佐野ラーメンをいただきました。
佐野ってどこですか?
佐野は栃木県だな。
ふんふん。
地図で探してみたら、この辺でした。
わかりずらっ。
見えますか?赤い点。
栃木県のみな~みの方。
栃木県佐野市のご当地ラーメンということですね。
ご当地ラーメンの食べ歩きとか、楽しそうだな……と妄想はしますが、たぶんやらないで人生を終えるんだろうなと思います。
やらないだろうけど、ツレと一緒だったら楽しそうだなとか。
妄想はさておき、さっそく茹でていただきます。
箱を開くと、「ウェーブ麺」だそうです。
なになに?薄いうどんみたいな麺ですよ。
らっこには見慣れない麺が入っていました。
こういうのってわりとよくあるんですか?
一般的なんですか?
らっこ初めてです。ワクワク。
茹でる用のお湯とスープ用のお湯とたっぷり沸かしている間に、どんぶりを用意します。
食器棚にはラーメンどんぶりが二つしかありません。
ツレの話によると、
「ほんとは二つ以上あるはずだから、家のどこかにきっとあるよ」
と言われても、すぐに見つけられるところにはないので、あと二つ。
何を使おうか。
普段おそばを食べるときに使っている小さなどんぶりと、お花の形の中鉢を用意しました。
小さいどんぶりはこぎ母に、お花の中鉢はらっこに、普通のどんぶりはこぎ父とツレに決めました。
長ネギを刻んで、チャーシューの代わりにハムと海苔を用意します。
ラーメンを食べる時のために買ってもらった、メンマを冷蔵庫から出しておきます。
お湯が沸いたら麺を茹でます。
一度に4人分。
お湯の温度が下がってしまっていますかね。
茹で時間は4分半~5分半。
間をとって5分を目指します。
ラーメンなのに太くて縮れた麺。
おもしろいなあ。
茹でている間にお湯でどんぶりとスープの素を温めて、スープの素を丼に入れて、お湯を200ccずつっ計量カップで計ってスープを薄めている間に、麺が茹で上がってしまいました。
5分半過ぎてしまいました。
ツレにヘルプです。(汗)
「お湯をどんぶりにあと、100ccずつ入れてください」
とお願いをして、4人分の麺をざるに取って水を切り、計量カップを使わずにツレがお湯を注いでくれたどんぶりに移します。
ツレが、用意しておいた具をのせてくれました。
「いただきます」
一口食べて、おお、おいしい。
麺の見た目はラーメンっぽくないのですが、味はしっかりラーメンでした。
思わず口から出た言葉が、「ラーメンだぁ」でした。
ツレが隣で無反応。
そりゃそうだ。
箱には、麺がスープによく絡むのだと書いてありましたが、なるほどその通り。
いいねいいね。
醤油ラーメンらしい醤油味のスープでおいしかったです。
らっこにはしょっぱかったですけれど、味が濃いからおいしく感じるのでしょうね。
単純に、どんぶりの底の方のスープが濃いままだっただけかもしれませんが(お湯とちゃんと混ざったと思うけど)、食べ終わる頃は、かなりしょっぱかったです。
これだからご当地ラーメンの食べ歩きはできそうにありません。
お店に食べに行って、スープが濃いからって、途中で「お湯をさしてください」なんてお願いできませんもの。
家でだったらそれができますものね。
ひと月かふた月か、ずいぶん久しぶりに食べたラーメン、おいしかったです。
細麺が好きならっこですが、この麺だったら太くても好きです。
本物のお店に行って食べてみたい気持ちと、手軽に家でまた食べたい気持ちと、なかなか悩ましいですが、万里とかいてばんりと読む、この名前は覚えておきたいと思います。
いつかツレと一緒に行ける日があるかもしれませんから。
ごちそうさまでした。
おいしかったです。