お昼前。
こぎ父とこぎ母が散歩から帰って来ました。
お昼の準備が整ってみんなを呼びます。
「おひるでーす」
1番最初に来たのはこぎ母でした。
「らっこさん、これからお世話になります」
まるで、
これから初めて一緒に暮らすかのような口ぶり。
進んでいるのかもしれない。
いいや。
ずっと前からそうかな?
最近は頻度も増えたような?
時間や場所など、今自分がいる状況などを認識する能力・見当識が……
お散歩して帰ってきただけなのですが、どこかに長い間入院でもして退院した気分なのか、自分の家ではない、らっこの家に来てしまったと思っているのか。
ツレに話しながら少し暗いトーンになっていました。
見当識という単語を聞いて、ハッとしたようにツレが
何言ってんの?
・・・あっ!
和んだ。
現状が和むわけではないことは百も承知です。
ネットで検索していたら、見当識障害というほかに、「失見当識」(しつけんとうしき)という言い方もあるみたいなことが分かりましたけど。
らっこの頭の中では<ケンドーコバヤシさん>にしておきます。
こぎ母の見当識障害 ケンドーコバヤシさんを強く感じて気持ちが沈みそうになったときには、ケンコバさんの笑顔を思い出そう。
現実逃避も必要だ。(と思います)
まったく関係ありませんが、ケンコバさん、ありがとうございます。
読んでくださりありがとうございます。