甘いお菓子が食べたくなったので、あずきの缶詰を使ってケーキのようなものを焼いてみようとしました。
使った材料に間違いはないと思っているのですが、作り方には大いなる間違い=失敗の素があったのでしょう。
炊飯器で小豆のケーキ
薄力粉 どばどば
卵 2個
ベーキングパウダー 小さじ1~2
サラダ油 ちょろり
塩 ひとつまみ
ゆで小豆(甘煮缶詰) ティースプーンで6杯
はい!
材料を計っていないからだと思います!
はい!
何かのレシピをきちんと参考にすればよかったと思います!
はい。
そう思います。
人様にふるまえるお菓子にはなりませんでした。
はい。
まったくもって、自業自得の結果でした。
小豆のケーキ。炊飯器で炊いてみた
1.卵をよく泡立てます。
泡だて器を使いましたが、すぐに手が疲れたので軽く泡立てました。
2.卵にサラダ油(バターの代わりのつもり)を垂らして混ぜます。
3.薄力粉とベーキングパウダーと塩を混ぜで振るいながら卵と混ぜます。
たぶん、振るった粉に水分(卵)を混ぜるのが鉄則かと。
自分がやったのとは逆ですね。
4.混ざった感じがイメージとずいぶん違ったので、薄力粉をティースプーン山盛3杯追加しました。
失敗の影を踏んでいる。
5.だいたい混ざった感じになったら(どんな感じだよ)、小豆も加えてもうひと混ぜ。
あずきは、400グラムの缶詰で半分くらい入れてみようかと思ったのですが、スプーンですくっているうちに、このくらいでいいんじゃないかな?と感じて1/4~1/5程度で入れるのをやめました。
6.炊飯器の内窯にサラダ油を塗って、生地を入れて、スイッチオン。
7.ピー――。
炊けました。
炊けた炊飯器のふたを開けてみると、
うわぁぁぁぁぁ……
8.中央に竹串をさしてみて、生地は付かなかったのですがなんだか心配になり、再びスイッチオン。
真っ黒こげにしたらまずいと思って、約1分でスイッチを切り、お皿にのせました。
じゃじゃん。
うわー
うわー
うわー
うわー
うわー
「おいしそう」の「お」の字も出ません。
やってしまいました。
経験のある人か、経験がなくても経験値のある方ですと、私がどんな状態の「生地」を炊飯器に入れたのかわかるのかもしれません。
うわー
これはちょっと、テンション下がります。
一応切ってみます。
あらまあ。
焼けた生地の断面を見ると、一応きちんと膨らんで焼けているようです。
全体的にムラがありすぎてムラになっていないようにも見えます。(どっちなんだよ)
底の部分のふくらみが悪いとか、表面のほうが沈んじゃってるとか、そういう感じはありませんでした。
底は焦げていますが、苦いほどの焦げでもありません。
再加熱は必要なかったかな~くらいのおこげ。
食べてみると、
あぁー
甘い茹で小豆を使ったので、砂糖を入れていなかったせいでしょう。
生地に小豆を入れる前から、入れてからも、たぶん、混ぜ方が足りなかったのかと。
小豆が入っている部分は甘みを感じられますが、全体に混ざっていなかったので、小豆がない部分は、ほとんど無味。
卵と小麦粉の味をかみしめることになりました。
ベーキングパウダーのほかには、変なものという言い方が適切かどうかは置いておきますが、変な添加物は入っていないからだとは思います。
MAずいわけではないのです。
MAずくはない。
ただ、
「うわーい。おいしいねえ」
とは言えない味でした。
ひとりでおとなしく処理「いただきます」
よくかみしめながら噛んでいると、味がしない味をおいしく感じてきました。
小豆の甘味をとても感じます。
もうちょっと、甘いお菓子が食べたかったはずだったんですけどね。
まあ、いいか。
小腹が空いたツレが、残っていた1/4くらいを食べてくれました。(ありがとうございます)
「甘くなくておいしかった」
と言ってくれました。
「はちみつをかけて食べてもいいんじゃない?」
とも。
ちょうど、はちみつを切らしているタイミングでした。
そうそう。
400グラム入りの小豆の缶詰を開けたので、まだ小豆、残っているんですよね……
再挑戦、してみようかな……
本当は、ツレは甘い小豆を好んでは食べないので、(本人曰く、食べられない訳じゃないけど、食べない。好きじゃない)「別の甘み」で作ればいいんですけど、私は好きなんですもの。
あずき。
上手においしそうにお菓子ができたら、小豆が入っていても、食べてくれるかな……
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。