えのき・しめじ・油あげを順番にフライパンに放り込み、ふたをして弱火にかけるだけ。
頃合を見て、しょう油と豆板醤でピリ辛に味付けして出来上がり。
油も使わず途中で混ぜることもなく、基本放置で1品作ります。
ピリ辛蒸しきのこ
えのきだけ 1株(根元を切り落として半分に切る。根元はほぐす)
ぶなしめじ 1株(根元を落としてほぐす)
油あげ 1枚(短冊切り)
しょう油 小さじ1くらい
豆板醤 小さじ1/3くらい
4人でいただくおかずの1品です。
強火でささッと炒めるよりも、時間はかかりますが手はかかりません。
らっこ、きのこと油あげをフライパンで蒸す
1.半分に切ってほぐしたえのきだけ、ほぐしたぶなしめじ、短冊切りにした油あげをフライパンに入れ、ふたをして弱火にかけます。
2.5~6分くらいでしょうか。ふたを開け、きのこに火が通っていればしょう油、豆板醤を加えてさっと混ぜ合わせ、味を調えて器によそいます。
完成です。
水は加えていませんが、きのこの水分でしっとりとろりと仕上がります。
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えのきは、根元の菌床部分を切り落としたら、もう半分に切り分けて、根元の方はほぐしながらフライパンに入れていきます。
こぎ父が買って来てくださったえのきで、こーぎー家で食べるのは久しぶり。
久しぶりのえのきで、根元を細かくほぐしながら、
「そうだったぁ……
えのきは、このほぐす工程が面倒時間がかかるんだったなあ……」
と懐かしい気分になりました。
ほぐしている作業中だけ、
「手間なしとか言って、手間かかっとるやんけ」(何弁?)
と、思ってしまいます。(この作業中だけ)
ぶなしめじも、根元を切り落とし、ほぐしながらえのきの上にちらしていきます。
しめじは、えのきと違ってほぐしやすいですねえ。
油あげも、食べやすい大きさに刻んでパラパラとフライパンへ加えます。
あとはフライパンにふたをして、
弱火にかけるだけ。
ふたに付いた水滴が、大きくなって再びフライパンの中に落ちるとじゅわじゅわ大きな音が立ちます。
この時は、火にかけていた時間は6分程度です。
ふたを開けてみると、えのきがしんなりとしてよく蒸せたようです。
弱火調理の好きなところは、ふたを開けてみて、足りないと思えば時間を足して、蒸しすぎたかな?と思えばあきらめて火を止めればいいところ。
アッと思ったときに諦めがつきやすくって、らっこには気が楽だったりします。
焦げ付きにくいフライパンを使っているので、水を加えなくてもたいていは焦げ付くことなく調理できます。
ありがたいフライパンです。
しょう油と豆板醤で味付けです。
塩っ気と辛さはお好みですね。
以前、好んで使っていた頂き物のチリソース(サンバルアスリ)を使い切ってしまったので、スーパーで買い足した辛味調味料が豆板醤です。
辛さの加減がまだよくわからず、分量に慣れていないので少な目に加えています。(でも辛い。そしておいしい)
豆板醤が全体に混ざるよう、よくかき混ぜて、味を調えて器によそいます。
蒸しきのこの完成です。
「いただきます」
蒸しきのこの余談
ツレもこぎ母も、だしのよく出るえのきが大好きだそうですが、こぎ父はというと?
古くなったえのきを食べて、お腹を壊したことがあるらしく、自ら進んで食べるようなことは、食事の様子を見ていてあまりないような気がしていました。
それでも、ツレと買い物に行くとせっせとえのきを買っていた時期もあったのですが、ここしばらくは買っていませんでした。
こぎ父が買って来てくださった荷物の中に、えのきを見つけた時は、何とも表現し難い感情が……
作った蒸しきのこも、普通に食べてくださっていました。
また、ときどき買ってくるようにしますね。
久しぶりにいただくえのき。
やっぱりよく出汁が出て、香りがよくて(豆板醤で消しちゃっていますが)、とろりとしたぬめり感があっておいしいです。
おいしかったです。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。