございます。