ナスをモリモリ食べたい気分。
気温が高いのでさっぱりする酸味のきいた味で食べたい。
そうだ、ナスを煮て梅味にして食べよう。
庭の紫蘇を刻んで山盛りふりかけて、紫蘇香る酸味のきいたナスがパクパク食べられました。
すっかり冷やして食べてもおいしそうでしたけれど、熱々でとろとろに煮えたおナスが口のなかで酸っぱい汁出して、おいしゅうございました。
梅味の煮ナス
ナス 中5本(タテ半分、皮に2mm幅で切れ込み、3つ切り)
<A>
だし 200ml
しょう油 大さじ1
みりん 大さじ1
練り梅 小さじ1
紫蘇 あるだけ(お好みで刻む)
紫蘇の葉は、らっこは10枚くらい使いましたが、2~3枚あれば十分かと。
らっこ、梅味の煮ナスを作る
1.ナスをタテ半分に切り、皮目に2ミリくらいの幅で切込みを入れ、食べやすい大きさに切る。(3つから2つ)
2.熱したフライパンにごま油(分量外 小さじ1~2)をひいてナスの皮目から焼いて焼き色を付けます。
3.<A>を合わせてフライパンに注ぎ、ナスがやわらかくなるまで煮ます。
4.ナスを器によそい、刻んだ紫蘇を振りかけて完成です。
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ナスは5本使いました。
1番右の小ぶりだけど艶っツヤ(一応言っておく)に見えるのが、庭でとれたナスです。
左の4本は農家の直売所で買いました。
ナスをタテ半分に切り、皮目に2ミリくらいの幅で切込みを切れていきます。
包丁を斜めに当てて、サクッサクッサクッとですね。
写真に撮ったらびっくりするぐらい切込みが見えていなくてすみません。
味が染み込みやすいようにと、食べるときに皮が噛み千切りやすいように、の意味を込めての切込みですが、どのくらい効果があるのかイマイチわかりません。
時間をかければ味は染み込むしな。
漬物と焼いたナスの皮はかたいですが、煮込むとやわらかくなると思うのですが。
ただ切込みを入れたかっただけということで。
食べやすい大きさに、3つ切りにしました。
自家製のナスは小さかったので2つ切り。
ナスのヘタは、ツレ曰く
「ヘタにしかない栄養があるらしいよ。食べられるよ」
ツレはどうやらナスのヘタが食べたいらしく
「らっこはナスのヘタをザクッと切っちゃっているよね?キャベツはあんなにギリギリ食べるのに」
と言うので、かたそうな茎の頭の部分だけ切り落とし、ガクは付けたままで煮込みます。
結論
多少歯ごたえのあるかたさに煮えて、おいしく食べられます。
違和感?
不思議なくらい感じませんよ。
フライパンでナスを焼きます。
あらまあ溢れそう。
ごま油をたらしたフライパンで中火にかけて焼き色を付けます。
最初から煮込めばいいと思うのですが、焼いてから煮込むのはどうしてなのでしょう。
ナスは油と相性がいいからでしょうか。
皮目から焼くと、油を吸い過ぎることなく焼けるそうです。(実践しています)
ナスを焼いている間に、だしにしょう油とみりんを合わせて、練り梅も加えます。
練り梅は、梅干し1個か1個半くらいの量だと思いますが、煮汁を味見しながらしょっぱくなり過ぎないように加減しました。
使った梅干しは、梅を塩だけで漬けたしょっぱい梅干しです。
ツレが摘んでくれた紫蘇も刻んでおきます。
主犯はバッタらしいのですが、バッタ以外にも害虫が大量発生しているらしく
「虫に食われちゃってオオバがとれないんだよ。ショーバしかとれないんだよ」
とツレがこぎ母に説明していました。
大葉じゃなくて小葉。
害虫め……
そうこうしていたらちょっとナスさん。
あなたちょっと焼かれ過ぎじゃない?
まあいいか。
とぽとぽとぽとぽ。
煮汁を加えて煮込んでいきます。
落としブタとかするところなんでしょうかね。
ふたもせずにそのまま、ぐつぐつと沸騰を保てるくらいの火加減で煮込みました。
ときどきかき混ぜましたが、基本は放置。
20分経過して、煮汁も半分以下に減り、ナスもトロリとやわらかくなりました。
器によそい、刻んでおいた紫蘇を振りかけます。
ちょっとちょっと。
紫蘇ふりかけ過ぎてナスが見えなくなっていますけど?
まあ、紫蘇がたっぷり食べられるうちの贅沢です。
完成~。
「いただきます」
いくら小葉(紫蘇の小さい葉っぱ)がたくさんとれるからといって、これはかけすぎかしら?と自分でも思いながらも、食べてみるとあら不思議。
紫蘇の遠慮ない香りと程よくすっぱしょっぱい味が染みたナスがトロットロでいいジャンおいしいジャンこれいいじゃん。
「これは紫蘇がいいね」
たっぷりかけた紫蘇をこぎ父も気に入ってくださっていました。
夏を感じるナスです。
暑い日が続きます。
野菜をたくさん食べて、夏の暑さを乗り越えます。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。