こぎ父とこぎ母には、旅行先で知り合ったという旅友ご夫婦がいらっしゃいます。
出会ったのは10年以上前のようですが、今でも連絡を取り合っており、こぎ父がお電話で話をしたら、旅友ご夫婦のご主人がご自宅の庭で育てたじゃがいもを送ってくださるとのことだったそうです。
そんなわけで、上の写真が届いたじゃがいもです。
4品種のお芋を入れてくださっていたようで、品種名と特徴がわかるように切り抜きか何かのコピーも入れてくださっていました。
中でも、皮が黒いじゃがいもはらっこ、初めてでした。
こぎ父がかけたお礼の電話で、らっこも変わってもらって食べ方を教えていただいていました。
皮が黒っぽいじゃがいもは、
- チンして塩コショー
- 煮物には向いていない
- カレーには合う
そんな風に教わりましたので、さっそくカレーでいただくことにしました。
皮が黒くて中身は紫色のシャドークイーン。
皮をむくと出ました!紫色!
中まで紫色です。
カレーには、ナスとシャドークイーンを入れてみたのですがどうでしょう。
味は難なくおいしくいただきましたが、見た目はナスに負けるというか、ルウの中でじゃがいもどこに行った?状態でちょっと失敗だったかなと後悔。
せっかくの珍しいじゃがいもの見た目が生かせませんでした。
味の方はですね、特段のホクホクではないものの、メークイーン程煮崩れしにくいということもなく?しっとりとホクホクの中間くらいのような?そんな印象でした。
その後は、一番お芋の味を堪能できる食べ方じゃないかと、結局レンジでチンして蒸かし芋にしていただきました。
せっかく頂いた自家製のお芋ですので、お鍋で蒸かして時間をかけて調理すればおいしかったのかもわかりませんが、文明の利器に力をお借りしました。
見た目の色もこうやっていただくとよく分かってよかったです。
いつも行っているスーパーでは買えない紫色のじゃがいも。
焼き芋が大好きなこぎ母の目には、薄暗い皮がさつまいもに見えてしまったらしく、ほんの少しだけがっかりさせてしまったようでしたが、「皮はかたいけどおいしいよ」と食べていただけました。
とにもかくにも『名前』や『言い方』が気になるこぎ母。
さっそくこぎ父に名前を質問します。
こぎ父もらっこと同じで紫色のじゃがいもは初めてだったようです。名前がわかりませんね。
こぎ父に紫じゃがいもの品種名をこっそり伝えました。
すぐ隣のこぎ母にもらっこの声は聞こえているのだろうとは思うのですが、こぎ母はこぎ父から教えてもらいたいのだろうと考えています。
こぎ母は「サトウキビ!」を何度か繰り返して、こぎ父が文字で書いて見せたところで聞き取れた(?読み取れた?)ようでした。
聞き取れないらしい言葉に関しては、最初から書いてあるのを読んでもらうのがこぎ母にはわかりやすいようです。
実は、お二人の旅友ご夫婦が送ってくださったのはじゃがいもだけではなくてですね
こんなにたくさん野菜もお菓子も送ってくださったのでした。(写っていませんが玉ねぎも入っていました~)
ありがとうございます!
どうやっていただこうかと嬉しい悲鳴を上げつつも、ぜーんぶおいしくいただきました。
シャドークイーンと黄色いズッキーニが初めての野菜で嬉しかったです。
「茹でてから紫色に染めたの?」
こぎ母には珍しすぎて、シャドークイーンの紫色が天然(?)野菜由来の本物の色だとなかなか実感できなかったようです。
こぎ母のサトウキビ――じゃなくって シャドークイーン、初めて物語でした。
読んでくださりありがとうございます。