らっこ飯 玉ねぎ

赤カレイの煮つけ。経験値が1上った|らっこ飯

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らっこが煮た赤カレイの煮つけです。

赤カレイの煮つけを作りました。

人生で2度目の煮魚です。(2020年3月)

初めての時はナメタガレイで、まさかの生煮えのため、ツレが煮直してくれるという事態に陥りましたが、今度はきちんと煮えました。

大きな卵持ちの赤カレイ。

煮魚卵好きだというこーぎー家の皆さんに、おいしく食べていただけたようです。

赤カレイの煮つけ

赤カレイ(子持ち)大4切れ
玉ねぎ 1個(繊維を切る向きで輪切り)

塩 多めにたっぷり(下処理用)

A 水 300ml
A 酒 100ml
A てんさい糖 大さじ4
A しょう油 大さじ2

おいしかったのでそれなりに作れたんだと思うのですが、何しろ経験値が足りませんから、浮かんでくるのは疑問ばかりです。

ちなみに、初めての時のナメタガレイの煮つけはこちら。

よく煮えたナメタガレイです。
初めてナメタガレイを煮たけど、食べたのは翌日。何故か?|らっこ飯

煮ました。 お魚。 魚は焼くばかりのらっこにとって、初めてのことでした。 ためしてガッテンで紹介された 「落し蓋をして、強火で短時間で仕上げる煮方」 を参考に、おいしいナメタガレイの煮つけができる予定 ...

 

らっこ、赤カレイの煮つけを作る

お皿によそった赤カレイの煮つけです。

下処理

1.うろこを落としてよく洗い、水気を拭いた切り身の両面に、塩を多めにふりかけ、すり込むようにして、卵も取り出し、10分置きます。

2.お湯でよく洗い、水気を拭いたら両面に切れ目を入れて、鍋に並べます。

煮る

1.鍋に、輪切りの玉ねぎと<A>を入れて落し蓋をし、強火で短時間煮ます。

今回は、落としブタの下で泡が立つようになってから6分煮ました。(プラスα……)

お皿によそい、煮汁をかけて完成です。

 

ためしてガッテンで紹介されたレシピを参考にしています。

 

レッツゴー。

 

===

スーパーの魚売り場で、ツレが見つけてくれました。

「また食べたいな~って。卵もほら」

赤カレイ2パックです。

北海道産の、赤カレイだそうです。

らっこの認識だと、赤レイと濁った発音でしたが、どちらでも言うようですね。

パックの表記にならって、赤カレイとします。

 

卵がたっぷりでびっくり。

「食べるところが少ないじゃん」(どんな偏見だよ)

と、ツレに言ったのはらっこです。

「ふふふ。卵がおいしいんだよ?これはきっと、二人も喜ぶよ」

そんな会話をして買ってきました。

 

はい。

喜んでいただけましたね。

 

スーパーで買ってきた赤カレイです。

表面に触れると、ぬめりが前回のナメタガレイと大違いでびっくり。

ナメタガレイのぬめりがすごいのですね。

全体的に、ひれの周りにうろこが残っているようだったので、うろこ取りから作業開始です。

(予定外の作業だわ)

しっぽ側から頭の方に向かって、包丁でこそぎます。

ぴぴぴぴっとうろこが結構取れたので、ずいぶん残っていたのかと。

スーパーでパックする前に、うろこを取ってくれてはいないのかしら?とか考えてしまいました。

(魚の調理に慣れていないらっこだからね)

水で洗った赤カレイです。

洗って、水気をペーパータオルで拭いてバットに並べました。

 

こちらの金属バット、らっこ、初めて出して使いました。

こぎ母が使い込んだのか、近年は使っていなかったのか?

とても取り出しにくい状態で仕舞われていたものを見つけたらっこが、取り出しやすい収納に変えていました。

変えておきながら、ずっと(1年)使ったことがなかったバットでした。

(ナメタガレイの時には使っていません)

バットを使っている、安心感と安定感に小さく感動。

これからは、もっと利用しようと思ったバットです。

塩を振った赤カレイです。

多めの塩を振り、両面にすり込みます。

写真で見ると、この塩の量が多めなのか(適量か)なんだか不安になります。

塩をすり込んで、卵を取りました。

卵を取り出し、塩をなじませた赤カレイです。

10分置きます。

 

実家で母親が作ってくれた煮魚は、卵はいつも、魚のお腹の中に納まっていました。

ガッテン流の作り方によると、卵は火が通りにくいため、取り出して煮るのだそうで、らっこにはちょっとした驚きでした。

そして、なかなか結合している部分がはなれなくて、取り出すのが大変でした。

 

命だよなあ……

 

とか思いながら、卵を取り出すらっこでした。

 

そうそう。

卵に塩を振った方がいいのかよくわからなかったので、卵に直接は振りませんでした。

 

10分後、お湯でよく洗って水けをよくふき、皮目の両面に切れ目を入れます。

給湯機から出るお湯(40度前後)で洗いましたけど、本当は、熱湯で洗うのでしょうかね?

次は熱湯(沸騰させたお湯)を使ってみればいいのかな?

切れ目を入れてからお湯で洗うのか?

洗ってから切れ目を入れるのか?

 

ああ。

初心者の疑問です。

悩ましい……

 

お鍋に並べます。

鍋に並べた切れ目入りの赤カレイです。

のちに、この並べ方が失敗だったことに気がつきます。

 

魚に切れ目を入れると言われても、どのくらいの深さがいいのかわからない初心者らっこ。

包丁の刃が骨に当たって、ぎぎぎと音が立つくらいの切れ目を入れました。

たぶんですが、ちょいと深すぎたかと。

 

ここまで作業して、玉ねぎの輪切りを用意していなかったことに気がつき、玉ねぎの輪切りを用意する手際の悪さ。

鍋の中の赤カレイとスライス玉ねぎです。

玉ねぎは無くてもいいと思うのですが、それはそれ。

こぎ母が作っていた頃には、

「玉ねぎが一緒に入っていたよ」

とツレが教えてくれたので、たぶんツレは、玉ねぎも一緒に食べたいのでしょうからね。

こぎ父は分からんけど。

 

煮汁を加えた赤カレイのお鍋です。

水(300ml)、酒(100ml)、てんさい糖(大さじ4)、しょう油(大さじ2)を加えます。

加えただけではてんさい糖は溶けませんが、火にかければ溶けるっしょ、と軽い気持ちで加えました。(どうなんでしょうか)

クッキングシートの落としブタです。

クッキングシートで作った落としブタを被せて、強火にかけます。

中央部分の空気穴は開けずに煮てみました。

かるく沸騰している様子です。

火にかけて2~3分で、細かい泡が立つようになりました。

煮汁が沸き始めたら、時間を計ります。

 

そう言えば、アク取りとかしていません。

後から気になるらっこです。

 

鍋に並べた後、中央部分の切り身が、一番分厚い部位のように見えたので、煮えたかどうかの判断をそこでしようと注意して見ていました。

中央部分には泡が沸いていない様子です。

沸きあがる泡の範囲が広がっても、なかなか中央部分にまでは泡が届いていないようです。

はべしく沸騰している様子です。

激しく泡が立ち、クッキングシートが持ち上がったような状態になりましたが、なんとなく、中央の切り身にまでは、やっぱり泡が届いてない気配。

泡が立つようになってから6分。

ひとまず落としブタを外して煮え具合を見ます。

火も止めました。

煮つけた赤カレイです。

切れ目がぱっくり開きすぎててちょっと引くらっこ……

切れ目が深すぎたのかなあ?

 

だいたい煮えているように見えたのですが、肝心の真ん中は、

煮え残りのありそうな赤カレイです。

カレイを鍋から取り出すためにかまえていたフライ返しで、身を少し切ってみました。

白いといいますか、ツヤツヤしているといいますか。

つまりは少々、ナマっぽくないかい?という状態。

そのほかの切り身は、しっかりと煮えているように感じられたので、お皿によそいます。

お皿によそった赤カレイの煮つけです。

煮えていると思います。(煮えていました)

これって、煮崩れしている状態ですか?

アウト?セーフ?

煮えていなそうな腹の部分は、念のため、2切れとも煮直しました。

鍋に残した赤カレイと卵です。

煮え加減があやしいかったのは、中央部分で煮ていた方だけだったのですが、それこそ念のためです。

なんとなく鍋に残した玉ねぎと、やはり念のための卵です。

クッキングシートの落としブタです。

切り身を鍋の外側に並べて、クッキングシートをかぶせて強火。

沸騰している煮つけの鍋です。

数十秒で沸騰しましたが、これでも心配で、

ふたをしている煮つけの鍋です。

ふたもしめました。

この時は、煮汁を上からかけながら火を通す発想が浮かばなかったのです。

 

ふたをしたものの、煮すぎてかたくなってはいけないと思い、追加で煮たのは1~2分です。

今度こそ煮えたと思う赤カレイです。

今度こそ煮えたと思います。

お皿に取りましょう。

煮えた赤カレイです。

煮えてますでしょう?

 

今度こそ大丈夫。

 

カレイの煮つけの完成です。4皿分

こぎ母には申し訳なかったのですが、こっそり卵を半分に分けて、ツレのお皿にもよそいました。

こぎ父は、卵たっぷり。

らっこは玉ねぎをもらいました。

鍋に残った煮汁もお皿にかけて、出来上がりです。

 

「いただきます」

お皿によそった赤カレイの煮つけです。

しっかりとした味付けで甘めです。

「甘すぎましたね?今度は砂糖は減らそう」

とらっこが言うと、

「ええー?そんなことないよ?おいしいよ?ちょうどいいよ」

と言ってくださったこぎ父。

 

こぎ父のお好みの濃さに煮えたようだったのでしたら、この分量でいいのかな?

と思うものの、やっぱりもう少し、甘さを控えたいと思うらっこです。

 

はい。

食べてくださる方基準がいいでしょう。

 

こぎ父もこぎ母も、とても卵がおいしいようで、喜んで食べていただけたのでよかったです。

 

魚の種類が前回と違うことを伝えると、

「今回の方が、私は美味しいかな?」

と言うのはこぎ父。

煮方云々よりも、魚卵がお好きだからかな?とか考えましたが、煮方も影響あったのでしょうか。

 

むむむ。

らっこはどっちも、ツレが弱火で煮直してくれたナメタガレイも、強火で一気に煮た赤カレイもおいしかったので、細かな違いは正直わかりません。(おい)

 

ただ、どちらを食べている時も、魚の臭みのような嫌な感じは感じなかったので、下処理に関してはなんとかできていたのかと思うことにしました。

 

赤カレイを煮直すことになった原因

今回は、身の厚い切り身は追加で煮直すことになりましたが、どうして一部煮えていなかったのか、原因はお鍋にありました。

 

たぶんですけど。

 

こーぎー家の鍋は、底がゆがんでしまっていて平らではありません。

ゆがんだ鍋底のイラストです。

イラストは極端ですが、実際にゆがんでいます。

加熱のし過ぎやあれこれ原因があって、なべ底が膨張してゆがむのだそうです。

らっこがゆがませてしまったのか、こぎ母が使っていた頃からゆがんでいたのか、今となっては分かりません。

中央部分が盛り上がってしまっているのに、そこに一番身の分厚い部分を置いて並べてしまっていたのです。

鍋底の隆起した部分に分厚い身を置いてしまっています。

丸で囲った切り身の向きが、卵を取り除いて薄くなった部分と逆に並べていたら、たぶん、煮えていたんじゃないかと。

たぶんですけど。

ほかの切り身も、鍋底の隆起を意識した並べ方をしていたら、煮直す必要なく煮えたんじゃなかろうかと、そんな妄想をしております。

 

ツレのやさしさ

ツレも、スーパーで見つけた卵入りの魚を見て「美味しそう」と言うくらいですから、こぎ父やこぎ母と同じように、煮魚の卵がお好きなのだと思います。

ところが、ツレが手に持っていたカレイのパックには、卵がたっぷり入っている腹の部分は1切れずつ。

4人で食べようと2パック買っても、合わせて2切れしかありません。

 

スーパーで、赤カレイのパックを前にして、

「これは、どこを誰が食べますか?」

思わずツレに、切り身の取り分け方を相談したら、

「卵は父親と母親によそって、俺とらっこがしっぽ側でいいんじゃない?」

との返事。

らっこは身の多いしっぽ側を喜んでいただきますが、本当は、ツレも卵が食べたいはずです。

 

こぎ父とこぎ母に、おいしいもの、好きなものをたくさん食べさせてあげたいと思うツレの心。

 

たぶんできっとですが、こぎ母が煮魚を作っていた頃も、こぎ母は好きなのに遠慮して、ツレに卵がたっぷりある部位を食べさせていたんじゃないでしょうかね。

 

煮る前に卵を取り出していたら、卵巣(であっているのかな?)が二つに分けられることに気がついてよかったです。

ふたつに分けた卵です。

こぎ母によそう分だった切り身の卵を分けて、ツレにも食べてもらいました。

お皿によそった赤カレイの煮つけです。

しっぽ側の切り身には、こんなに大きな卵は入っていませんでしたからね。

 

また、子持ちの魚を煮る機会があればそんな風にしようかと。

 

そうこう考えているうちに、魚の旬が過ぎて、食べられなくなったりするんでしょうか。

 

それはそれで、自然なことですね。

また次の旬を待つだけのこと。

 

 

ごちそうさまでした。

読んでくださり、ありがとうございます。

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