オークションが出品者によって取り消されました
ヤフオクにログインしていないにも関わらず、スマホに突然表示されたヤフオクアプリのプッシュ通知。
しばらくYahoo! IDのパスワード変えてなかったこともあって、不正アクセスされてアカウントを乗っ取られた?
それとも、ヤフオク支援ツールに不正ログインされたのか?
何が起こったのか一瞬把握できませんでしたが、真っ先に疑ったのは2つ使用しているヤフオク支援ツールからの情報漏洩。
こんなことなら使わなきゃよかったと、その時は思いましたが、出先からのスマホでは何が起きているのか全体が把握できなかったため、急遽家に戻ってPCを開いてみました。
すると、ヤフオクからガイドライン違反による出品制限を受けて、システム側からすべてのオークションが取り消されたことがわかりました。
アカウントの乗っ取りではなかったことはよかったものの、入札分も含めおよそ300の出品をすべて取り消されたショックは大きいです。
半年ほど出品し続けて、ようやく入札された商品もありましたので・・・。
今回の出品制限は日付が変わると同時に、解除申請のリンクが表示されて解決したのですが、私と同じ轍を踏んでほしくないと思い、ことの顛末を共有したいと思います。
ヤフオクの利用状況
「いつの間にこんなに荷物が増えたんだ!」と言い続けて、かれこれ一年以上は経っているでしょうか。
我が家は大の本好きである父親のコレクションと、もう何台持っているかすらわからないほど増えてしまった私のビンテージストーブとランタンで溢れかえっています。
仕事部屋に置ききれなくなった私のコレクションは、現在寝室に進出しつつあり、連れが爆発する日が来ないことを祈るばかり・・・。
さすがに「このままじゃいかん!」と、今年の春からヤフオクとメルカリに私のビンテージストーブとランタンコレクションを出品しています。
今年初めに母が脳卒中で入院したこともあり、母の退院後の生活のしやすさから家の中を広くしようと、父親も本を処分する気になりました。
現在、自分のコレクション整理と父親のコレクション整理、そして家の中のあらゆる不用品をお金に換えるのが仕事みたいになっちゃってます。
私が怪我をしたときに使っていた松葉杖、ご近所からいただいた事務用金庫など、現在使っていないあらゆる不用品を出品し続けて、ヤフオクの出品マスターランクはゴールドをキープしています。
さらに今年の11月には現在保有しているキャンピングカーの車検が控えているため、その前に売却するための準備にも追われています。
一番時間を割くべきアフィリエイト作業がおろそかにならないようにしないとです。
今日も両親との昼食を済ませた後、連れとキャンピングカーの荷物整理に家から車で5分ほどの駐車場へ向かいました。
そして、ヤフオクからの出品制限のメールを受けて、急遽自宅へとんぼ返りすることになります。
オークションが出品者によって取り消されました
キャンピングカーの荷物整理を始めてほどなく、スマホからのアプリのプッシュ通知が耳に入りました。
「ヤフオクからのお知らせかな?」とスマホを開くと、「オークションが出品者によって取り消されました」という通知が鬼のように並んでいます。
もちろん、私が取り消したオークションではありません。
現在出品しているオークションを確認すると、1件も出品していないことになっています。
先ほどまで出品していた300ほどのオークションがすべて出品者によって取り消されたことだけはわかりました。
これはただ事ではないと思い、スマホではらちが明かないため、自宅に戻ってPCから状況を確認することにしました。
怒涛のオークション取り消しメール
自宅のPCでメールソフトを開いてみると、そこにはヤフオクからの「オークション取り消しのお知らせ」という件名のメールが鬼のように並んでいました。
300ほどの出品を一括で取り消すにはオークタウン、AppToolといったオークション支援ツールを使わないとできません。
いずれもヤフオクの公式ツールではないので、セキュリティの観点からどれぐらい信用していいものかと思う部分はあります。
しかし、出品数が300にもなると、個別に再出品などしていたら1日が終わってしまうので、オークション支援ツールなしでのヤフオクはかなり厳しいんじゃないかと思います。
私が出品しているビンテージストーブとランタンのカテゴリー、特にオールドコールマン関係には競合も多く、「海賊版を出品している」等のいやがらせ通報を受けることも多いです。
なので、今回もいずれかのオークション支援ツールに不正ログインされて、いやがらせの一括削除をされたんじゃないかと思いました。
出品制限のお知らせメール
「ひでぇことするやつがいるなぁ」と思いながらメールを確認していくと、
んっ?出品制限のお知らせ?
アカウントが乗っ取られたわけじゃないのか?
てっきり第三者に不正アクセスをされて、勝手にオークションの削除をされたと思い込んでいました。
一刻でも早くログインパスワードを変えて、ヤフオクにも報告しようと思っていただけに、不正アクセスではなかったことには安堵しました。
ただ、入札されていたオークションもあっただけに、何の連絡もなく勝手に削除されたというのは正直解せない部分はあります。
出品制限のお知らせメールに記載されているリンクへ飛んでみると、私の出品方法にガイドライン違反があることがわかりました。
出品にあたっての禁止行為
ヤフオクに出品する際、商品説明を記入すると思いますが、そこに自サイトへの誘導リンクを貼ったのがガイドラインに抵触したようです。
ヤフオクのストア出品などで、自サイトのURLを表示しているオークションがあるので、私も同じようにネットショップのURLを記載していました。
私はビンテージストーブやランタン本体、廃盤パーツ等を販売する小さなネットショップを運営しています。
ヤフオクでは手数料負けしてしまうような薄利商品をおもに販売しているのですが、このネットショップへの誘導が「落札システムを利用しない取引を誘引すること」という、ガイドラインの禁止行為に抵触したものと思われます。
何がいけないかを教えてくれる内容のメールだったのは良かったです。
ヤフオクに出品している値段と同じなら、他のサイトで売っても問題ないだとか、自サイトへのリンクや連絡先の記載も問題ないなどの記事を見たこともあるのですが、自分でしっかり調べないとダメですね。
ヤフオク!ガイドラインはもちろん、ヤフオク!ガイドライン細則を今一度しっかりと読み直してみました。
出品制限の解除
ヤフオクには「出品制限」「利用停止」「登録削除」という3つのペナルティがあり、それぞれにできなくなることがあります。
ペナルティ | できなくなること |
出品制限 | 出品、再出品 |
利用停止 | 出品、再出品、評価、取引ナビ、ウォッチリスト、連絡掲示板の投稿 |
登録削除 | 全機能(ログイン不可) |
今回私が食らったのはペナルティとしては一番軽い「出品制限」です。
出品制限中は新たな出品、再出品はできませんが、すでに落札されているオークションの取引ナビなどは生きているので、落札者とトラブルになることもありません。
ただ、出品中のオークションがすべて取り消されてしまうので、入札されていた高額なオークションがあったりすると精神的ダメージは大きいと思います。
特に出品オプションをつけていたりすると、すべて無駄になります。
今回、出品制限が発動されたのが09/03の15時過ぎ。
解除の手続き開始ができるのが翌日09/04と案内されていました。
実際、日付が変わってすぐにアクセスしてみると、下の図のように出品制限の解除が申請できるようになっていました。
出品制限から約9時間ほどで制限が解除されたことになります。
ただし、以下の文面を肝に据えておく必要がありそうです。
今後も同様の解除措置をお約束するものではございません。
ヤフオクのペナルティをネットで検索してみると、登録削除されたIDの復活はないということです。
そして今回もそうですが、ヤフオクからのペナルティはある日突然やってくるんですよね。
ビジネスとしてヤフオクに取り組んでいるわけではないのですが、今後ヤフオクを利用できないとなると不用品の処分に大変困ることになります。
今回の制限にもすべてに納得できるものではないですが、ヤフオクとは上手に付き合っていきたいと思います。
まとめ
出品制限を受けたのは、商品説明ページにヤフオクの落札システムを利用しない取引を誘引するような記述があったため。
Yahoo!の担当者によると思いますが、以下のような記述は落札システムを利用しない取引とみなされる可能性が高いです。
例
・自サイトへの誘導リンク
・メールアドレス
面倒くさくて全部を読んだことはなかったのですが、ヤフオク!ガイドライン細則は目を通しておいた方がいいと思います。