ポテトサラダが好きです。
笹かまぼことホウレン草を入れて作ったら、こぎ父から好評。
違和感はまったく無くて、潰れたポテトに埋もれたかまぼこが贅沢で、もっと入れればよかったと思うくらいおいしかったです。
かまぼこだと贅沢なので、そのうち「ちくわ」で作って食べようかしら。
ポテトサラダ
じゃがいも 3個(ひと口大に切る)
笹かまぼこ 1枚(薄切り)
ホウレン草 2~3株(湯がいて下味をつける)
コーン(冷凍)お玉1杯(解凍しておく)
塩こしょう 適量
マヨネーズ 大さじ6くらい
めんつゆ 小さじ1くらい
だしの素・しょう油など(ほうれん草の下味用、お好みで)
塩もこしょうも、ある程度計量してどのくらいという目安があればいいのですが、あくまで適量です。
じゃがいも3個で、小さじ1/2までは入れていないと思いますが、マヨネーズの量と気分で味見をして調えます。
適量≠適当です。
らっこ、笹かまぼことホウレン草入りポテトサラダを作る
1.薄切りにしたかまぼこをフライパンで焼いて焼き色を付けます。
ホウレン草は茹でて冷水にとって冷まし、3~4センチ幅に切ってだしの素やしょう油で下味をつけておきます。(普通におひたしを作る)
冷凍のコーンは解凍しておきます。
2.4つ切りくらいにしたじゃがいもをフライパンでやわらかくなるまで蒸し茹でにします。
3.残った茹で汁は捨て、皮をむき、再度フライパンで火にかけて表面の水分を飛ばします。
4.じゃがいもを潰したら、塩こしょうで下味をつけ、かまぼこ、ホウレン草、コーンを加えて混ぜ合わせ、味見をしながらマヨネーズとめんつゆで好みの加減に仕上げます。
器によそって出来上がりです。
あれ?
書き出してみると、心なしか手順が多い?
大きめのじゃがいも3つでラーメンどんぶり1杯分、4人で食べ切りました。
大量に作っているわけではないせいか、そんなに作るのが大変だとは思いませんでしたが、それでもやっぱりポテトサラダは手順が多い。
かまぼこを焼いたりホウレン草を茹でたり。
もう、混ぜてサラダにしていないで、そのままおかずにしてテーブルに出せば2品できるよね?
あ、でも、ポテトサラダで食べておいしかったです。
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こぎ母の御友人が贈ってくださった、宮城県石巻名産・白兼(しらけん)の笹かまぼこです。
こぎ母は、石巻の出身なのです。
「極上」って書いてありますのよ。
「極上」って。
電子レンジで20~30秒温めて、ホカホカした笹かまぼこにかじりつくと、プリッとしてツルンとしてたまらなくおいしい笹かまぼこですが、薄切りにしてしまいます。
もったいない!!
フライパンで焼き色を付けます。
この時はサラダ油(分量外)をひいて焼きましたが、油を使わなくてもいい色がつきます。
フライパンにひろげてしばらく放置。
弱火だと時間がかかるので、弱めの中火で1~2分。
両面、お好みの焼き加減に香ばしく焼いてください。
お皿に取りよけておきます。
かまぼこが元々白色なので、焼かずに混ぜても普通においしいと思いますが(まだ作ったことはありません)、焼き色が付くとじゃがいもと混ぜた時に存在感と香ばしさみたいなものが増すような気がします。
厚みを残す切り方、さいの目切りみたいにして焼いて混ぜたら、それも食感が残っておいしそうです。(まだやってみていませんが、美味しそう~)
空になったフライパンでお湯を沸かして、ホウレン草を茹でます。
お湯は1リットルで大さじ1程度の塩(分量外)を加えます。
お湯をケチって500mlくらいしか沸かしていないので、塩は小さじ1強程度。
ホウレン草の茎からお湯に浸して、茎がしんなりしたら葉っぱの方もお湯に沈めます。
1分くらい茹でますか?
お湯の量とホウレン草の割合と、火加減によっても違ってくるでしょうから、茹で時間を決めて茹でるより、ホウレン草の様子を見ながら引き上げます。
茹で過ぎると食感が悪くなっておいしくないので、どうせだったらかたいくらいで。
冷水にとって冷まします。
写真のボールには氷が入っていますが、普通の水でいいと思います。
茹ではじめる前にボールに水を張っておくべきだったのに、うっかり忘れて蛇口から出たお湯をボールに注いでしまったため、慌てて氷を入れて冷ましただけです。
水けをよく絞り、3~4センチ幅に切ってもうひと絞り。
ボールに入れて、だしの素(根昆布だしを使用)としょう油で味をつけておきます。
サラダに使う分だけ茹でるのはお湯がもったいないので、一束全部茹でて味をつけてしまいました。
おかずが1品増えました。
ホウレン草のゆで汁は、アクがにじみ出ているらしいので使いまわしはしません。
じゃがいも用には、水を新しくします。
じゃがいもを茹でます。
皮ごとまるごと蒸したり茹でたりすればおいしいのでしょうけど、時間と心に余裕のある時にどうぞ。
レンジで温めるのが楽な場合は、レンジが早くて楽ちんですね。
らっこはフライパンで茹でてフライパンで混ぜる作り方が楽なので、フライパンで蒸し茹でにします。
皮をむく気がすすまなかったので、皮つきでやっちゃいます。
皮付きのまま大きくざっくり、4つ切りにして、皮目を下にしてフライパンに並べ、水を5ミリから1センチくらいの深さに注ぎ、ふたをして火にかけます。
水は、たっぷりだったり、ひたひたの量で茹でるよりも、少ない水で火にかけたほうが早く火が通る気がします。
水が沸騰するまでにかかる時間の違いなんでしょうか。
正確に測ってみたことはないので、気のせいだったらごめんなさい。
沸騰したらぐつぐつを保つくらいの火加減に落として、10分くらい。
竹串で刺して確認すればいいのですが、菜箸を刺してみました。
菜箸は中まで通るのですが、刺したら崩れるくらいやわらかくなっているくらいの加減が本当は好きなのですが、まあ、このくらいでもいいかと。
刺した加減は、じゃがいもの種類によっても違うのかもしれません。
すっかりやわらかくなっていた方が、潰しやすくて食べやすい気がします。
いい火の通り加減になったら火を止めて、フライパンに残っていたお湯を捨てます。
ふたを水きりのようにしてお湯を流す様子に憧れますが、ふたが熱くて重くてらっこには難しいです。
一度ザルにあげて水を切れば一瞬で済みます。
ふたを使った方が洗い物は増えませんね。
写真で見たままですが、こんな風に茹でたじゃがいもの皮は簡単にはがせます。
皮の裂け目をつまんで引っ張るだけでぺろり。
もっと軟らかくつぶれるじゃがいもだったりすると、潰しながら残った皮を取り除くようなやり方でも簡単です。
まるごと蒸したり茹でたりしてからむくやり方よりは、らっこには負担が少ないです。
火傷にだけ気をつけましょう。
まるごと茹でて皮をむくという作業がどうってことない方は、そうやって作ればいいんですものね。
自分にとって負担にならないやり方を見つけましょう。
料理全般をやってくださっていた頃のこぎ母は、毎回まるごと蒸してから作っていたようです。(めっちゃ時間かけて作っていたんでしょうね……)
皮がむけたら、もう一度火にかけて表面の水分を飛ばします。
強めの中火で、フライパンをゆすりながら様子を見ます。
フライパンの表面にうっすら膜が張り始めたくらいでいいと思います。
じゃがいもを潰します。
ヘラで潰そうと思ったらかたいわ。
マッシャーを使って潰しました。
思った以上にまだお芋がかたくてマッシャー様様。
何しろテフロンのフライパンですから、傷をつけないようにそっと作業しましたが、つけてしまっているでしょうね、傷。
まあ、その辺がらっこ飯です。
ごめんねフライパン。
水っぽさの無いほろほろのお芋になりました。
細かく潰すのは諦めて、粗くつぶれたところで塩こしょうを振ってじゃがいもに味をつけます。
ポテトサラダの味付けは、マヨネーズよりも塩で決めると、マヨネーズを使う量が減らせてカロリーを抑えられるって、昔テレビで見ました。
かまぼこ、ホウレン草、コーンを加えて混ぜ合わせます。
かまぼこも元々味が付いていますし、ホウレン草にも味をつけているので、混ぜたら味見。
まだ少し塩っ気が薄い感じでしたが、マヨネーズを加えます。
ひとまず大さじ4くらい。
少ししっとりしてきましたが、味が足りません。
マヨネーズとめんつゆを追加します。
めんつゆが元々甘いので、砂糖を入れなくても甘みが強くなります。
多少じゃがいもの色が濃くなりますが、全体に混ぜるとそんなに気になりません。
真っ白なサラダがお好きな場合、めんつゆではなく塩で味付けですね。
だいたい味が決まりました。
ポテトサラダは洋風だと思いますが、和風な味に仕上がりました。
器によそってお好みで黒こしょうをパラパラ。
完成です。
「いただきます。」
じゃがいもの味は、マヨネーズよりも塩こしょうがメイン。
こしょうのスパイシーさがいい刺激でおいしくできました。
じゃがいもの中の緑と黄色と茶色。
いろどりもよろしくってよ。
こぎ父が最初にかまぼこに気が付いてくれたようで、こぎ母に、
「お芋食べた?食べてごらん?イイものが入っているよ?」
とこぎ母に教えていくださっていました。
かまぼこ、もっとたくさん入れてもおいしかったと思います。
手順が多いし、頂いたかまぼこも食べきってしまったので今度いつ作れるかわかりません。
ちくわだちくわ。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。