介護

脳卒中で倒れた母が入院3週間目にしてついに自分の足で立つ!

車椅子から立ち上がる母-リハビリ-

脳卒中の後遺症として、ダメージを受けた脳の反対側の機能に障害が残るとよく聞きます。

私の母の場合、右側の脳内出血だったため、左手、左足が入院2日目から麻痺してしまいました。

その後、脳を圧迫している液体を抜き取る手術をしました。

脳卒中で入院してから21日目、手術をしてからちょうど1週間目の今日、母が自分の両足で立つ姿を見ることができました。

虫の知らせ

今日はリハビリ相談員と母の転院先について話し合う日です。

14時から父と一緒に病院に向かう予定で、私は昨夜遅くまで仕事をしていたため昼前に起きました。

私が起きるなり顔を洗っている洗面所に父がやってきて、午前中、私の少年野球時代の友人が母親とともに私の母を訪ねてきたと話してくれました。

友人の母親が私の家にやってくるのは、20数年ぶりぐらいではないかと思います。

虫の知らせとでもいうんでしょうか、私の母が脳卒中で入院していることは知りません。

父が母のことを話すと、私の友人が3年前に脳梗塞で入院していたことがわかり、おすすめのリハビリ施設を教えてもらうことができました。

私の友人は現在福祉の仕事をしているらしく、私が住んでいる地域の脳卒中のリハビリ転院先としては、絶対にその施設をリクエストしたほうが良いということでした。

リハビリ転院先

脳卒中後、障害が残った場合には病院での治療が終わった後、リハビリ専門の施設で日常生活復帰を目指すというのが一般的なようです。

病院のリハビリ相談員に、母にどこまでの回復を望むかと聞かれたのですが、やはり『ひとりで用を足せるように』というのが、母本人の願いでもあり家族の一番の希望です。

病院での治療後の転院先は、もちろん希望も考慮されるようですが、転院するためには空き状況や本人の要介護度、期限など様々な条件があり、必ずしも本人や家族の希望する施設が転院先になるわけではないようです。

そのあたりの調整をするのが病院のリハビリ相談員の役目なのだそうです。

私も母が脳卒中で倒れてから初めて経験することばかりなので、父ともども戸惑うことばかりなのですが、父が元気なことが何よりありがたいことだと実感しています。

さすがに両親ふたりを同時に介護することになったらと思うと、仕事どころではなくなってしまうことが容易に想像できます。

母の転院先については、午前中に友人から聞いた施設を第一希望として、いくつかの候補をあたってくれることになりました。

現在母が入院している病院でも、もちろんリハビリ治療はできるのですが、脳卒中の治療が終わったら1日でも早くリハビリ専門施設へ転院させることが、母のためには一番いいことだとリハビリ相談員が話していました。

3週間ぶりに母が立つ

リハビリ相談員との面会が終わった後、母の病室へ行くと母はおらず、リハビリ室へ行っていることがわかりました。

母のリハビリ訓練を見るのは手術前以来なので、父から聞いていた左足がどれぐらい動かせるのか期待が高まります。

左手が動くようになったのは4日前なので、左足もそろそろ動くのではないかと願っていました。

私と父がリハビリ室へ着くと、ちょうど母が車いすから立ち上がる訓練をしていて、しばらく近くで様子を見ていました。

すると、リハビリ療法士が体を支えなくても母は自分の両足で立ち続けています。

まだ自分の足で歩くことはできませんが、自分の両足で立てるようになったというのは本当に嬉しいことです。

さらに、車いすに座った状態で左足を曲げたり伸ばしたりもできるようになりました。

今日は母のリハビリを見ていて、また歩けるようになるのではないかという期待を持つことができました。

麻痺していた左手もバンザイができるように

4日前から動き始めた母の左手は特に順調な回復を見せていて、自力でバンザイができるまでになりました。

また、まだもどかしさは残るものの、左手での積み木運びではしっかりと積み木をつかむことができるようになり、実際に握手してみると左手に結構な力が入るようになったのを感じます。

今日は右手で数字の書かれたカードを順番に集めるという訓練をしていたのですが、ある数字を見つけると右手ではなく、カードに近かった左手がとっさに動くようにもなり、だんだんと脳の命令系統と手がうまく連携するようになってきているようです。

目もだいぶ見えるように

手術前に私がみたリハビリでは、数字の書かれたカードがどこにあるかすら見えていないようだった視力も、今日は1から20まである数字を一度も間違わずに認識できるようになっていました。

ただ、まだ左目は見えづらいらしく、体全体を左に向けないとなかなか左に対して意識が行かないようです。

また、視野狭窄があるのか、正面にある顔などは誰であるかわかるものの、周りに誰がいるのかといった全体を見ることができないようです。

夕食後、ベッドから落ちる

今日は父と一緒に母のリハビリを見て、病院から帰宅しました。

夕食後20時前に病院から『母がベッドから落ちた。』と電話があり、急遽父と再度病院へ出かけることにしました。

ベッドの右下にあるはずの落下防止用の柵がなかったため、母がベッドからはみ出した右足に引っ張られるようにベッドの下に落ちてしまったようです。

幸い右ひざを軽く擦りむいただけで済みましたが、寝返りすら打てない母を間近で見ている父は『そんなことがあるのか!』と看護師に厳しく当たっていました。

たしかに、手術直後の入院患者の家族に対して『ベッドから落ちた。』という病院の対応はいただけません。

当直の医師にも診てもらったということなのですが、父は念のため明日CTを撮ってもらうことにしたようです。

ベッドから落ちた当の本人はケロッとしていましたが、せっかく回復に向かっているだけに何でもなければいいのですが・・・。

とにかく、今日は我が家にとって希望の光が差した日になりました。

『おかえりなさい。』と母に言ってあげられる日が、少し近くなったように思います。

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