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餅つき大会にお邪魔|らっこ

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餅つき大会の杵と臼です。

らっこです。

読みに来てくださってありがとうございます。

今日はらっこのお正月のお話です。

 

初詣に行った神社に、餅つき大会のチラシが貼ってありました。

参加費無料の文字に惹かれたらっこが、お邪魔してきました。

 

ひとりで。

 

餅つきが行われるお寺は、住所は近所のようなのですが、ツレにきいても

「知らない。聞いたこともない」

お寺だそうで、ツレはひとしきり怪しがり、いぶかしんでおりましたが、一人で場所も調べて、出かけてきました。

 

らっこが。

 

ひとりで。

 

「餅つき大会があるそうなので、ひやかしてきますね。おすまし作ったので、よかったらすすってください」

とこぎ父に伝えると、

「どこでやるの?そうなの?らっこさんが帰ってきてからお昼?」

「いえ、どうぞ先に食べていてください。混じれなくて通りから覗いて、すぐに帰ってくるかもしれませんけどね」

「そう。まあ、いい。散歩してらっしゃい」

と見送ってもらったお昼前。

 

ひとりで。

 

日が傾いたころに帰宅して、それはもう、うふふふふ。

 

楽しかったです。

 

ひとりでしたけど。

 


 

神社にあったチラシには、参加費は無料と書いてありましたが、お気持ちは賽銭箱に、とも書いてあったので、お気持ちだけ握りしめてお寺さんに到着。

もう、始まっていました。

 

ぺったんぺったん。

わっ、やってる、お餅ついてる。

 

記憶にないだけかもわかりませんが、らっこ、34歳にして、杵と臼で行う餅つきは初めてでした。

広からず狭からずなお寺の駐車場でお餅をつく人たち。

ブルーシートに広げられた木片で何やらとんとん遊んでいるたくさんの子供たち。

何やら盛り上がり始めている様子。

 

小さく上がったテンションの勢いで、まずはお賽銭箱へ。

手を合わせて拝むと、後から来た少年にその親御さんが、

チャリンカラン。

「あー!こら!そんなに乱暴に投げないの!ほら、手を叩いて、パンパン!お願い事するんだよ!」

とナビゲート。

 

らっこが知らない間に、お寺さんでも手を叩いて音を立てるようになっていたようです。

ここ、神社だっだっけ?と不安になりながら、(お寺でした)初めてお参りするお寺さんで受付を済ませ、ビンゴゲームのシートをもらい、さっそく、豚汁

餅つき大会で振舞われた豚汁です。

これもチラシに書いてありました。

豚汁を用紙していますよと。

早速列に並んでいただきました。

大根がたくさん入っていて、豚だけどの方が多い。

こーぎー家のお味噌汁のようでおいしかったです。

無農薬野菜を使った豚汁だったそうです。

 

どうしてこう、寒空の下でいただく汁物ってこんなにおいしいのでしょうね。

 

子連れの参加者さんが多い印象のなか、中年のおばさん一人参加は、らっこくらいのようでした。

 

うん。

 

いいよいいよ。

豚汁をおいしくいただきました。

 

豚汁をすすりながら、すでに始まっていた餅つきを観戦です。

敷地の端の方では、これからお餅になるお米がかまどで炊かれていました。

もち米を蒸しているかまどです。

きゃっ。

本格的。

と、さらに勝手にいい気分になるらっこです。

あ、お餅だから、蒸しているんでしょうか。

 

本物の餅つきは、

大人がお餅をついています。

大人も。

こどもが小さな杵でお餅をついています。

子どもも。

初めての餅つきをするらっこです。

らっこもつかせてもらいました。えへへ。

 

杵の重さに動揺しつつ、見事なへっぴり腰。

(右利きの人は)左手でしっかり支えて、右手は添えるだけ。

杵を下ろすのではなく、杵の重さで落とせばいいのよ。

右手は下にスライドさせる!

 

教えてもらっても、できないできない(汗)。

杵が傾くし真ん中に落とせないし、いやあ、御見苦しい姿でなんとも。

 

よいしょ~

いいよ~

うまいよ~

コツ掴んだね~

 

上手な相槌におだててもらいながら、人生初の餅つきでした。

 

写真はありません。

 

ひとりで行ったから。

 

小さなお子さんが餅をつく様子は、親御さんが一生懸命撮影していました。

みなさん、素敵な写真が撮れたでしょうかね。

 

ツレのお餅をつく雄姿も見てみたかったですが、いないのでしょうがない。

 

つきあがったお餅は、これまた長い行列に並んで、頂きました。

つきたてのお餅です。

一回目はあんこ餅をいただき、次にきな粉と海苔。

大根おろしもありましたが、写真が撮れていませんでした。

残念。

 

当然なんでしょうけれど、つきたてのお餅。

やわらかくって、おーーーいしーーーーーー・:*:・(*/////∇/////*)・:*:・

 

ひとりで突っ立っていただいておりましたが(豚汁も同じ)、お餅がおいしいので全然オッケー。

ツレに何枚かラインで写真を送り、おいしそうな写真につられて後から来るかな……?と淡い期待を抱いていましたが、泡ではじけました。

 

興味深かったのが、お寺を建てた建築屋さんが協賛していたようで、お寺の内覧会がありました。

無垢材のフローリングと、混じりけの無い漆喰の壁。

完全いぐさの畳。

建物の壁に仕組まれた空気の通り道をエアコンで温めた、風の当たらない暖房設備、などなど。

 

今どきな設備と昔ながらの素材の建物だったようです。

 

らっこの父親の実家も、一部壁は漆喰(だと思っています。違うかもしれませんが、たぶんそうです)で、憧れがあったりします。

「壁の掃除はどうしているのか?」

との質問に、住職さんは、

「なんとかかんとか(すみません。正確な単語は覚えていません)、一番大切なおつとめのひとつが掃除なのですが、建ててから(4年?か5年?)一度も壁は掃除したことがありません」

とのお答えでした。

 

らっこの父親の実家の壁は、埃はらいだったでしょうか。

内覧会が終り、人がさらに増えてきたところで、ビンゴ大会が始まりました。

ビンゴゲームのシートです。

こちらのお寺さんでは、4回目の餅つき大会だったそうですが、毎回この時間が一番人が多い、との住職さんのお話しで始まり、たくさんの景品が並べられておりました。

大きなオレオに大きなハッピータン。

その他さまざま。

 

嬉しいことに、一人参加のらっこでしたが、見事ビンゴ達成。

 

えへへへ。

ビンゴでもらったお米です。

福島のお米をいただきました。

なに?この夢と希望しか無い素晴らしい景品は!

めちゃくちゃ嬉しかったです。

ありがとうございます。

さっそくツレにもライン。

 

ほかにも、「天然の樟脳ですよ」と言って、内覧会で解説をしてくださった建築会社の社長さんから、クスノキの木片をいただきました。

クスノキの木片です。

すう……はあ……

樟脳と言いますか、防虫剤のにおいを良い匂いだと感じたことはありませんが、この楠木の香りは、なんとも・:*:・(*/////∇/////*)・:*:・

 

しばらく一人で堪能させていただきました。

現在、らっこのたんすの引き出しに入っております。

食べ方診断のリンクです。

最初にいただいた豚汁を提供してくださっていた方々は、食育活動をされている方々だったようです。

「食べ方診断」というのを紹介していましたので、らっこもやってみました。

陰陽五行の四柱推命をもとに、生年月日だけでわかる、その人本来の体質を明らかにするものだそうです。

体質がわかると、どんなものを食べればその人にはいいのかどうかとかが明らかになりますよ~みたいなことでした。

子どもの生年月日を入力するだけでいろいろわかるので、ぜひどうぞ~と。

大人も勿論。

というわけで早速ポチポチ。

 

らっこは「トマトタイプ」だそうでした。

いろいろ省略しますが、基本的に、マイペースだそうです。

 

そうかそうか。

 

餅つきで見事だったのがコチラ。

餅をつく方です。杵が頭の上にあります。

剣道2段の腕前だそうで、杵が頭の上の上にあります。

餅をついている様子です。

振り下ろすと……

餅をついている様子です。

いーい音!

お見事!

ぺったんぺったん。

 

もちろん、杵でつくのも大変ですが、隣でこねる役どころが多分、一番重要だったんでしょうね。

こちらは交代なく、ずっと同じ方がされていました。

ありがとうございました。

 

餅つき大会の杵と臼です。

西日が眩しくなってきたころ、のんびり楽しみ過ぎてしまったと我に返るらっこ。

名残惜しい気持ちが強かったのですが、最後まで参加していたい気持ちに後ろ髪を引かれつつ、いい加減帰らにゃならんかと帰路につきました。

 

いただくばかりの餅つき大会になってしまいましたが、とても楽しませていただきました。

来年もあればいいなと思います。

 

こーぎー家に帰宅して、お米を披露して、お餅がおいしかったことや、ビンゴの景品の話やら、饒舌にしゃべるらっこでした。

 

こぎ母は、最期までお寺を勘違いしていましたが、まあいいさ。

餅つき大会は、こぎ母が若かりし頃に通ったのか、通うようにイベントごとがあったらしい、こぎ母が勘違いしていたお寺さんではありませんでしたが、楽しいひと時をありがとうございました。

 

らっこが楽しそうに話をしたからか、

「来年は俺も行ってみようかな」

とツレが言ってくれました。

来年もあればいいなと思います。

 

小さい子どもがたくさん集まっていたので、こぎ母も行けたら楽しそうですが、人込みや体力的には難しいでしょうか。

 

やっぱり来年もあったらいいなと思います。

 

らっこも施せる人になりたいと思った、2020年のお正月でした。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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