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初めての選挙|らっこ

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松の木の枝にとまった折り鶴

2021年8月22日。

横浜市長選挙の投票日でした。

らっこは引っ越してきてから初めての選挙。

実家がある千葉にいた頃に送られてきていた投票所の入場券(という書き方で伝わるでしょうか)が全国共通ではなかったことも今回初めて知りました。

横浜は「投票のご案内」という大きなチケットみたいなサイズの紙でした。

ツレが車で2回、投票所まで往復してくれて、こぎ母がお昼寝している間にこぎ父が、こぎ父が帰ってからツレとらっこが投票しました。

 

市長という一つの枠に候補者が8人。

小さいとは言えない横浜というまちの権限を誰に託すのが最善だろうか。

一生懸命考えて投票しました。

 

 

こぎ母も、何日も前から一緒に考えてどの人に投票するのかご本人に考えてもらっていれば投票することはできたのかもしれないなとは考えました。

考えましたけれど、らっこは何もせず、当日はお留守番をしてもらっていました。

「自分の意志では投票できないわけだろう?」

ツレの言葉の通りだと思いました。

ご自分で考えて選んでも忘れてしまうでしょうし、「誰にすればいいの?」とこぎ父に尋ねたであろうと思います。

たとえ投票権があっても投票できないひとは間違いなくいるのですね。

障がいのある方や要介護5の人は「郵便による不在者投票」が可能であることや、身体が不自由だったり読み書きが難しい場合は「代理投票」という仕組みがあることも今回初めて知りました。

こぎ母の投票をどうしようかツレと話した時に、

「代筆はダメなんだろ?」

とツレに聞かれて駄目だと答えていたのですが、家族が代筆することは実際駄目でしたが、代理投票は代筆だったみたいです。

代理投票という仕組みを正しく理解できているのかどうか自信がないので、きちんと説明できないのですが、「投票所従事者がふたり補助で付いて、ひとりが代筆をして、もう一人がその様子を見守って投票する」――みたいな理解で大丈夫かしら……

ツレも初めて一緒に投票に行って、緊張したと自分で言っていましたけれど、らっこも緊張していました。

そして開票が終了する前に、選挙速報で結果を確認し、この文章を書いています。

誠実な人間でありたいと、そうやって生きていきたいと思う夜でした。

読んでくださりありがとうございます。

 

愛にあふれたこの世界に感謝します。(今夜は満月だそうです)

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