介護

ショートステイ中の着替えのこと|らっこ

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こぎ母が3泊4日のショートステイから帰ってきたときのことです。

部屋着への着替えを見守っていたこぎ父の話によると

いつもはいているズボン下をはいていなかったこぎ母 肌着を2枚重ねてきていたこぎ母

 

冬でも夏でも1年中はいているズボン下をはいておらず、上に着る肌着(インナートップス)は2枚重ねて着ていたとのこと。

こぎ父は何やら重大な問題が発生しているかのように話していたのですが、初めてのことでもないしなと、らっこは以前もボタンの掛け違いや靴下の前後ろ逆履きの件を思い出して「そういうものかな?」位に軽く考えていました。

 

こーぎーがこぎ母の目ヤニを取る様子です。
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ズボン下もインナートップスも必ずつけるのはこぎ父とこぎ母の習慣のようでして、夏は暑いのではないかと心配になる気持ちもあったりしますが、直接ズボンやTシャツに触れるよりも気持ちがいいのかな?とも思います。

夏用の冷感インナーではなくて綿の肌着なので涼しくはないだろうと思ってしまいますが、肌への刺激は優しいでしょうから着たいように着るのがいいですよね。

上には2枚も着ていて暑くなかったかしらと、らっこが気になったのはそのくらいで(施設内は空調がきいているだろうから平気だったかな?とか)、足はズボン下がない分涼しかっただろうなとか、本当に軽く考えていました。

こぎ父からはまだ話があって、施設で着替えて洗濯物に分けてもらっていたパンツに、おりものシート(パンティライナー)が貼りっぱなしだったこと。

おりものシートのイラスト

 

そのおりものシートについていた汚れが若干出血を想像させる色だったことを聞きました。(そして見せられた)

こぎ母は、普段おりものはほとんどないそうなのですが、脳出血で倒れる1年前か数か月前のこと、一時、おりものが増えたか何か気になったことがあったらしく、診察を受けていたそうです。(何科だったのでしょう?婦人科かな?)

こぎ父から、その頃におりものシートを使うようになっていたと聞いた覚えがあります。

こぎ父が使い続けたほうがいいだろうとお考えのようで、退院して以降もおりものシートをずっと使っています。

らっこも普段から使っているので自分のシートは見慣れていますが、汚れたシートを見たところでなんの汚れなのかは判断できません。

普段見なれない汚れにこぎ父は動揺?心配したようなのですが、本当に出血だったのかどうかは今となってはわかりませんし、シートから溢れるほどの量というわけでもなく、そんなこともあるんじゃないか?くらいにらっこは軽く捉えていました。

こぎ母本人は特に体調が悪いとか、お腹が痛いとか、やれ下痢しただ便秘だなんて、何も言わずに普段通りのようにも見えていましたので、こぎ父の気にし過ぎじゃないかとも考えました。

キチキチのこぎ父にゆるゆるのらっこ。

むむむ。

こぎ父はツレにも着替えのことやシートの汚れのことを報告するも、ツレもそれほど重くは考えなかったようで、「そうか」くらいに聞いていました。

むむむ。

モヤモヤが解消されないこぎ父は、結局施設に電話をして報告をしました。

電話で話すこぎ父の声を聞きながら、状況説明がわかりにくいことと施設に何を求めているのかが伝わってこない内容に、らっことツレは施設の方に申し訳ない気持ちになっていましたが、折り返しお電話をもらって説明を聞いたこぎ父は、納得したといいましょうか、気が晴れたようでした。

最初、折り返しもらった電話にらっこが出た時、こぎ父からは話を(らっこが)聞いておいてくれと言われたのですが、それはなんだか違う気がして、電話にはこぎ父に出てもらいました。

こぎ母の着替えに付き添っていくださっていた夜勤のスタッフの方が、おりものシートを貼っていることや、シートの汚れの有無までは見ていなかったということでした。

おりものの汚れのことや着替えがいつもとは違ったことも、らっこはよく分かっていませんが、こぎ父がそれでいいと思えたのならそれでいいのでしょう。

スタッフの方は時間を割いて電話をしてくださり、こぎ父には謝ってくださっていたということでした。

謝らせてしまった形になりましたが、こちらからもなんだか申し訳ありませんでした。

お世話してもらう家族を預ける立場としては、どこまでお願いしてもいいものなのかがわからないなあとうのが、利用させてもらうようになってからずっとあります。

こぎ母は、動作はゆっくりですが杖無しでも歩くことはできますし、ひとりで食事もできます。

だけど見守りも必要で……

むむむ。

想像でしかありませんが、着替えの最中にスタッフの方がいてくださったのかどうかはともかく、たぶんですけどこぎ母がひとりで・自分だけで着替えたんじゃなかろうかと、そんな風に想像しています。

ちょっと寒いかと思って2枚着てしまったとか?

ご本人に聞いてもねえ……

分からないですから……

頂いた電話のおかげでこぎ父の気持ちは落ち着いたようだったのですが、何からっこにもできることはないだろうかと考えた結果、

こぎ母の着替えの取扱説明書

こんなのを作ってみました。

最初は手書きにしようかと思ったのですが、字が下手なのとカラーで見てもらった方がわかりやすいだろうからと、着色があっという間にできるデジタルで作って印刷しました。

毎回同じ人が担当してくださっている訳でもないでしょうから、分かりやすいように、過剰なお願いにならないように、とにかくその点に気を付けたつもりです。

補助がなくても動作は自分でできること、着る服を選んだり特に服の前後ろの判断は難しいこと(入院中のリハビリでもよく練習していたらしいのですが、難しいみたいです)そんな状態なので見守ってもらえたらということも書きこむことにしました。

ツレとこぎ父にも見てもらうと、分かりやすくていいんじゃないかということだったので、次の利用の際に迎えに来てくださった施設の方にお渡しすることに。

施設の方も『なるほどな』という感じで受け取ってくださいました。

その後こぎ母が帰ってきてからこぎ父が確認した洗濯物によると、パンツも毎日交換してもらっていたようだということでした。

 

あれれ。

 

施設での着替えに関しては

「下着(パンツ)の交換は入浴があった時だけです」(ご了承ください)

と説明を聞いた記憶があるので、

『おりものシートは毎日交換』(してもらいたい)

というつもりで記載していたのですが、なるほど?自分で見直してみると

「パンツは毎日交換してくれや」

と書いてあるように見えなくもないような(汗)

過剰なお願いになっていやしないか、今度こそッと迎えに来てくださった方にきいてみようかな……

 

施設から帰ってきたときに渡してもらえる報告書(?お便り?)には、『特にお変わりなく過ごされていました』くらいのことしか記載されていないことが多くて何をどんなことをしたのか分からなかったのですが、『リハビリでこんな様子でしたよ』みたいなことも書いていただけるようになったり、肩に引っ掻き傷ができていたらしく、クリームを塗って対処してくださったことなどが書いてあったりと、それはもう見守っていただいているようで、ありがとうございますです。

次の滞在どうぞよろしくお世話になります。

 

読んでくださりありがとうございました。

 

 

ー追記ー

その後、「下着を交換したのは入浴があった日だけみたい」とこぎ父が判断したこともあったので、やっぱり着替えはお風呂の日だけかしら?と思っていたら、また別の時には下着と靴下を毎日交換してくださっていたりもしたようです。

「パンツの交換は毎日のつもりではなくて……」と送りに来てくださった方にはお話しましたが、寝るときにリハビリパンツに着替えていることもあってか

「下着と靴下は毎日交換したほうが気持ちがいいですからね」

と、着替えを毎日してくださる前提のように話してくださいました。

担当してくださる介護士の方にもよるのかもしれませんが、ありがとうございます。

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