介護

脳卒中で麻痺した母の左手が入院18日目にして動くようになった!

左手が動いた!ことを伝え聞いています。

脳卒中で母が病院へ運ばれてから18日目、頭の中に溜まった液体を抜く緊急手術をしてからちょうど1週間です。

手術をする前は『このまま母は寝たきりになってしまうのではないか。』というぐらい、意識がもうろうとしていて左半身の麻痺も続いていました。

待ちに待った日がとうとうやってきました。

入院2日目から触られる感覚もなくなり、動かすこともできなくなってしまった母の左手が、再び動くようになったのです。

入院18日目、麻痺していた母の左手が動く

上着の要らないほど暖かかったおとといのぽかぽか陽気から一転、昨日そして今日はとても寒く、さらに2日連続の雨模様です。

父は母が脳卒中で病院へ運ばれてから18日間連続で母のもとへ通っていることになり、そろそろ疲労が溜まっているのではないかと心配になります。

今日は母の弟がお見舞いに来てくれることになり、父も時間を合わせて病院へ出かけていきました。

いつもよりやや遅い17時半ごろに父が帰宅すると、玄関先での連れへの第一声が『左手が動いた!』でした。

私もすぐに仕事部屋から玄関へ行き、母の様子を詳しく聞きました。

まだ力は入らないものの、これまでピクリとも動かなかった母の左手の指が、今日はゆっくりと動かすことができたそうです。

さらに左足もわずかではありますが、立てた膝を伸ばすというような動作ができるようになったようです。

昨日、社会福祉士をしている兄から、父と母の今後についての話をされてから、我が家では有料老人ホームや介護施設へ入居すべきかどうかといった話ばかりでした。

母の左手、左足の麻痺が良くなるのであれば、今まで通り両親と私の連れとの4人での暮らしも問題ないはずです。

母の左手が動いたと聞いて、私も嬉しくて病院へ行こうと思ったのですが、父が私も疲れているのではないかと気遣ってくれて、母に会うのは明日にしました。

母が入院している病院の近くには柏尾川というのがあり、過去に訪れたときのことを思い出しているのでしょうか、柏尾川には魚がたくさんいるので、私が獲って食べればいいなどと父に話していたそうです。

まだ、意識が完全に以前のようには戻っていないのか、たまに想像の世界に入ってしまうこともあるようです。

ただ、昨日も面会に来た兄夫婦と私の弟が言っていましたが、手術前と手術後では明らかに母の様子は変わりました。

手術前はこのまま寝たきりになってしまうんじゃないかと思ったぐらい、母の状態はひどいものだったので、日を空けずに手術をしてくれた病院には感謝しています。

明日、母の左手が動くのを見に行くのが待ち遠しいです。

入院19日目、麻痺していた母の左手で私の手を握ってもらう

3日連続の雨の中、父はいつも通りお昼ご飯を食べた後、母の入院している病院へ出かけていきました。

今日は母の妹と甥っ子が面会に来てくれるようです。

母の妹たちは手術前にもお見舞いに来てくれたのですが、そのときは母がまともに会話ができる状態ではなかったので、今の母を見れば安心できるのではないかと思います。

父は母のリハビリにも付き添ってから帰宅しました。

病院にはリハビリ相談員がいて、母の転院先について息子である私にも同席してほしいということで、明後日に父とふたりで話を聞くことになりました。

家族が母にどの程度の回復を望むのかによっても、転院先の候補が変わってくるようです。

もちろん、今後の母の回復具合にもよりますが、私たち家族は母に自宅で生活ができるようになることを望んでいます。

夕食を終えた後、母の歯磨きをしに私は病院へ行ってきました。

歯磨きはちょうど看護師さんがしてくれたばかりで、持って行った電動歯ブラシを使うかと尋ねると、今は普通の歯ブラシが使いやすいということでした。

麻痺していた母の左手で私の右手を握ってもらうと、思っていたよりも力が入っています。

コップ程度ならつかめるのではないかというぐらいの握力はありました。

ただ、左手の指は動かせるようにはなったものの、私が母の左手を触る感触はわからないようで、麻痺が完全に取れたわけではないようです。

左足も上げられるようになったと父から聞いていたのですが、私の前では動かすことはできませんでした。

右と左の認識がまだうまくできていない感じがあり、今後のリハビリでよくなっていくことを期待しています。

入院20日目、保母をしていた当時の歌を思い出す

午前中に予約を取っていた父の歯医者行きが、歯科医の都合で急遽午後になり、父は少しゆっくりできたでしょうか。

母が脳卒中で入院してから、父が外出しなかった日は1日もないので、父の体が心配ではあります。

午後一番の歯医者の後、父はその足で母の入院している病院へ向かいました。

母は昨日よりもさらに調子が良いらしく、かつて保母として働いていた時に子供たちに歌ってあげたという歯磨き歌を歌っていたそうです。

ただ、1番は順調に歌えても、2番の歌詞を思い出せないようでした。

父が帰宅してから、たまたまいいタイミングでかつての母の同僚から電話があり、母が歌っていたという歯磨き歌の話をすると、2番の歌詞を教えてくれて父が電話越しにメモしていました。

明日はその歯磨き歌を通しで歌えるようになるはずです。

今日は私の連れが『歯が痛い』と言い出したため、私と同じ日に歯医者の予約を取りました。

身体の調子が悪いと歯が痛くなることもあるそうなので、連れが慣れない家事の連続で疲れていないか心配です。

明日は午後からリハビリ相談員と、母のこれからについての面会をする日です。

母が回復することはもちろんですが、私たち家族にとっても母の転院先がどのようなところになるかは、今後の生活に大きくかかわりますので色々なことを聞いてきたいと思います。

母の転院先を検討するにあたって、最新のCT画像も参考にしたいということで、午後のリハビリに父が付き添ったあと母はCTを撮ることになりました。

明日は母のリハビリに付き添って、左足が動くところも見たいと思っています。

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