らっこ飯

お八喜(おやき)豊誠堂から。ごちそうさまです|らっこ

丸ナスのおやきの中身

長野の豊誠堂さんのお八喜(おやき・このお店独自の当て字のようです)をいただきました。

初めて食べたのが8月のお盆。

その時は「ナス」を4人でいただいて、らっこだけ無言で咀嚼していたものでしたが、ナス以外にもいろいろと選んで詰め合わせてもらっていたので、ちょいとレポートです。

ナス味のお八喜をいただいた時の話はこちら

おやきをおいしく食べる長野関係者
お盆のおやき(お八喜)|らっこ

長野のおやきをいただきました。 豊誠堂さんの「お八喜」だそうです。 同封されていたチラシによると、信州おやき協議会というところが古き良き習慣を復活させようじゃないかと「おやきを食す日」というのを制定し ...

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いただいたおやきは冷凍されていて、食べる直前に温めます。

蒸し器で蒸すのがおいしいだろうとは思いつつ、電子レンジで温めていただきました。

温めの目安は袋のそのままで500W-2個で3分とのことでした。

らっこは3分温めてから中心部分を触ってみて、追加で30~1分位は温めて熱々に仕上げるようにして食べていました。

まずはかぼちゃです。

お饅頭のおへそに小豆?でしょうか?

何が付いているのか確認しないままになってしまいました。

写真の右端に写る笹かまぼこは、どうぞお気になさらずに。

すりつぶした甘いかぼちゃの餡が詰まっていました。

しっとりとした水分をたくさん含んだやわらかい餡で、たぶんかぼちゃの皮の部分も一緒に入っていたと思います。

一口食べて「おいしい!これおいしいですよ!おやつみたい!」

ナスのおやきを無言で食べたらっこの口にはこちらのかぼちゃ味が一番おいしく感じられました。

甘い餡を包む生地にはしっかりと塩気がきいているようにも感じられましたが、かぼちゃの餡にも塩っ気がきいていたのかもしれません。

こちらはおやつにでもいただきたいところ。

これは欲を言うとまた是非食べたいです。

 

次は、ちょっと気になっていた大根味です。

らっこが写真を撮った大根味のおやきは、目印(?)の白ゴマが3つしか付いていませんでした。苦笑

1枚上の写真を見ていただくとわかるのですが、たぶん他のはもっとたくさんパラパラと何粒も付いているほうが「ふつう」じゃないかと思いました。

らっこ、当たりをひいたみたいです。

 

そして、え?おやきの大根って何?

大根がどうなって入っているの?

と食べる直前まで実はそわそわしておりましたが、なるほど。

切り干し大根が詰まっていました。

そういうことか~

らっこの実家では母親がよく切り干し大根を使ってサラダとか作ってくれていましたが、らっこがこーぎー家で買ったことも使ったこともなかったので数年ぶりに食べる切り干し大根。

甘じょっぱいけど強すぎないどこか懐かしく感じられるいいお味の切り干し大根とモチモチの生地を一緒にいただくと、これもおいしいですね。

 

正直なところ、一番最初に食べたナス味でちょっとだけ濃いめの味付けに警戒していた気持ちがあったのですが、心配無用だったみたいで、らっこの味覚でも無理なく食べられる味付けに感じられました。

らっこはかぼちゃ味に続いてこの切り干し大根も気に入ったのですが、ツレの好みによると

切り干し大根と周りの生地は

「別々に食べたい」

と感じたそうです。

そう感じたのなら、自分が食べやすいように、例えば中の具だけを先に食べて包んでいる周りのお饅頭を後に食べるとか、自分で食べやすいような食べ方をしても誰も怒りませんよ~と思うのですが、食べ物そのもの自体に敬意があるのでしょうかね。

別々に食べたいと思ってもひと口でぱくっともぐッと分けずにお口に入れるのがツレなりのマナー(?)のようで、いっしょにたべてからそう言っていました。笑

 

お次は野沢菜です。

おやきと言えば野沢菜!と、なんとなくらっこもそんな印象があったというのに、冷凍で届いて急いで冷凍庫にしまった時、野沢菜味の存在を忘れてしまっていまして、「あと何味があるの?」なんてこぎ父が尋ねてくださったときに「あれとこれと、でも野沢菜は入っていませんでした~」なんて嘘を言ってしまっていたことにしばらくしてから気が付きました。

しっかり野沢菜もチョイスしてもらっていました。

あっちにもこっちにもごめんなさい。

野沢菜味の目印は、おへそに割りばしの跡でしょうか?

どんな味の野沢菜かドキドキ。

ほほう。

これはなたなかなかぎっしり、たっぷり野沢菜が詰まっていました。

らっこがイメージしていた野沢菜の姿よりもだいぶ大きめにカットされたとても存在感のある野沢菜でした。

1センチ幅くらいに刻まれた野沢菜は、とても歯ごたえと噛み応えがあり、らっこの歯では噛み千切るのが大変だなあと感じながら食べていました。

もう少し細かく刻んでくれていたら食べやすいんだけどな、なんで思っていたところ、こぎ母も少々かたくて食べにくいようでした。

味はよく染みていておいしく感じられたので、歯の丈夫な人向けのおやきなのかな。

 

最後に紫蘇ナス味です。

ナス味の餡の味噌味のナスがらっこには少々強烈だったので、ツレの言葉に甘えてらっこが「しそなす」をいただいて、ツレがナス味を食べてくれました。

紫蘇が中の餡にも混じっているのかどうかはわかりませんでしたが、ナス味の中身とは違って輪切りにしたナスが入っていたみたいでした。

薄切りだけど大きく切られていたと言いましょうか。

一口食べてみると、らっこの舌にも耐えられる塩気で、らっこがイメージしていた薄っぺらい見た目と相まってついにおやきを食べたなっていうように感じられました。(個人の感想です)

本場長野のおやきは、中華まんじゅうのように丸くて立体的なものだったことが一番新鮮に感じたらっこでした。

 

ごちそうさまでした!

 

今回はレンジで温めたおやきばっかりだったので、いつか焼いたおやきも食べてみたいです。(自分で作るという発想はございません)

 

読んでくださりありがとうございます。

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