2021年9月21日は十五夜さん。
ツレが「満月と中秋の名月が重なるのは8年振りなんだって」と教えてくれました。
前日の敬老の日が通常営業(営業はしていません。あまりにもいつも通りだったということです)だったので、食べたいと思って作りました。
お月見団子!
穴の無いポンデリングではございません。
まったくお月見団子っぽくないお団子ですが、十五夜さんにに作るお団子なのでお月見団子です。
いつ頃だったかだいぶ前、スーパーの売り場の、上新粉と団子粉と白玉粉の前で少しドキドキしながら白玉粉を手に取って買ってもらっていた白玉粉。(白玉粉が一番お値段スルのですね)
遂に出番です。
1年前は上新粉で作っていました。
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上新粉でお月見団子。月を見ずに食べる|らっこ菓子
こんにちは~こーぎーをこよなく愛するらっこです。 2020年10月1日は中秋の名月。 上新粉を使ってお月見団子を作ってみました。 こねて団子にして茹でる作り方で、レンジも蒸し器も使っていません。 上新 ...
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上新粉で作ったお団子は歯切れがよすぎて少々固く、らっこが思い描いたお団子のイメージとは異なる食感でした。
今年は白玉粉を備えていたので白玉粉を使い、モチモチ食感のお団子が食べられました。
こねるときに水の代わりに豆腐で作るレシピを見つけたので豆腐を加えてお月見団子です。
白玉粉の節約にもなりますか?ね?
白玉粉 100g
絹豆腐 100g
水 適宜
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白玉粉と豆腐の割合は色々あるみたいですが、無難そうな1対1。
出来上がってすぐに食べる分にはモチモチで美味しかったですが、一晩冷蔵庫に入れて時間がたったお団子はそれなりにかたくなっていて食べにくかったです。
そこで、レンジで少し温めて食べました。
1対1の割合を変えると、食感や時間がたってからのかたくなりにくさも変わるのでしょうね。
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水気を切らない豆腐を使っても粉がまとまらなかったので 水(大さじ1~2程度)も加えて耳たぶくらいのやわらかさにまとめたら、ぜーんぶ丸めて沸騰したお湯で茹でました。
生地を丸めながら順々にお湯に入れていくやり方だと茹で時間にムラができてしまうので(お鍋の中で最初に入れた団子と最後に入れた団子の区別がつかないの)、お湯を沸かしながらすべてまるめ終わってから茹ではじめます。
最初は鍋の底に沈んでいたお団子が、しばらく茹でているとぷくりと膨らんで浮かび上がってきます。
で、そこから何分茹でるのかなのですが、らっこ、茹で時間がよく分かりません。
1分と書いてあるレシピや3分4分とか、だいぶ時間違いますけどなんででしょう。
途中で試食してお団子の数が減ってしまうのは惜しいので不可です。(この考え方に問題がありそうだ)
生で粉っぽいお団子はご免こうむりたいので長めに茹でます。
浮かんでから4~5分様子を見て水を張ったボールに取って冷ましました。
(1度にババババッとすくわずに、小ぶりなお団子から順にすくっていったので4~5分です)
ここでひとつ、半分に切って中心部分を確認、粉っぽさがないことを確認して試食。
いい塩梅でございます。
茹で時間が1分でいいというレシピもあるので、茹で過ぎによる何かしらマイナスの面もありそうですが、らっこの舌では分からなかったので4~5分で良しとします。
この後しっかりとお団子の水気を切ってお山になるように積み上げればよかったのでしょうけれど、水気が残っている状態で積み上げようとして失敗して(滑ってずり落ちて崩れちまうのです!)おやつの時間が遅くなりそうだったためにこんな姿に。
お団子の大きさも揃いませんねぇ。
成形している最中には「大きさが揃わなくっても、まあこんなもんでしょう」なんて思いながらクルクル作業しているのですが、出来上がりを見るとやっぱり……
形はともかく大きさはそろっていた方が見た目がいいですね。
最初は月が出た頃にお供えをして夕飯のデザートにしようかな?くらいに考えていたのですが、ツレが「出来立てを食べようよ!」と言ってくれたのでおやつに食べました。
お供えする間もなく胃袋に収まった、月見てない団子。(うまいこと言ったつもり)
金箔の何やら豪華なお皿によそったお団子にツレがあんこ(缶詰)をたっぷりかけてくれました。
あんこ餅大好きなこぎ母も大喜び。
豆腐の効果かお団子というお菓子が久しぶりだったからか皆さんに好評で、「おいしいよ。毎日お団子でいいよ!」と言ってくれたツレの言葉を真に受けて、次の日のお昼ごはんも
白玉団子かよ!
まん丸のお団子もおいしいですが、赤血球のような中心をへこませた形も好きです。
前日と同じ分量で作ったつもりでしたが、ツレから、今日のお団子は豆腐っぽさをだいぶ強く感じると指摘されました。
量り間違えたのでしょうか…?
贅沢を言えば、豆腐臭くないお団子の方がやっぱりおいしく感じられる気がします。
お団子に対するイメージと慣れもありますでしょうか。
お団子だけでは食事にならないので、切り餅も食べました。
今度作るお月見団子こそはお山に積み上げようと思っていたものの、10月18日の十三夜、お月見日和のこの日には、お団子は作りませんでしたとさ。
よく晴れてきれいに月が見えた十三夜でした。
読んでくださりありがとうございます。