2021年9月20日月曜日は敬老の日でした。
こぎ父は前の週に抜かりなく。
こぎ母の恩師宛てに、こぎ父が贔屓にしているお菓子屋さんのお菓子を注文していました。
老人が御老人を敬う…
こぎ母の要介護に感染症の蔓延やらなんかで、なかなかいつお会いできるかわからないこぎ母の恩師は御年99歳。
こぎ父は、折を見て贈り物をして喜んでもらおうとお考えのようです。
9月20日の敬老の日よりも随分早くに届くのではないかしらんと思って電話の声を聞いていたのですが、電話を切ったこぎ父からは「9月15日に届くって」と聞きました。(自宅用にも注文してくださったのです)
9月15日!
ハッピーマンデーが始まって祝日が月曜日に変動するようになったのが2003年だったそうで、前年までの敬老の日が9月15日ですね。
毎年変わる「敬老の日」とは別に、9月15日が「老人の日」と制定されていたということを今回調べて初めて知りました。(メモメモ)
お菓子屋さんは、たまたまなのか意図してなのか「老人の日」にお菓子が届くように手配してくださったみたいです。
ご年配の方にとってはもしかすると、「老人の日」の方が「敬老の日」として認識されている方もいらっしゃるのではないかしらん。
そんな敬老の日はこぎ母のデイサービスの日。
こぎ母が通うデイサービスでは、敬老の日になると御祝い御膳を用意してくださり、連絡帳とは別で報告してくださるのです。
コチラ2年前。
1年前はこんな風。
今年もデイサービスでお祝いをしてくださったようです。
お家ではこんなに素敵な御膳なんて作れませんもの。
それで何がすごいと思うって、毎年このお祝いカードもデザインから何から新しく作り替えてくださっているようで、すべて違うのですよ。
1年に1回の行事、用紙のサイズや文言のフォーマットを作って使い回しにしたっていいでしょうに、施設の方はよっぽど飽きっぽいのでしょうか。(笑)
帰宅したこぎ母の記憶には、もうご馳走をいただいたことは消えて流れてしまっているようでした。
本人が覚えていてもいなくても、こんな風にしていただいて嬉しくってありがたいです。
2年前のらっこぎを読み返してみたら、その日のこぎ母はごちそうを食べて帰ってきたことをしっかりと覚えていたようでした。
2年でそれなりに変化があるのですね……たまたまだったりもするでしょうけれど。
こぎ母がデイサービスから帰る少し前のこと。らっこが夕飯(通常営業)を支度しながらこぎ父とおしゃべり。
「今日はどんなご馳走をいただいてくるんでしょうね?」
「ん?ご馳走?
何かあるんだっけ?」
あれっ?
「あのう、敬老の日にはいつも御祝い御膳を用意してくださっているじゃないですか?」
「ああ~?そうだっけ?」
こぎ父の記憶にも、敬老の日のデイサービスの御膳は印象が薄かったのでしょうか。
こぎ父はらっこを疑ったのか(たぶんそういうことじゃない)去年までに作っていただいたカードをみつけて「そうだったそうだった」と思い出していたようです。
こぎお兄さん(ツレ・こーぎーのお兄さん)が贈ってくださった名古屋のお煎餅屋さんの豪華なお煎餅もみんなでいただきました。
かーわいいー。写真に撮るのも食べるのももったいないようなお煎餅でした。
アマエビを丸ごと1匹お煎餅にしたようなのもあったりして、リスだ栗だなんだといろいろ言い合いながら楽しませていただきました。
こーぎー家のご老人お二人へ。
いつもありがとうございますと、どうぞ元気でいてくださいと。
口に出しては言わないけれど、心で思った敬老の日でした。
読んでくださりありがとうございます。