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上新粉でお月見団子。月を見ずに食べる|らっこ菓子

こんにちは~こーぎーをこよなく愛するらっこです。

2020年10月1日は中秋の名月。

上新粉を使ってお月見団子を作ってみました。

こねて団子にして茹でる作り方で、レンジも蒸し器も使っていません。

上新粉を使ってお団子を作るのは初めてで、食べてみてちょっと戸惑いました。

粉っぽいわけではないけれど、歯ごたえがあって硬くて失敗してしまったんじゃないかと思っていたら、上新粉(うるち米の粉)で作るお団子とはそういうものだそうです。

コシが強くて弾力があるので、歯切れがいいと言うようです。

白玉粉や砂糖を加えて作ることで、もちもちとした食感に近づけるんだとか。(へ~)

ツレは「失敗していないでしょう?固い食感がおいしいよ」とパクパク食べてくれました。(ありがとうございます)

月を見ることなく食べました。

お月見団子なのにね。

お月見団子)

上新粉  250g
お湯  200~250ml

<みたらし餡>
水  50ml
しょう油  大さじ1
てんさい糖  大さじ2
片栗粉 小さじ1

みたらし餡の分量は、クックパッドでみつけたレシピの投稿者がこぎ父の故郷・長野県須坂市だったので、これを作ろうと張り切ってお月見団子のレシピからもらいました。

お団子10個分に対するみたらしの量で、らっこが使った上新粉の量に対しては足りているとは言い難く、気持ち程度水を多めに入れて作ったら、やさしい甘さの餡ができました。

ツレが「もっと甘くてもいいかも」と言ってくれたのですが、甘いものも食べすぎ注意でお願いします。

 

らっこ、お月見団子を上新粉だけで作る

1.上新粉にお湯を少しずつ加えながら耳たぶくらいのやわらかさになるまでよくこね、適当な大きさに丸めて茹でます。

2.団子が浮かび上がったら2~3分で冷水にとり、水気を切って盛りつけたら完成です。

みたらし餡は、すべての材料を小鍋に入れ、かき混ぜなが中火にかけてとろみをつけ、器によそいました。

 

お月見団子としての盛り付け方になっていませんがご愛嬌。

直径2センチほどの小粒のお団子。

月を見ることなく、夕日が差し込む台所でみたらし餡で食べるのは、果たしてお月見団子と呼べるのでしょうか。

(呼ぶよっ、らっこはねっ)

 

===

いつ買ったのか思い出せないくらい前に買った上新粉の出番がやってきました。

中途半端に残しても使い道に困るかもしれないという理由で、全量250gを使って作ります。

お団子山盛りできました。(何個作ったのかかぞえませんでした)

 

最初に、お団子を茹でる用のお湯を,,鍋にたっぷり沸かし始めてから粉をこねるくらいで時間に無駄がないかと。

ボールに入れた上新粉にお湯を少しずつ加えて混ぜ合わせます。

加える水分が、水なのか熱湯なのか、何を使って作るのが正解かわからず、間を取った「お湯」で混ぜました。

ぬるま湯でもなくて熱湯でもなくて、熱めのお湯です。

うん。だからそれが何度くらいなんでしょうね。らっこが知りたい。

最初から手で混ぜて作ったので、お湯が熱かったです。

なかなか均一に混ぜられなくて、混ざり方にムラができてしまうのはどうしましょう。

まだ完全に粉の部分とお団子になってしまった部分ができてしまったら、お団子を細かくほぐしてまたお湯を加えるを繰り返しました。

徐々にまとまってきます。

お湯を220mlくらい加えたくらいでだいたいまとまりになったので、あとは手にお湯を付けながらこねてみました。

こねてもこねてもひび割れのようになってしまっていたので、もう少し水分を加えたい気がしたのですが、ここまでこねてからどうやって足したらいいのかわからずそのまま。

お団子に成形します。

大きな塊からちぎると大きさをそろえるのが難しいので、棒状に伸ばした先をちぎるようにして団子の素を作ります。

このくらい?

最初にちぎった大きさに合わせるようにして以降もちぎります。

白玉団子を作った時には、茹でると膨らんで大きくなるイメージがあったため、膨らむ前提で小さめに丸めたつもりが、上新粉で作るお団子は茹でても思ったほどには大きくなりませんでした。

一気に小分けして一気に丸めようと思ってこうしたのですが、この状態だとどんどん団子の素が乾燥してしまったので(やっぱり水分が足りなかったのかも?)何個かずつ、ちぎってはまるめ、ちぎってはまるめを繰り返したほうがよかったりするかもしれません。

(濡れ布巾を被せながら作業すると良いそうです。作る前に知っていればね)

あまりにきれいに丸まったのでパシャリ。

このこが最初で最後、一番きれいに丸められました。

できるだけきれいに丸めます。

沸騰したお湯の中に沈めます。

ん?お湯の温度がもしかしたら、低かったのかもわかりません。

(1個入れてから火力を強めました)

最初は底に沈みます。

鍋底につかないよう、団子同士がくっつかないように時々混ぜます。

丸めた団子から順にお湯に入れていくやり方だと、どれが最初に入れてどれが最後に入れたのかわからなくなります。

茹で時間に差ができてしまって取り出すタイミングが合わせられないので、まとまった数で茹でる必要があるようです……

 

 

 

え?

 

らっこがどうやって茹でたか?

(言わせないでくれっ。歯ごたえがよすぎて失敗したように感じた原因はそこかっ?)

しばらくするとお団子が浮かんでくるので、浮かんでからもう2~3分ほど茹でます。

白玉団子でよく見るような、中央部をへこませたお団子は1~2分でよさそうですが、丸めた団子は少し長めに。

冷水にとって冷ましたら、水気を切ります。

全部茹でたらこんな風になりました。

水切りが不十分だったらしく、表面がヌルッとしてしまい、積み上げられませんでした。

お月見団子なのに……


みたらし餡を作ります。

材料を全部小鍋に入れてよく混ぜます。

中火にかけてとろみをつけます。

自分で作ったものばかり食べていると、それでいいんだと思ってしまいますが、これって練りすぎですか?

とろみがついたら火を止めてもいいのでしょか。

時々プロが作ったものを食べていないと、どんな状態が本当においしいのかわからなくなります。

焦がさないように途中で弱火にして練るように作ったのですが、焦げてはいませんが、固すぎたかなあと心配。

器によそうと、スプーンに垂れた餡がきれい……

タレじゃなくて「あん」ならかためでもいいいのでしょうか。

お皿を変えて高く積み上げようとしてよくわけのわからない形になったお団子です。

みたらし餡を付けたお月見団子です。

お団子は楊枝でつまんで、餡を絡めて

「いただきます」

 

お月見団子なのに、お月様に備えることなく食べるってどうですか。

月が出る夜は眠る時間なのでしょうがないですよ。

 

 

見てください。

 

 

 

西日を受けたみたらし餡で黄金色に輝くお月見団子。

 

「なあにこれは?これは何ていうの?」

本当はわかっているけど教えてもらいたくて尋ねているようなこぎ母の質問。

「十五夜にお団子食べるのなんて初めて!」

「俺も初めてかな」

「らっこも初めてです」

 

らっこもたしか……たしか初めてだったと思います。

実家にいた頃、十五夜さんだと思って何かを作り、窓際で月を眺めながら一人で何かを食べたような記憶はあるのですが、何を食べたのか覚えていません。

今回みたいにみんなで「わーい」って食べたのではなく、らっこがひとりで苦しい思い(満腹)をしながら食べて寂しかったような記憶です。

ううむ。思い出せません。

まあいいんですけど。

 

食べ切れなかったお団子は、みたらしをよそった器に移して冷蔵庫へ。

食べる前に温め直せばやわらかく戻るそうなので、また明日。

 

 

みなさんに喜んでもらえて、らっこもイメージしたお団子の食感とは違っていましたがパクパクとたくさん食べられて、嬉しかったです。

80代のこぎ父もこぎ母も、今は誤嚥の心配をそれほどせずに何でも作ってなんでも食べていただけているのでありがたいです。

お二人とも入れ歯無しで歯もいいので、固さもあまり気にせず作れて、パクパク食べていただいています。

ありがたいです。

本当にありがたいです。

 

満月の時には少し感傷的になりやすいのかもしれません。

 

ほんとうに、すべてがありがたい気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

ごちそうさまでした。

読んでくださりありがとうございます。

 

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