スーパーで舞茸が特売になっていたので買ってもらいました。
わかりやすい調味料の割合を見つけたので、炊き込みご飯に挑戦です。
あまり使い慣れない舞茸に戸惑いましたが、こーぎー好きで炊き込みご飯好きのらっこといたしましては、レパートリーに加えたいごはんになりました。
舞茸ごはん(4人分+おかわり)
お米 3合
舞茸 1パック
にんじん 1/3本
油あげ 1枚
<調味料>
しょうゆ 大さじ3
みりん 大さじ2
だしの素 1パック(5g)
舞茸ごはん
1.お米を洗ってざるに上げておきます。20~30分。
お米が乾かないように濡れ布巾をかけておきます。
2.にんじんは細切り、油あげは短冊切りにします。
舞茸は、どう扱えばいいのかわからず、とりあえず手で縦に割いてみました。
紐のようなものがたくさんできてきたので、(舞茸の原型がないぞ(汗))縦に割くのをやめにして、かさの形がわかるようにちぎりました。
3.炊飯器にお米を入れ、調味料を入れてから、水を目盛りまで入れます。
4.かるく混ぜたところに、にんじん、油あげ、舞茸を入れて炊飯器のスイッチを入れます。
硬そうな材料から順に入れました。
こーぎー家の炊飯器はガス炊きで、細かいモードはないので普通に炊きます。
お米を研いですぐに炊く「洗米すぐ」と、30分以上浸水させた「浸し米」モードがあるのですが、ざる上げしたときはどっちのモードがいいのかわかりません。
炊飯器の説明書には、「ざるに上げるとお米が割れやすくなって硬いご飯になるから、ざる上げしないように」とあります。
ざる上げしても、おいしく炊けていると思っているのは自分だけかもしれません。
気分で選んで「浸し米」で炊きました。
ピー
5.炊飯が終ったらふたを開け、炊けているか確認です。
6.わーい。よかった。ちゃんと炊けていました。
ふたを開けると、嬉しくなるような炊き込みご飯の匂いが立ち上がりました。
7.かき混ぜてお茶碗に盛ります。
「いただきます」
舞茸ごはんの余談
実家ではよく母親が舞茸を食べさせてくれていましたが、こーぎー家ではあまり食べることがありませんでした。
こぎ父が買い物に行ってくださっていた頃、ぶなしめじとエノキタケは毎回買うのですが、舞茸はほどんど買ってもらった記憶がありません。
少々割高だからでしょうか。
こぎ母の入院や介護のため、ツレと自分の二人で買い物に行くようになり、1パック 99円で棚に並んでいたので、「これは今しかないんじゃないか?」と思って買ってもらうことにしました。
しかしまあ、扱いがよくわかりません。
舞茸は、細く割いているときにいい香りがしていたので、もしかしたら、炊きあがる前にとっくに香りに逃げられていたのかもしれません。
炊きあがったごはんを混ぜてからお茶碗によそったのですが、よそいかたに愛情が足りませんでした。
愛情の前に、舞茸を細かくしすぎてしまっていたようです。
もっと大きいままで炊いていいんでしょうね。
おいしいと言って食べてくださっているこぎ母から、
「ご飯の中に入っている、にんじんと、この白い糸みたいなのはなあに?」
と質問を受けてしましました。
白い糸……?
異物が混入しているわけではなさそうです。
それはその、つまり、炊き込みご飯のメインである(はずの)舞茸ですよね。
「そ、それが舞茸です。舞茸ごはんなんです」
とお答えしました。
「あら。そう」
こぎ母に、しゃんと伝わったかどうか自信がありません。
たしかに、舞茸どこいった?
そう自分でも思いましたよ。
ほらほら。よく見ればわかるでしょ?
よく見ないとわからないですか?
ごはんの真ん中にちゃんとのっていますよ。
舞茸。
舞茸は、細かくしすぎないことですね。
炊飯器で炊いたのに、おいしそうな「おこげ」もできていました。
今度作る時は、ざる上げをしなかったり、水の量を減らしてみたり、舞茸を大きくちぎったり、いろいろ変えてみようと思ういい勉強になりました。
調味料の割合は、シンプルでありながらこのおいしさなら変えなくてもいいと思った次第です。
調味料の割合よりも、素材をどう活かすかなんだろうなあ……
消えた舞茸はどうであれ、ごはんがおいしく炊けると、おかずがおいしくできた時よりもちょっとだけいい気分になれる気がします。
おいしく炊けて良かったです。
舞茸がなくても、ぶなしめじでまた作ってみるのもいいかもしれません。
でも、あのおいしい香りは舞茸様様なんでしょうけどね……
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。