要介護2のこぎ母が、ショートステイを利用するようなった時のお話しの続きです。
前回は、こぎ母が帰ってきたところまで書きました。
施設は「バナナ苑」と呼ばせていただきます。
今回は帰ってきてからのお話です。
前回のお話しはこちら。
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ショートステイ。初めての2泊3日①|らっこ
要介護2のこぎ母が、ショートステイを利用するようになりました。 施設は「バナナ苑」と呼ばせていただきます。 初めての時は1泊2日。 お試し利用といった感じで1泊お世話になり、また利用させてもらおうと、 ...
こぎ母がバナナ苑での2泊3日のショートステイから帰って来ました。
こぎ母が車から降りきる前に、先にこぎ父とスタッフの方とで貴重品(保険証など)の確認や書類に必要なサインを済ませていました。
初めて利用したときに送りに来てくださった方は、こぎ母が家に入ってから書類を出したんだっけかな?
人ひとりの送迎に使うには大きすぎやしないかと思う送迎車から、少し硬い表情で降りてきたこぎ母。
らっこは目撃していないのですが、車が大きくて段差が高いのか、降りようとしたときに車内にお尻をついてから降りたのだそうです。
段差が高いと思って安全に降りるために自分からお尻をついたのか、力が抜けて尻もちをついてしまったのか、ちょっと理由は分かりません。
「施設が大きくなると車も大きくなるのかね?」
そんな話をツレとしました。
車の乗り降りもリハビリの一環なのでしょうか。
玄関の外、車に乗り込もうとしたスタッフの方へ恭しくお礼を伝えるこぎ母でした。
車を見送り玄関へ入るとさっそく気が付いたことがいくつか。
目ヤニ
ボタンの掛け違え。
靴下の上下(前後?)逆。
家に上がる前にこれだけ気が付いたことがありました。
間違い探しのお題か何かですか?
顔を洗わずに帰ってきたのか。
着替えの動作を見守ってもらえなかったのか。
今は杖もつかずに一人で歩けるこぎ母ですが、脳出血の後遺症で高次脳機能障害が残りました。
空間の認知が上手くできないなどの症状があり、服の前後の判断などはとくに難しいようです。
着替えの動作自体はひとりでできるものの、この服の前後ろがどうとか、次は何を着たらいいのかとか、着替えの見守りは必要な状態であることは、事前の聞き取りで伝えていました。
ひとりでできるけどできないよって。
伝えていましたが、動作の見守りはしてもらえなかったのでしょうか。
分かりませんねえ。(尋ねてもいいことなのでしょうか)
こぎ父が見守ることと施設の方が見守るのとでは、こんなに違うのかと。
初めて利用したときは1泊2日で入浴がなかったこともあって着替えもなく、出かけた時と同じ服装で帰宅していました。
2泊3日で今回の宿泊は入浴もあったので着替えているのでしょう。
発見でした。着替えの見守りはしてもらえているのかよくわからないぞ。(メモメモ)
なんだか少々ぼんやりとしているこぎ母をこぎ父が部屋に誘導して、まずは着替えやらなにやらです。
持ち帰った洗濯物は、ツレが洗濯機へ。
ここでも発見がありました。
つづく。