季節の行事をスーパーのチラシで知るらっこです。
1月7日、スーパーで買って来た「春の七草セット」を使って七草粥です。
お腹をお粥で休ませましょう。
切り餅を細かく切って加え、お餅の入った食べ応えのある七草粥になりました。(休ませるんじゃ?)
お粥の炊き方が「弱火でコトコト」ではなくて「強めの火で一気に」炊き上げ、ふたもしないでときどきかき混ぜます。
NHKのためしてガッテンで紹介されていた作り方にならった、さらりとしたお粥です。
火にかける時間も20分程度ですぐに炊きあがる(洗米をざる上げしておく時間を除く)ので、あまり気負わずに作れました。
春の七草粥(4人分)
- 米 1合(よく研いでザルに上げて20分程おいておく)
- 水 5カップ(1リットル)
- 湯(差し湯用)1/2カップ(100ml)
- 春の七草(セット)
はこべら、ごぎょう、すずしろ、せり、すずな、なずな、ほとけのざ(熱湯に塩を入れてさっと茹で、細かく刻む) - 切り餅 1個(24つ切り。もち米100%のものを選ぶ)
「なんで七草なの?」
こぎ母からのなんでなんでに答えるこぎ父によると、
「冬は野菜が食べられないから、食べられるものを摘んで食べたんだよ」
そういう時代もあったのでしょうかね。
人日(じんじつ)の節句(1/7)の朝に食べて、無病息災を祈るためだとか。(らっこ調べ)
らっこ、切り餅入りの七草粥を作る
1.米を研いでザルに上げ、20分程おいておきます。
乾燥を防ぐため、ザルに濡れ布巾かラップをかけておきます。
2.七草をよく洗い、熱湯に塩を入れてさっと茹で、冷水に取ってよく水気を切って細かく刻んでおきます。
すずしろ(大根)とすずな(カブ)の根(葉っぱじゃなくて白いところ)は茹でずに、皮付きのまま1センチ未満のさいの目切りにしておきます。
3.切り餅は24つ切り(溶けてなくならない程度に小さく刻みました)にします。
4.鍋に5カップの水を入れて沸騰させ、米を入れたらやさしく混ぜます。(強火)
鍋の中でお米が片寄ってきたら、ならすようにやさしく混ぜます。
※米を入れて3分たつ前に噴きこぼれそうになったら火を少し弱める。
5.米を入れて3分後、火力は米が軽く踊るくらいにします(強めの中火)。
6.米を入れて11分後、すずしろ・すずな・切り餅も加えまて差し湯(1/2カップ)を入れて軽くかき混ぜます。
7.米を入れて15分後、鍋肌をなでるように混ぜたら七草を加え、火を消してふたをして3~5分蒸らして出来上がりです。
お椀によそったらお好みで塩、すじこなどをのせていただきます。
年明け最初のお買い物が1月6日。
買って来てすぐに冷蔵庫に入れましたが、すずしろ(大根)やすずな(カブ)の葉っぱすぐに切り落としておいた方が鮮度が保てたかもしれません。
それでも葉っぱはみんな元気そうでした。
葉っぱと名前が一致しませんが、それほど深い興味があるわけでもないので(おい)7種類ちゃんと入っていることだけ確認して洗いました。
水が冷たい。
小鍋に少しのお湯を沸かし、塩を加えて葉っぱをさっと茹でます。
洗うみたいにほんの2~3数秒お湯にくぐらせて取り出しました。
水道の水が十分冷たいので、水道の冷水にとってすぐに冷まし、水気をよく絞って細かく刻んでおきます。
すずしろ(大根)とすずな(カブ)の根は、お米と混ざり合うように1センチ未満のさいの目切りにしました。
皮はやわらかそうだったのでむかずに切りました。
切り餅もさいの目にしておきます。
ざる上げしておいた米は、強火で沸騰している鍋に加えて、時々混ぜて、炊いていきます。
ふたもしないし弱火にも落としません。
米を入れて3分後、火力は米が軽く踊るくらい(強めの中火)に落としますが、それでもグラグラと煮立たせています。
米を入れて11分後、差し湯をしてかき混ぜるタイミングで、すずしろ・すずな・切り餅も加えました。
米を入れて15分後、鍋肌をなでるように混ぜたら七草を加えました。
セリの根はらっこには食べ慣れないのですが、「セリは根がおいしい」というのを読んだことがあるので混ぜずに浮かべてみました。
茶色ぽく見える土を取り切れていない気もしないではなく、味よりも土が気になりますが、らっこが食べるのでご勘弁を。
火を消してふたをしたら、コンロにかけたまま3~5分蒸らします。
切り餅入り七草がゆのできあがりです。
茶わんによそうとセリの根が異様に目立ちます。
塩を少々と、前日の残り物・真っ赤に染められたすじこを添えてみました。
「いただきます」
ねっとり感の少ないサラリとしたお粥に刻んだ切り餅がいいアクセントになっていいじゃないですか。
七草は苦みも何もなく食べやすく、食べている気もしませんでしたが、きれいないろどりですよね。
すじこでおかゆを食べるのは初めてでしたが、ごはんですからおいしいですよね。
茶色くなったセリの根は、おいしいとは思いませんでしたが、難なく食べられて一安心。
もう少し大人になったら、セリの根のおいしさがわかるようになるでしょうかね(もう十分大人だ)。
季節らしいことをできて小さく満足。
自己満足感、大事です。
これならまた来年も、と思えます。
ごちそうさまでした。
読んでくださりありがとうございます。