ごはん らっこ飯

一月七日 七草粥をいただく|らっこ飯

らっこが炊いた七草粥です。

年明けに入ったスーパーの折り込みチラシに、「1月7日は七草粥の日」と、春の七草をパックに詰めたセットが掲載されていました。

399円(税抜き)

よし。

5日の日曜日に買いに行きました。

本日1月7日。

さあ。

七草粥をいただきます。

七草粥

お米 2合
はとむぎ(炊飯器炊き用)1袋(無い方がいいかな)
七草 1パック
水 2リットル
差し湯 200ml

4人分で、2回食べるつもりの分量です。

らっこ、七草粥を作る

七草粥です。

1.米とハト麦を研いでざるに上げ、20分置きます。

2.七草を、塩を入れた熱湯(分量外)でさっと茹で、細かく刻みます。

3.鍋で水 2リットルを沸かします。

4.強火で沸騰させたところにお米を入れ、やさしく混ぜます。

鍋の中でお米が片寄ってきたら、ならすようにやさしく混ぜます。

※お米を入れて3分たつ前に噴きこぼれそうになったら火を少し弱める。

5.お米を入れて3分後、強めの中火(お米が軽く踊るくらい)にします。

6.お米を入れて11分後、差し湯(200ml)を入れて混ぜます。

7.お米を入れて15分後、七草を加え、鍋肌をなでるように混ぜて火を消し、ふたをして3~5分蒸らして出来上がりです。

 

お粥の炊き方は、NHKのためしてガッテンで紹介されていた、京都のお粥の作り方にならっています。

作り方を調べずに作った、らっこのお粥エピソードはこちら

お粥の作り方は調べ直しましたが、七草を入れる場合の作り方ってわからなかったので、なんとなくです。(ザ・らっこ飯)

●ざる上げした米を、熱湯に入れる。

●途中で差し湯をする。

●フタはせずにときどきかき混ぜる。

●最後だけフタをして、蒸らして完成。

この流れの中に、七草を挿入します。

お粥だけなら、お米をざる上げする時間(20分)と、お米を熱湯に入れてからは、およそ20分で炊きあがります。

「フタをして、弱火で放置」する作り方ではないので、放置できない代わりにあっという間にできあがります。

ところがどっこい。

完成してから1時間半以上たってから食べることになりました。

まあ、そんなこんなですが、「七草粥を食べる日に七草粥を食べられて嬉しい」

とこぎ父とこぎ母が喜んでくださったので、もう、それで、いいかな。

 

===

まずは、お米2合を研ぎます。

せっかくなので、こぎ母が料理を全部していた頃には、健康のためにと毎回使っていたらしいハトムギも入れました。

炊飯器で炊けるハトムギです。

賞味期限が1月8日だったのです。

白米と一緒に研いで、炊飯器で炊けるハトムギ。

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今は、普段のお米研ぎはこぎ母がやってくださっているのですが、ハトムギは入れていません。

お米以外のものを入れたり、水の量を少し増やしたりする必要があるハトムギは、つまるところ、「ああしてこうして」と説明をするのが大変なので、ないことにしています。

らっこが思いついたときに、時々入れる程度なのですが、せっかくなので入れました。

ざる上げしているお米です。

白米と一緒に普通に研いで、ざる上げしておきます。(20分)

乾燥を防ぐため、濡れ布巾を被せておきました。

お鍋にお湯を2リットル沸かしておきます。

七草を茹でる用に、小鍋にもお湯を沸かします。

 

ざる上げしてお湯を沸かしている間に、七草を茹でます。

 

今日の主役の七草です。

春の七草パックです。外観

こんな便利な商品があるなんて、知りませんでした。

売れるのかしら?売れたのかしら?

写真だと、キッチンペーパーで中が見えませんね。

中身はこんな感じです。

春の七草パックです。中身

買ったのが5日。

食べる7日までに葉っぱがよれよれになってしまうんじゃないかと心配になり、カブと大根の茎を切り分けて、軽く濡らしたキッチンペーパーを被せておいていたのでした。

その効果かどうか、葉っぱはヨレヨレしていません。

もう新鮮とは言えないでしょうけど、まだ元気そうでよかったです。

 

このパックよりも一回り大きいサイズも売られていましたが、100円か200円くらい高かったのかな?

4人で食べるならこれでいいかな?と、小さいパックを選びました。

洗います。

七草を洗っています。

カブと大根くらいしか、らっこには区別がつきません。

何亜kの葉っぱばぽろぽろ残っています。

あらら。

何の葉っぱが落ちてこうなっているんかしら?

はこべら?

洗いながら、7種類かぞえてみたらよかったでしょうに。

らっこの植物愛のボリュームでは、7種類確認できませんでした。

七草パックの裏面です。

容器の裏には、七草がゆの作り方と、七草の名前とイラストが載っていました。

丁寧で嬉しいですが、これを見てもわからないのがらっこです。

せりがわからないんだから、重症だな、と、自分でも思います。

なずな(ぺんぺん草)は見ればわかるかと思ったのに、わかりませんでしたわ。

七草をさっと湯通ししています。

小鍋に沸かしたお湯に塩を加えて、さっと茹でます。

カブの茎を茹でています。

すずな(カブ)が一番大きな葉っぱでした。

まな板の上の七草です。

茹でるとなおさら区別できません。

こんな自分が寂しいですが、ちゃっちゃと刻みます。

刻んだ七草です。

小鉢にこんもり。

根っこが付いているのがせりだったのでしょうか。

切り落としちゃいましたけど。

すずな(カブ)とすずしろ(大根)の茎以外はどうしたものやら?

どうするものなんでしょうか。

誰か、お粥には入れなくていいんだよって教えて(懇願)。

 

とりあえず、粗いみじん切りにして、お粥に入れることにしました。

刻んだ七草です。

 

お粥を炊き始めます。

お鍋のお湯を強火で沸かして、お米を入れます。

差し湯用のお湯、200mlも沸かしておきます。

(らっこは、20分かけて弱火で沸かして、入れる直前に強火にしました。

お鍋に説明書があって、本来は、火力は中火まで、強火不可なお鍋のようなのです。

強火でも使いますけどね。

こぎ母もこぎ父もガンガン強火使いしてます)

熱湯にざる上げしたお米を入れたところです。かき混ぜています。

お米を入れたら、米同士が引っ付かないように、やさしく混ぜます。

鍋の中でお米が片寄ってきたら、均一にするようにやさしく混ぜます。

お米を入れて3分後、強めの中火にします。

お米が軽く踊るくらいの火力でいいそうです。

お米を入れて、3分たつ前に噴きこぼれそうになったら火を少し弱めたらいいそうです。

今回は、米2合に対してお鍋が大きいので、噴きこぼれる心配はなさそうです。

炊き始めたお粥とカブと大根です。

火を弱めたところで、忘れないうちにカブと大根を加えておきます。

炊き始めたお粥とカブと大根です。

カブって浮かぶんですね。

かぶだけに。

 

お米を入れて11分後、差し湯(200ml)を入れて混ぜます。

お粥に差し湯をしています。

粘りが多くなりすぎて、お米同士が引っ付きやすくなるのを防ぐためのお湯だそうです。

お粥を炊いています。

鍋底や鍋肌にお米が引っ付いてしまわないよう、ときどきはがすようにやさしく混ぜます。

お米を入れて15分後、七草を加えました。

七草を加えたお粥です。

鍋肌をなでるように混ぜて火を消して、ふたをして蒸らしに入ったのですが、このときらっこ、七草をかき混ぜなかったんですね。

かき混ぜましょう。加えたときに!

3分から5分蒸らせば、完成です。

蒸らしも5分で完成するというのですが、この日、こぎ父とこぎ母が歯医者さんに出かけていたので、帰りが何時になるかわからなかったのですね。

とりあえず作っておいて、先にツレと食べてもよかったのでしょうけど、ツレが、せっかくだから待とうと言うので、待ちました。

待っている間にお腹が空いたらっこは、冷凍しておいたお赤飯をふたつと、頂き物の柚子餡の最中をひとつ平らげました。

あら。

お腹いっぱい。(おい)

 

火を止めてから1時間と40分。

こぎ父とこぎ母が帰ってきました。

すっかり冷めただろうと思って、温めたくてごく弱火にかけてもみたのですが、焦げ付くのが心配になり、結局 1分も火にかけていないと思います。

ふたを開けてみると、

炊きあがった七草粥です。

お米がめっちゃ水分吸っています。

米粒でかい。

あんなに並々とあった水分が。どこかに行きました。

お米が吸ったんだよ。

 

七草も、すっかり色が変わってしまいましたね。

5分蒸らしたころには、どんな状態だったのか、確認してみればよかったかもしれません。

七草を入れた時にかき混ぜなかったことをここで後悔しています。

お粥を混ぜようとしています。

お玉で鍋肌のお米を寄せてみると、まったく崩れません。

固まっていやしないかい?

混ぜずにこのまま食べたものか?

炊きあがったお粥って、あんまり混ぜるイメージがありません。

ですが、せっかくなので混ぜました。

混ぜた七草粥です。

草率低くないですか?

七草粥なのにね。

 

お粥が冷めているだろうからと思って、お茶碗をお湯で温めておきました。

七草粥です。

お鍋の保温力が優れているのでしょうか。

1時間以上前に火を止めていたのに、お茶碗によそってもまだ、ほんのり温かかったです。

お湯で茶わんを温めた効果もあったかもしれません。

七草粥です。

パセリの葉っぱの卵スープと、梅干しに紫蘇とみりんと砂糖を加えて作った練り梅と食べました。

食べやすいように、おしょう油もかけちゃったりして。

 

「いただきます」

 

ねっとりとした、軽いお餅のようなお粥になっていました。

草の味は、よくわかりません。

お米がほとんどで、梅干とか、しょう油とか、強い味で食べたからでしょうか。

大根もカブも、馴染んでいました。

カブがとろとろにやわらかく煮えていたので、みじん切りにしないで、4つ切りとかで加えてもよかったのかもしれません。

ハトムギの存在感の無さには驚きましたが、わからないくらいなら、入れなくてもよかったような気もしました。

いいんですけどね、どっちでも。

 

練り梅は、砂糖も入れたのに酸っぱかったです。

七草粥にちりめんをかけたいます。

頂き物のちりめんもかけて食べました。

 

「ごはん、これだけじゃ足りないよ」といったこぎ母も含め、らっこ以外はおかわりをしました。

炊けてから時間がたちすぎたお粥で、なんだか切ない感じもありましたが、ほんのり温かいお粥も悪くないと思いました。

本当は熱々が好きですけどね。

 

「こういう時は、待たないで先に食べていなさい」とこぎ母には言われましたが、

「私は待たずに食べていましたよ。こーぎーさんが待っていたんです」

と答えると、なんだか微妙な空気。

 

こぎ父からも、「帰りが何時になるかわからないから、先に食べていてください」と言われていました。

 

ツレは「みんなで食べよう」としてくれます。

「みんなで同じものを食べよう」としてくれます。

 

なかなか、そんな思いに付いて行けないらっこでごめんなさい。

 

らっこはお粥が好きなので、週1くらいの頻度でも食べたいらっこですが、皆さんは普通に炊いたご飯がいいでしょうか。

 

スーパーのチラシに踊らされたらっこでしたが、考えてみたら、冷凍庫に、小分けして冷凍保存していた、こぎ叔父さんから頂いたカブと大根の葉っぱがあったのでした。

小分けして冷凍保存しているカブと大根の葉っぱです。

五つ足りませんが、二草粥ならまた明日作れます。

 

ごちそうさまでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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