タケノコを皮付きのままで茹でてアク抜きをしたら、姫皮がそこそこ収穫できました。(収穫の意味が違う)
わかめと和えて食べようとしたら、なんだか物足りない。
だしと醤油を加えて軽く火を通しました。
煮込んでもいないけれど、炒めたとも言い難い。
和え物でいいのかしら?
タケノコの姫皮とわかめの和え物
タケノコの姫皮 あるだけ(千切りにしたもの)
わかめ 姫皮の1.3倍くらい
だし 適量
しょう油 適量
わかめは塩蔵わかめを水で戻し、食べやすい大きさに切って使いました。
だしは、水にねこぶだし(液体だしの素)を加えて使いました。
らっこ、タケノコの姫皮とわかめの和え物を作る
1.すべての材料を鍋に入れてかるく火にかけ、味が馴染めば出来上がり。
やわからい姫皮の、無いようでいてしっかりとした食感と、だし醤油を吸ったわかめのハーモニー……
どうしてタケノコとわかめがこんなにおいしく相性がいいのかよくわかりませんが、「昔からそうやって食べるよね」とはこぎ父。
マヨネーズ醤油で食べたタケノコのお刺身もおいしかったですが、らっこには姫皮わかめの方がおいしくって好きな気がしました。
驚くほどにえぐみもなくて、春の今だけ、贅沢な小鉢になりました。
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皮をむかずに米のとぎ汁で茹でてアク抜きをしたタケノコと、むいた皮からとれた姫皮です。
この姫皮を、わかめと合わせます。
三陸の塩蔵わかめを水で戻して使います。
袋から引っ張り出したひと塊を、水で洗って、たっぷりの水に浸して戻します。
戻すと2倍か3倍くらいに膨れ上がるので、戻しすぎに注意かもしれませんが、こーぎー家の皆さんはわかめ好きなので、多く戻してもサラダでもなんでも食べられますので気にしません。
らっこは2~3分で水からあげて、もう一度洗ってよく水気を切ります。
ツレは、20分も30分も浸してぐにゃんぐにゃんにやわらかくなったわかめがお好きなようですが、らっこは(こっほんこっほん)……。
短時間でさっと戻したくらいが好きです。
調理する人の職権乱用です。
食べやすいよう、1~2センチ幅で切ります。
姫皮を集めたボールに刻んだわかめを加えて、しょう油をひと回し。
混ぜてひと口。
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いろいろ物足りなかったので、小鍋を用意。
物足りなかったしょう油をかけた姫皮わかめと、サラダ用にとっておいたわかめをどっさり追加しました。
わかめはこれで、姫皮の1.3倍くらい入れたと思います。(だいたいです。だいたい)
水(50ml)にねこぶだしを小さじ1/3ほど入れて薄めて、しょう油をもうひと回し(小さじ3/2くらい?)して火にかけます。
姫皮もわかめの量も適当なので、味付けも適当に適量で。
だしもしょう油もわかめが速攻で吸い取ったようです。
水(だし)を追加しようかと思ったものの、そのまま弱火でかき混ぜました。
鍋肌についた水分も沸騰してすぐに蒸発していきました。
ひと口つまむと、味が馴染んでくれています。
火にかけてから、2分とたっていませんが、よろしいんじゃないでしょうか。
せっかくの(こーぎー家では)珍しいタケノコ料理。
棚の奥から引っ張り出して、一度も使ったことのなかったお皿を使うことにしました。
うん。
和食をよそうのに素敵じゃないかしら。
小皿ではなくて、実は浅いお茶碗じゃなかろうかと一瞬不安に。
小皿ということにしてよそいます。
あら素敵。
4人でこの小皿をつついていただこうと思います。
早い者勝ちです。(こぎ母がよくこういう言い方をします)
さあ、いただきましょうと思ったら、一番最初に食卓につこうとしてくれたツレが、
「わー、タケノコだ。おいしそう」
と、小皿に気が付いてくれて、
「これだったら……
取り分けたほうがいいかな?」
といいながら、ささッと4人分の小鉢に取り分けてくれました。
はい。
素敵だったお皿の出番は、こぎ母とこぎ父の目に触れることなく終了しました……
「いただきます」
こぎ母とこぎ父は、「もうちょっと、しょう油かな?」と言って追いしょう油。
ツレは、「そうだね。もうちょっと」といいながらもそのまま食べてくれました。
らっこはこのくらいのしょっぱさでいいわ。
嬉しいね~おいしいね~と、みんなでいただきました。
作った料理を食卓に並べると、よほど不味いか量が多くない限りは「食べきる」ことの多いこーぎー家。
せっかくこしらえた姫皮わかめを1度で食べきってしまうのはもったいない気がして(貧乏性か?)、半分は取りよけておきました。
小鍋の底には、ボロボロに砕けた姫皮が……
もっとやさしく扱えばこんなにボロボロにならなかったのかしら。
わかめと絡めば、ボロボロがほとんど気にならないで食べられたのでよかったかなと。
2回楽しんだ姫皮とわかめの和え物でした。
2回目を出した時に、「あれ?まだあったの?」と意外そうに嬉しそうにツレ。
ふふふ。
ごちそうさまでした。
読んでくださり、ありがとうございます。