要介護2のこぎ母は、月に1~2度ショートステイを利用しています。
施設はバナナ苑と呼ぶことにします。
こぎ母は、天性か処世術か人当りもよく、デイサービスでも楽しんで活動に参加できているようですし、ショートステイでも『お変わりなく過ごして』帰ってきているようです。
(バナナ苑からの様子の報告が、基本「お変わりなく」しかなくて、何やってどう過ごしたのか本人の記憶も記録もないので本当にわからないのが実際)
ショートステイにかかわらず、ご自分のカラダにしろ頭のことにしろ、状態を理解しきれないのがこぎ母の状態・現状なのだろうと考えてはいますが、それでも時々全部分かっているかのような状態になることもありまして。
バナナ苑からの迎えの車を待っている間に、こぎ父に
そんな風に言ってみたり
らっこに
よろしく頼んだり、
こぎ父のことをよろしく頼まれたり。
わからないけれどわかっているんだろうなと感じたり。
何よりいつも、
笑顔で迎えの車に乗って出発していきます。
3人が見えなくなった後には、どんなお顔でいるのでしょうか。
ご自分が家を空けるということ、こぎ父としばし離れて過ごす時間があるということ。こぎ母なりに受け止めてくださっているのだろうなと。
出発するときの笑顔を見て、胸がきゅっとなることがあるものです。
読んでくださりありがとうございます。