こぎ兄さんとこぎ弟さんから届いた母の日のプレゼントを見たこぎ母に
こーぎーからのプレゼントはないんかいなと尋ねられたツレ。
これまでの話
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こぎ母の母の日(1)|らっこ
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こぎ母の母の日(2)|らっこ
こぎ兄さんとこぎ弟さんから届いた母の日のお祝いのお花を見ても、なかなか状況が理解できなかったこぎ母です。 この前のお話 状況を確認するように噛みしめるようにつぶやいた後で ...
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庭の花を摘んでくるよと答えていたものの、こぎ母はすぐに忘れるだろうと思っていたそうです。
思っていたけどしばらくしてから再び
忘れていなかったらしい。笑
ツレは「今から取ってくるよ」と庭に出て、きれいに咲いていたアヤメをチョキン。
一輪挿しに少々無理矢理差し込んでこぎ母の元へ。
すっかり気に入ったようでした。
何年?何十年?前に、こぎ母が庭に植えたアヤメだったそうです。
「模様がこんな風にほら」
「黄色がなんとも言えないいい色をしている」
「紫もいい」
もうメロメロ。
「植木鉢もまたいいね」
と褒めていたそうです。
植木鉢とは一輪挿しのことですね。
本当に花がお好きなんですね。
こぎ母の発想は、ツレの推察によると
『こーぎーからのプレゼントが欲しくて言ったのではなくて、こぎ兄さんとこぎ弟さんから一緒にプレゼントが届いたから(実際には到着が一緒だっただけで別々)こーぎーが仲間外れになったのではないか?と心配したんじゃないのか』
ということでした。
しばらくアヤメにメロメロだったこぎ母が、こぎ父から何か言われて急に不機嫌になりました。
こぎ父が何と言っていたのか覚えていないのですが、こぎ母の中で『アヤメを摘んできたこぎ父本人が、なんだか矛盾したような?筋違いなことを言っている』と思って不機嫌になったようなのです。
あれま。
母の日のプレゼントを求められてこぎ母のためにツレが摘んできた庭のアヤメだったのに。
いつの間にか、こぎ母の脳内では「こぎ父からのプレゼント」に置き換わっていたようでした。
ちょっと笑っちゃいました。くす
続きます。