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かつおの土佐造りを酢醤油漬けに。嬉し懐かし?|らっこ飯

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らっこが作った、かつおの土佐造りの酢醤油漬けです。

「カツオは以前、よく食べていたんだよ。お母さんの得意料理だったんじゃないかな」

なんの話からカツオの話になったのか覚えていないのですが、ツレが話してくれました。

こぎ母が昔、よく作っていたらしいカツオのお刺身の酢醤油漬け。

ツレの記憶を頼りに作ってみました。

かつおの土佐造り酢醤油漬け

カツオ(真空パックの土佐造りを使用)食べたいくらい
 (4人で1節・1センチくらいの幅に切る)
酢 ドボドボドボドボ
しょう油(にんにくを漬けこんだ醤油を使用)カレースプーンで5杯くらい
にんにく(醤油に漬けこんでいたもの)6片(薄切り)
万能ねぎ いっぱい(小口切り)

予想以上のおいしさに、らっこも定番料理にしたいと思います。

思うのですが、ビギナーズラックで美味しくできただけかもしれません。

今回完全目分量につき、再現できるか不明です。(おい。らっこ飯)

 

らっこ、こぎ母の得意料理を再現しようとしてみるーカツオ編ー

かつおの土佐造りの酢醤油漬けです。

1.切ったカツオを、大きめの平皿に平らに並べ、酢をかけ、しょう油をかけ、にんにく、万能ねぎをたっぷりちらします。

20~30分程置いておいたでしょうか。

お箸だと取りにくいことが判明し、スプーンですくっていただくカツオ。

 

「いただきます」

 

===

すみません。

作業途中の写真がありません。

大皿は、らっこが用意していたお皿を見たツレが、

「それじゃあ小さすぎるだろう」

と、棚の下から引っ張り出してくれたお皿でした。

かつおの土佐造りの酢醤油漬けです。

「おじいさん(誰のおじいさんか不明(汗)の30回忌の時だったかな。みんな(親戚)にも贈ったんだよ」

こぎ父の解説によると、昔、近所のお寺さんで行われていた陶芸教室の先生の作品だそうです。

 

こぎ母は、ときどき思い出すのか、「お寺で陶芸を教わった。今では(そのお寺では)何にも催し物がないの?」とお怒りになることがあります。

(あら、そういえば、最近はあまりその話は聞いていません)

「大きなお皿があったはずだ」

と、食器棚の中身を出して探し物をするようなことも、退院してすぐの頃、何度かありました。

(あら、最近はあまりありません)

 

昔、ご自分で作っていたらしいお料理や、懐かしいお皿を見て、何かお話があるかしら~と思っていましたが、何もありませんでした。

ただ、

こーぎーの母親の顔です。笑顔「カツオ、おいしいねえ」

と食べてくださいました。

かつおの土佐造りの酢醤油漬けです。

本当においしい。

今までは、ポン酢とチューブのおろしにんにくや生姜と食べるばかりだったカツオが、こんな風においしくなるなんてと小さく感動。

 

お酢は普通の穀物酢。

並べたカツオの上にどぼどぼと回しかけました。

しょう油は、こぎ母とこぎ父が1年半ほど前に仕込んでくださったにんにく醤油。

(にんにくを醤油に漬けこむだけ)

にんにくを漬けこんだ醤油です。

にんにくは薄くスライスして、しょう油をカツオの上からこれまた全体に回しかけました。

「どのくらいかければいいんですか?」

「ひたひた位だったよ」

ツレの記憶のイメージを再現できたでしょうか。

 

にんにくは、こぎ母はみじん切りにしていたそうです。

細かく刻むのが面倒な気分だったのと、細かくしてしまうと、お箸で食べにくいだろうという心遣いで薄切りにしたところ、全体にまぶす作業が地味に手間でした。

 

「こぎ母がみじん切りにしていた理由がわかったよ」

ツレに話すと、

「だけど、薄切りの方が食べやすいんじゃない?」

と。

 

同感です。

たぶん、今度作る時も薄切りです。

しょう油に漬けこんであるにんにくなので、すりおろす気にはなりません。

 

万能ねぎは、買ってきた分全部刻んで、半分くらい使いました。

残りはタッパーです。

こーぎーの顔です。笑顔「万能ねぎはたっぷりね。たっぷり」

らっこは、たぶん、薬味という類のものが好きな方で、たくさんかけられるのもならたくさんかけたい人なのですが、ツレは上品(らっこが見ると)なくらいしかかけない人なので、ツレのイメージでたっぷりかけました。

かつおの土佐造りの酢醤油漬けです。

カツオが見えないじゃん。

 

ただ、仕上がりを見たツレが、

「そうそう。こんな風にたくさんかかっていたよ」

ということだったので、本当は隙間なく完全にカツオが見えなくなるくらいかけようとした自分を抑えて正解だったようです。

 

こぎ父も、「このねぎがおいしいんだよねー」

と、嬉しそうにたくさんねぎをすくって食べてくださいました。

らっこも負けじと、ねぎをたくさんすくってごはんにのせて食べました。

ご飯にのせた、かつおの土佐造りの酢醤油漬けです。

にんにくもたっぷり。

酢で酸っぱくなるかと思いきや、ほんのり甘いのです。

 

口に入れるとほんのり甘く、咀嚼していると後からにんにくの香りが鼻に抜けて追いかけてくるような。

 

一口食べたツレが、

「もっとお酢がきいていたかもしれないな」

とつぶやいていましたが、確かにそう。

もっと、「酢」の気配がしてもいいような気がしたのですが、

(結構どぼどぼかけたぞ?)

こぎ父が、

「この味付けは何?甘くておいしいねえ」

と。

 

お?

 

そうなんです。

すっぱさがない代わりに、何かからかもし出された「甘さ」を感じる。

 

おいしいぞ。

 

酢としょう油とにんにくとねぎで、何が甘いのかわからない。

ツレとこぎ父は、

「(しょう油に漬けた)にんにくの甘さなんじゃないか?」

「そうだね、にんにくだろうね」

と言う着地点でしたが、らっこは、「かつおが甘かった」説を疑っております。

砂糖は入っていないよ。

 

こぎ母は、黙々と食べてくださっていました。

 

その昔、一時期は、ツレが

「カツオ以外の魚も入れて作ってくれ」

とこぎ母に言うくらい、よく作っていたカツオ料理だそうです。

大食いのツレが、「カツオは3切れくらいで十分だったよ」と言うくらい。

 

どんだけよく作っていたのでしょうねえ。

(よく作っていた理由の一端を少し感じました。美味)

 

食べ終わって部屋に戻ってから、

「自分が昔よく作った料理だっていうリアクション、何もありませんでしたね」

「そうだね。忘れちゃったのかもね。でも、カツオが好きだっていうことは覚えているみたいだよね。カツオは好きだから、きっと嬉しかったと思うよ」

ツレとそんな話をしました。

 

ごちそうさまでした。

 

カツオの土佐造りが、あと3本、冷凍庫に眠っております。(まとめ買い)

来週もお楽しみに。(忘れなければ)

 

読んでくださり、ありがとうございます。

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