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秋のお彼岸。おはぎが一向に上達しないらっこ

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2021年9月の第4週は、敬老の日に始まり十五夜さんと秋分の日とイベントが目白押し。

敬老の日にはらっこは何もしていませんが、十五夜さんのお団子に、調子に乗って作った昼食用の白玉団子、秋分の日にはやっぱりおはぎが食べたいじゃないか!(らっこが)。

なんだかお餅ばかり食べる週になりました。

自分で参考にするおはぎのお団子はこちらの分量です。

きな粉と黒ごまのぼた盛、あんこ入りです。
【やわらかぼたもち】春のお彼岸。秋のおはぎが楽しみ|らっこ飯

2020年3月20日。 春分の日で、春のお彼岸でした。 炊飯器で炊いたもち米は、やわらかすぎて、失敗。 と見せかけて、高齢者が食べるにはいいやわらかさなんじゃないかという仕上がり。 『秋のお彼岸のおは ...

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らっこはおはぎを4人で食べるお昼ご飯として作っています。

もち米を買い足ししておかなかったために、今回の分量は

もち米 0.9合
うるち米 1.1合
(合わせて2合・浸水30分)

もち米が半分以下の割合になりました。

炊飯器で普通に炊きます。

ご飯が炊ける前にあんこをこしらえましょう。

あんこは茹であずき缶(430g入り1缶)を煮詰めて水分を飛ばして使いました。

(いつかは自分でお豆から煮てみたい)

焦がさないようにかき混ぜていると、どんどん小豆の粒が潰れてしまう現実。

水分の飛ばし加減にいつも悩みます。

経験値と勉強が足りませんが、毎回なんとか食べられています。

フライパンで煮詰めたのですが、このまま放っておくとあんこの表面が乾燥してしまいます。

小ぶりな容器に移してラップで表面を覆い、氷水で冷やしてみました。

この工程って必要でしょうかね?(誰に聞いている)

秋のおはぎなので粒あんでいただきます。濾さないで煮詰めるだけです。

あんこのほかには きな粉と黒ごまを用意します。

きな粉には、きな粉の半量程度の三温糖とひとつまみの塩を加えて、黒ごまには塩をひとつまみ加えました。

お皿の上にひろげたラップの上に準備しています。

こうしておけば、ラップ越しに包むように作業できるんじゃないかと考えてのラップでしたが、こちらのラップはしいて正解でした。

お皿も汚れませんし、作業がしやすく感じられました。

お湯を注ぐだけで完成するスープを準備しておきます。

乾燥ワカメとシジミが入ったスープの素に、とろろ昆布・練り梅・生姜(チューブ)としょう油とだしの素を少々。

甘いおはぎと一緒に食べるしょっぱい海藻スープです。

ご飯が炊けたらお団子にするためにこねて半殺しにします。面倒がってボールやすり鉢に移し替えることもなく、すりこ木も出さずにヘラでコネコネ。

そう簡単に米粒が潰れるわけもなく、

このくらいでいいかと思って写真に撮ったらまだまだ全然潰せていませんね。

らっこのお腹が空いていたのとお昼ごはんに間に合いそうになかったのでこのまま俵形のお団子にしました。

分量の水が多いのかコネが足りないからか、やわらかいのですが非常にべたつきます。

手水はしっかりとしょっぱさを感じる程度の塩水を使いました。

お米を炊く時に塩を入れ忘れていたからです。

ほんのり塩気を感じられるくらいのおはぎが好きです。

一通りまるめてバットに並べてみました。

不器用大爆発。

お団子がべたべたくっつくのでバットにラップをしいて並べてみましたがこれは失敗。

ラップにくっついてしまって作業しにくいなんてものじゃありませんでした。

こういう場合はクッキングシートが正解だったろうと後から気が付くらっこです。

極めつけは、バットに薄く油を塗っておくとかでしょうか。(そこまでしなくてもいいかな)

 

ぶつぶつお団子をおはぎにしていきましょう。

冷ましておいたあんこもべたつくので、ラップで包むようにして作ります。

お菓子屋さんのホームページで読んだ作り方では、ラップではなく濡れ布巾を使っていました。

そういう作り方に憧れます。(ラップを使うけど)

平らに薄く広げたあんこの上に握ったお団子をのせまして、ラップごとくるりと

包んでこれ??!

お皿に接する底の部分には、あんこは付けなくてもいいと考えるらっこですが、もうちょっと見た目を調えまして、

お仏壇用にまず一つ、きれいなお皿によそってお供えします。

何個かあんこで包みましたら、きな粉と黒ごま用に今度はあんこを包みます。

丸めたお団子を手のひらでぺったんぺったん薄く広げて、あんこをのせたらキュキュット包むと……

あんこがはみ出して包めませんでしたーの図……

なんじゃこりゃ。

ごはんが潰しきれていないからかもち米の割合が少ないからか、お餅のようには伸びないようにも感じました。

何個も握っているうちに上手に包めるようになるだろうと思いながらキュッキュっ続けて

まったくあんこ包みが上達しないうちにすべて包み終えました。

なんだかもうお腹が空いちゃって、時間も時間だったりしまして、まさかのこの状態で完成ということに。

みなさんを呼んで、お仏壇でチンしたおはぎもおさげして、いただこうじゃありませんか。

バットのままで、きな粉と黒ごまはセルフサービスです。(雑だなおい)

 

いただきます!

いくらなんでもあんこが足りてない感じでもいいのよ。(いいのか?)

お団子のいびつさが隠せません。

形が歪でも、黒ごまときな粉はラップの効果か、たっっっぷりまぶせました。

これは嬉しい。

ごまの中に包んだあんこです。

これがおいしい。

 

食感に関しては、やわらかくて食べやすいことは間違いありませんが、食べてみると目よりも舌が余計に感じる潰しきれなかったごはんの粒粒感。

粒の存在感が強くてお餅っぽさよりもごはんのように感じられてしまいました。

みなさんは何も言わずに食べてくださいましたけどね。

今度があればもっとちゃんとこねるようにご飯粒を潰して、全量もち米で炊いたご飯で挑戦してみようかという気分です。

あんこ餅好きのこぎ母は、目の前に3種類のおはぎがあろうとも、

あんこ一筋でした。

ぶれない。お見事。

それならあんこおはぎだけ作ればいいような気もしないでもないのですが、

きな粉も黒ごまも需要があるのでした。

今度は、もっとしっかりじっくり作って、おいしいおはぎが食べたいよー。

それでもやっぱり買ったおはぎではなくて作って食べようと思うのは、ツレが、こぎ母が、こぎ父が喜んで食べてくださるからなのですね。

いつもいつも、甘えさせていただいています。ありがとうございます。

ええ、今度こそは生涯で一番おいしいおはぎを作るつもりで作ろうじゃないかと、今この瞬間は確かにそう思って筆を閉じます。

ごちそうさまでした。

読んでくださりありがとうございます。

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