鶏むね肉を梅肉で味付けして、オーブンで焼いた串の無い焼き鳥がおいしいんです。
焼いたときにむね肉が固くならないように下処理を行い(難しくないよ?)調味料と片栗粉を加えて揉み込んでいるので、やわらかさもジューシーさも感じられ、何より梅の風味でさっぱりといただける。
梅味は好きなのでたいてい何を食べても「うめぇ」なのですが、これはぜひ2回繋げて言いたい。
「うめぇうめぇ!」
オリジナルのレシピはらっこの鶏むね肉調理の先生(と心の中で勝手に思っている)である筋肉料理人こと藤吉和男さんの『鶏むね肉の梅肉焼鳥』です。
詳しい作り方、正確な分量はこちらから。
参考:『レシピブログ連載、鶏むね肉の梅肉焼鳥』 筋肉料理人藤吉和男の魚料理と簡単レシピ 2020/08/02
リンク先のレシピブログに飛ぶと確認できます。
梅味鶏むね肉のオーブン焼き
- 鶏むね肉 1枚(300gくらい。1度皮をはがして刻んでまた混ぜる)
- 梅肉 小さじ1弱(塩だけで漬けた梅干しを刻んで練り梅にしたもの)
- ニンニク(チューブ使用)小さじ1/4
- 料理酒 大さじ1.5
- しょう油 小さじ1
- 片栗粉 大さじ1.5
(二人分の分量ですが、4人で食べました)
レシピを参考にらっこが作りやすいように作りました。
筋肉料理人さんは、梅肉を使う時にはチューブタイプのものをすすめてらっしゃいます。
使いやすくて便利そうです。
らっこは、塩だけで漬けたしょっぱい梅干があるので、チューブタイプよりもたぶんしょっぱいだろうと思い、オリジナルの分量(小さじ1.5)より少なめに加減しています。
250度に設定したオーブントースター(1000W)を予熱して15分焼けば出来上がるレシピですが、らっこはトースターがレンジに付いているタイプで温度設定ができないため、レンジのオーブン機能を利用して250度で 15分焼きました。
らっこ、梅味鶏むね肉のオーブン焼きを作る
<下ごしらえ>
1.皮を取ったむね肉を1センチほどの厚みに切り、1枚が大きい部分は半分か3つに切り、まな板にひろげます。(本当は、もう少し小さめの2センチ角位に切るそうです)
2.包丁の背でとトトとトントンと叩いて厚みが半分くらいになればOK。
3.ビニール袋にその他の調味料と一緒に合わせて揉み揉み味を馴染ませます。
お味噌汁にでも刻んで入れようかと、最初に皮を取り除いたものの、お味噌汁に入れるのが面倒な気分になってしまい(なんでだ)、食べやすそうな大きさに刻んで(3)に一緒に混ぜ合わせました。(せっかく取り除いたのにね)
<焼く>
1.オーブンを250度に予熱しておきます。
2.ターンテーブル(タイプを使っています)の上にクッキングシートを敷き、下ごしらえした鶏肉を「焼き鳥っぽい丸さ」にまとめ、食べやすい大きさに切り分けておいた鶏皮を、さも「最初からこんな風についていました」を装うように、丸めたお肉の上にひろげて向きを確認しながらかぶせるようにしてのせて並べて、15分焼きます。
オリジナルのレシピでは、焼きあがっても十分に焼き目が付かなかった焼き鳥を香ばしくさせるためでしょうか。
ガスバーナーで炙って焼き目を付けています。
この時は鶏皮がこんがりと焼けてきれいな焼き目が付きました。
ガスバーナーが無くても大丈夫。
焼きあがった見た目は正直、ツヤとか油っぽさのような照りのような派手さのある見た目ではないのですが、あっさりしっとりでさっぱり食べられるおいしい焼き鳥です。
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ビニール袋ですべての調味料を合わせ、揉み揉みした状態です。
オーブンは250度に予熱しておいて、ターンテーブルにクッキングシートを敷いて丸めたお肉を並べていきます。
皮もひろげながら貼り付けます。
大きさを揃えることは、火の通りを均一にするために大切なことだっていうことは分かっているつもりなのですが、大きさを揃えられないときもありますよね……
むね肉は本来、2センチ角ぐらいの小ささに切ってから包丁でたたいて繊維を潰すのですが、らっこはたいして小さく切らずに下ごしらえを終わらせてしまったため、大きな肉片と小さな肉片が混在し、うまく大きさをそろえられませんでした。
2センチ角に揃えていれば、丸めるときも大きさを揃えられたと思います。
あとはオーブン任せですが、初めて作る時にはいつでも、ときどき庫内の様子を伺い、焼きすぎていないか確認することをサボらないほうがいいと思います。
250度のオーブンできっちり15分。
皮にこんがり焼き色が付いて、よく焼けています。
お皿に取りよせて完成です。
「いただきます。」
油も旨味も多い(気がする)もも肉も好きなのですが、このむね肉のさっぱりと食べられる感じがやっぱり好きです。
鶏むね肉は2枚買ってもらっていて、4人で食べるには少し心もとないので、もう1枚焼いていました。
おいしそうに見えませんか?(自分で言う)
むね肉に調味料をしみ込ませて加熱はレンジ。
その後フライパンで焼き色を付けて照焼き風にするこちらもおいしかったですし、正直見た目はこちらの方がおいしそうに見えやしないか?なんて思ったりするのですが、梅味の鶏肉がおいしいですから、ほんと、照焼き風よりも梅味がらっこの中では勝っていました。
勝ち負けではないのですが、見た目に負けたと言いましょうか。
最後に味を決めるのはたぶん、調理方法とか調味料とかそういう部分よりも結局のところ、自分の好きの度合いの違いなんだよ。
たぶんですけど。
梅味はお好きですか?
ごちそうさまでした。
読んでくださりありがとうございます。
おいしい鶏むね肉が食べられますように。