介護 暮らし

ショートステイ。初めての2泊3日③|らっこ

このページには広告が含まれています。

こぎ母がショートステイで初めての2泊3日を経験して帰ってきて、ちょいちょい気が付くことがありました。

こぎ父がこぎ母の着替えや目薬を差したりあれこれしている脇で、ツレとらっこは荷物を整理しようとしていました。

施設は「バナナ苑」と呼ばせていただきます。

前回までのお話しはこちら。

1日目食べてすぐに出発
ショートステイ。初めての2泊3日①|らっこ

要介護2のこぎ母が、ショートステイを利用するようになりました。 施設は「バナナ苑」と呼ばせていただきます。 初めての時は1泊2日。 お試し利用といった感じで1泊お世話になり、また利用させてもらおうと、 ...

こーぎーがこぎ母の目ヤニを取る様子です。
ショートステイ。初めての2泊3日②|らっこ

要介護2のこぎ母が、ショートステイを利用するようなった時のお話しの続きです。 前回は、こぎ母が帰ってきたところまで書きました。 施設は「バナナ苑」と呼ばせていただきます。 今回は帰ってきてからのお話で ...

 

予備で用意していた着替えなんかは、はこぎ父が整理したいかもしれないからと思って手は付けず、薬をお薬カレンダーにセットし直したり、持って行った洗面道具を定位置に戻したり、洗濯物を洗濯機に突っ込むことにしました。

洗濯用に分けられたビニール袋の中から出てきたのは、クシャっと丸められたセーター。

 

重ね着した肌着がすべて重なったままの状態。

 

重なっていた下着におりものシートが貼りっぱなし。

 

洗濯物を見つめて黙り込むこーぎーとらっこ。

 

宿泊施設帰りの洗濯物の状態の標準がわからないので何とも言えませんが、こういうものなのでしょうかね。

ザ・脱いだまんま

こぎ母がご自分でやった成果だったのでしょうか。

 

既に次回の2泊3日利用の予定は組んでもらっているので、その時もどうなってくるのか気になるところです。

毎週通っているデイサービスで入浴させてもらった時の着替えは、重ね着状態ではないそうです。おりものシートもはがしてあると。(こぎ父談)

着替えなかった予備の服を整理していたこぎ父から

「下着はお風呂に入った時だけ変えるのかね?こういうところではそうなんだね……」

驚きと戸惑いと残念さの混じる声色でした。

自宅では、こぎ母がお風呂に入らない日でも下着は毎日寝間着に着替えるときに替えていたので、なんとなく寝る前に寝間着に着替える際に下着も変えてもらえるような気がしていたのだと思います。

そういえば、ぼんやりとした記憶になってしまいましたが、確か施設の方の説明では、着替えは入浴のタイミングでします、みたいな話だったような記憶です。ぼんやりですが。

1泊2日の時は替えていなかったことに気が付かなかっただけだったのかな。

そっちの記憶もぼんやりです。

気になることはいつも後になってから浮かんでくるらっこです。

 

そして、荷物と一緒に入っていた施設での様子を知らせてくれるはずだった報告書(別の名前だったかな)も読んでみました。

初めての1泊2日利用の時には「こんなレクリエーションをやって楽しそうにしていました」とか「リハビリはカラダの状態を見るだけで終わりました」とか、A4の紙1枚に数行でしたが、いろいろ書いてくださっていました。

今回は2泊3日。3日分の報告の内容に増えたかしらと楽しみに読んでみたところ、食事を少し食べ残したらしいこと、最後のお通じがいつだったかといったフォーマットの枠線の中だけに情報が書き込まれていただけでした。

どんなことをして過ごしていたのかといったレクリエーションの内容や、リハビリの内容は一切記載がありませんでした。

書類に関しても、初めての時にはA4サイズ1枚分だった報告書が、用紙の下10センチ程度が切り取られた状態の短い元A4用紙に変わっていました。

 

バナナボートにまたがって宙を舞うらっこ。

※こーぎー家では施設をバナナ苑と呼んでいます。

何をして過ごしたのかは教えてくれない主義に変更されたのでしょうか。

いつの間にか。

 

それとも元々はそういう淡白なものなのでしょうか。

1泊2日の初めての時が異例だったとか。

報告書とは。

何をして過ごしたのかご本人に尋ねるにも、本人は覚えていたり覚えていなかったり、覚えていなかったり、覚えていなかったり。

覚えていたりもするようですが、言葉にするのは難しかったりするのでしょうか。

 

数少ない報告書に記載のあった内容のひとつに、食事を残すことがあったようだったのですが、普段の食欲から考えるとどうかしたのかなと考えます。

食事の時間が短くて食べきれなかったのかな、とか、環境の変化が食欲に現れるのかなとか。

たまたま嫌いな何かが出たのかなとか。

こぎ母の嫌いな食べ物が浮かばないのですけど。

 

はい。

分かりません。

うん。

まあいっか。

無事に帰って来ましたから。

 

 

こぎ母の着替えも済んで一息ついたら、少し休もうじゃないかとみんなでおやつをつまむことにしました。

 

ぼんやりしているこぎ母

 

椅子に座っても、なんだかぼんやりしているこぎ母です。

 

つづく

-介護, 暮らし