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【尾西の五目ごはん】非常食の食べる練習

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非常食は備えていますか?

こぎ父とこぎ母が備えてくださっていた非常食が入れかえのタイミングになったので、新しく買い換えました。

古い分は非常食を食べる練習のつもりでみんなで消費しています。

水かお湯を注いでしばらく待つだけで食べられるという簡単な非常食ですが、らっこは食べたことがあまりなかったのでいい練習になりました。

こぎ父にも作る練習をしてもらい、味もわかったので経験値としての備えもできました。

まだ食べたことがない人の参考になるかもしれませんので、簡単なレポートです。

 

今回のレポートは尾西の五目ごはんです。

1パック100g入りで、できあがりが260g。

[お茶碗軽く2杯分]と分量の目安が書いてあります。

たくさん食べる人とまあまあ食べる人とそこそこ食べる人と少な目に食べる人が揃ったこーぎー家では、4人で2パックが1食分かな?といったところです。

食べ慣れない非常食だと、どのくらいのボリューム感なのかもグラムで言われてイメージできる人ならともかく、らっこのようにさっぱりわからない人にはやっぱり食べてみることが一番ですね。

ただし、非常時をイメージした食事をしようというのではなくて、普通の食事で非常食を消費しようという趣旨なので、五目ごはんのほかに茹で卵1個付きのサラダと、スープも普段通り添えています。

サラダとスープを含めて4人で2パックなので、サラダやスープを用意する余裕がない状況だとしたら、2パックだと足りなそうだとも記録しておきます。

 

参考に、らっことは異なり、たくさん食べるひと・ツレはキャンピングカー暮らしの頃にはよく同じ非常食を食べていたそうで、ひとりで1パック・260gを1食で食べ切っていたそうです。

残しておくほどの量でもないし、カラダもよく動かしていた頃だったから1パック食べられていたそうです。

そこそこ食べる人・らっこは、ひとりで1パック全部はほかに付け合わせが何もなかったとしても、結構時間がかかるだろうなと思います。

1食+軽い間食分くらいにはなるんじゃなかろうかと。

 

作り始める前置きが長くなりました。

さっそく作りましょう。

作り方はパッケージに書いてあります。

必要な水は1パック当たり160mlです。

何で読んだか忘れてしまったのですが(通販サイトの案内文かな…?)、水(注いで60分)て食べるより、お湯(注いで15分)の方がおいしく食べられますよ、みたいな文言を読んだ覚えがありまして、お湯を簡単に沸かせる状況ですのでお湯で作ります。

2パック分のお湯をやかんで弱火で沸かします。

強火で一気に沸かすのももちろん構わないのですが、らっこは

強火で急速に沸かしたお湯よりも、弱火でじわじわ沸かしたお湯の方が冷めにくい

という嘘か本当かわからないようなことを信じているので、できるだけ冷めにくい(もちろん冷めないわけではありません)お湯を作るために弱火で沸かします。

 

切り口から袋を開けて、まずはスプーンと脱酸素剤を取り出します。

お湯を注ぐ前に袋が安定した形になるように、袋の底をよく広げるのですが、写真を撮るために先に安定させています。

開けるとスプーンはすぐに見つかりますが、脱酸素剤はお米の隙間に潜り込んでいる確率が高いです。

スプーンでかき混ぜて探します。

ありましたありました。

お湯を注ぐ前にもう一度、底をよく広げます。

さすがと思うのが、袋を開いた内側にも説明がイラスト付きで印刷されています。

親切大切ありがとうございます。

本当に初めての時でも大丈夫、大丈夫。

お湯を注ぐときに注水線が見やすいようにスタンバイ。

 

ちなみに、アルファ米という乾燥米はこんな感じ。

これが5年前のお米なんだというのだからなんだかすごい。

ありがとうございます。

 

弱火でじわじわ沸かしたお湯を注水線まで注ぎます。

線にぴったり合わせて注いで作ると、どうにもらっこのイメージするごはんとしてはかためにできあがってしまうようだったので、線よりも気持ち上まで注いでいます。

かたすぎて食べにくいご飯よりは、やわらかい方が安心です。

お湯を注いだら、味をごはんに馴染ませるようにかき混ぜます。

かき混ぜ忘れて作ってしまったこともありましたが、かき混ぜるようです。

味の違いは、意識して食べなかったのでよくわかりません。(たぶん違うんでしょうね)

あとはもう、袋のチャックを閉じて待つだけです。

おいしくな~れ。

 

お湯で作っているので15分です。

 

オープン!

弱火でじわじわ沸かしたお湯だからかどうかはわかりませんが、15分たってもカメラのレンズが曇るくらいには温かさが残っています。

軽く全体をほぐすようにかきまぜて完成です。

らっこは器に取り分ける前提なのでヘラを使って混ぜています。

付属のスプーンで混ぜるよりも楽です。

器によそっていただきましょう。

パッケージの写真よりもごはんの色が全体的に茶色いのはなぜでしょう……?

洗い物を減らすため、らっこは袋のまま付属のスプーンで食べます。

スプーンの持ち手と袋の高さが同じくらいなので食べにくいため、

こんな風に袋の口を折り返して食べるらっこでした。

 

「いただきます」

 

「……ん?味噌みたいな?何か発酵したような味がする?」

味を疑ったのはツレです。

こぎ父とらっこは

「おいしいね」

「おいしいですね」

「味噌味?椎茸の黒いのじゃないか?」

「油あげが真っ黒ですね。こんにゃくも黒いです。何の色でしょう」

こぎ母は

「おいしいねえ」

 

味噌っぽい味はらっこも感じましたが、総じて味がしっかりと付いていておいしくいただきました。

身もふたもないことを言えば、当然普通のお米から炊いて作った五目ご飯の方がふっくらと炊きあがっておいしいとは思いますが、長期保存できる非常食としてこの手軽さでこの味だったらありがとうございますですよ。

袋の写真で見るほどにはふっくらとしたご飯ではありませんが、かために炊いたご飯で握ったおにぎりをほぐして食べているようなとでも言いましょうか。

期待しすぎても仕方ありませんが、非常時だったら混ぜご飯の味がしっかり付いているのは食欲も出てたくさん食べられるかなあとか思います。

追記:
つまるところ、お湯が少ないと味も濃くなってごはんもかたくなるのかと。

かたくならないようにと思ってお湯をたっぷり入れると、ごはんはやわらかいけれど味も控えめで味噌っぽさはそんなに感じないできあがりかと。

ツレからは、かための味噌っぽい味も少々不評でしたがやわらかくて薄い味も少々不評。涙

ツレは何度も食べていておいしい味を知っているからか基準が厳しいよう。

「せっかくおいしいんだから、らっこが楽できるように普段食の中の非常食に備えて買っておいてもいいんじゃない?」

とツレが言ってくれたのですが、5年保存できる高価な食品をローリングストック(多めに買って遣いながら備える)する気は起きないらっこでした。

5年後また食べるのを楽しみにしていようかと。

非常時の本番が来ないでくれるに越したことはないのですが、それでも備えておこうと思います。

ごちそうさまでした。

 

おいしかったです。

 

読んでくださりありがとうございます。

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