らっこ飯 カブ

カブの漬物3種。梅酢・甘酢・白菜漬の漬け汁再利用|らっこ飯

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らっこが漬けた、3種のカブの漬物です。

珍しく、カブをたくさん買い込みました。

全量漬物に変身です。

  1.  梅酢に漬けるだけの浅漬け。
  2.  ざらめと塩と酢で漬けこむ甘酢漬け。
  3.  市販の白菜漬の漬け汁を再利用して、葉っぱを漬けこむサラダ風。

こーぎー家では、ありがたいことにすべて好評。

らっこの好みは梅酢漬け。

すっぱくてすっきりとした味です。

甘酢漬けは、レシピの分量を減らして漬けたからでしょう。

少々気の抜けた感じに。(自業自得。でも好評)

葉っぱのサラダ風は、下茹でをすればよかったかと思うくらいのナマっぽさ。(想像力不足。でも好評)

漬かっている気があまりしないサラダ風が、むしろ好評だったようです。

 

ただ、どうしようもなく残念だったのが、たくさん買ったカブ自体にとうがたっていたのか、食べるとときどき、かたい筋が口の中に残ってしまい、気になりました。

 

特売していた理由が、そこにあったのかどうかはわかりません。

ただ、妙に納得。

どうであれ、大きくてもかたいカブより、小さくてもやわらかいカブの方がおいしいという当たり前の事実に辿り着きました。

 

らっこ、カブの梅酢漬けを作る

らっこが漬けたカブの梅酢漬けです。

カブの梅酢漬け

カブ 大4個(皮をむいていちょう切り)
梅酢 大さじ1くらい

1.いちょう切りにしたカブをビニール袋に入れて、梅酢をふりかけ、よく揉み込んで味をなじませます。

以上!

ビニール袋に入れたカブです。

ビニール袋に、いちょう切りにしたカブを入れたところに、

赤梅酢です。

梅酢を振りかけます。

梅酢は、原材料が梅と塩。

実家にいた頃に漬けていた梅干しの副産物、自家製梅酢の赤を使用しました。(鮮度に問題ありかしら?)

スーパーでも、梅酢は1年中売っていたりしますね。

赤紫蘇で漬けた時の赤い紫蘇の色が、カブについたらきれいだろうと期待しましたが、色はほとんどつきませんでした。

残念。

梅酢漬けのカブです。

本当に梅酢を入れたのか?と疑われそうなくらいの量しか注いでいません。

ほんの少しでも漬かると思っています。

空気をよく抜いて口を縛って、味が馴染むのを待ちましょう。

カブの梅酢漬けを作っています。

時間がたつと、カブの水分が上ってきます。

最初は浅漬け。

カブの梅酢漬けです。

1時間も漬けていませんが、酸味のきいたすっぱいお漬物の完成です。

筋は気になりますが、味は好評。

食べきれなかった分は、そのまま袋にとっておき、少しづつ漬かっていくのを楽しみながらいただきます。

らっこは浅漬けでも十分好きな味ですが、2日3日と時間がたつと、ツレは「よく漬かっているね」と言ってくれました。

白状すると、らっこには初日と3日目の味の違いがわかりませんでした。

きっと、何かがいろいろ違うんでしょう。

万能漬け汁・梅酢万歳です。

 

らっこ、カブの甘酢漬けを作る

らっこが漬けたカブの甘酢漬けです。

カブの甘酢漬け

カブ(葉含む) 1kg(皮をむいていちょう切り。葉は4センチくらいの長さにざく切り)
ざらめ 100g
塩 30g
酢 80g

こーぎー家では好評でしたが、お漬物としては、らっこの中では気の抜けたような、中途半端な味わいになってしまいました。

ひと言でいうなら、薄味です。

ですが、薄いなりのおいしさも感じながら食べました。

前向き。

 

1.いちょう切りにしたカブとざく切りにした葉っぱをビニール袋に入れて、ざらめ(100g)、塩(30g)、酢(80g)を加えてよく揉み込み、袋の口を縛って2~3日味をなじませます。

以上!

 

こちらは、すぐに食べられる浅漬けではなく、数日漬け込む前提で漬けた漬物です。

本家のレシピはこちらです。

仙台かぶ漬のメモです。

らっこの手書きのメモで、<仙台かぶ漬>となっています。

もう、何年前でしょう。

仙台で暮らす叔母から、市場だったか農家だったか、カブを売っている人から教わったという漬物のレシピを教えてもらったという経緯があって、<仙台かぶ漬>とらっこがメモしているだけです。

カブが2㎏用意できたら、ぜひ、こちらの分量で作ってみてください。

甘くて酸っぱくてとってもおいしいです。

1kgで作るんだったら、半分以下にしないで、きっちり半分の分量で作るんだった……(反省)

おいしい仙台かぶ漬け

かぶ(葉含む)2kg
ざらめ 250g
塩 70g
酢 170g

叔母が作ってくれたかぶ漬けの葉っぱは、みじん切りにしてカブと絡めながら食べるスタイルでした。

らっこは面倒なのでざく切り。

厚手のビニールにカブとカブの葉っぱが入っています。

漬け込む期間が長くなるかと思い、分厚いビニール袋を使って漬けました。

見えませんが、カブの底に葉っぱも入っています。

量りを用意して、量りながら調味料を加えていきます。

カブとざらめです。

ざらめが100g入ります。

結構多い気がしますが、漬物ですからねえ。少ないくらいでした。

カブとざらめと塩です。

塩が入ります。

カブとざらめと塩と酢です。

最後に酢です。

カブの甘酢漬けを作っています。

全体に混ざるのは難しそうなざらめです。

カブの甘酢漬けを作っています。

袋の空気を抜いて口を閉じたら、冷蔵庫で寝かせます。

1日後

カブの甘酢漬けを作っています。

ざらめが溶けたのかカブの水分か両方か、カブ汁が上ってきますので、置き方の向きを変えてみたりしながら、全体が浸かるようにします。

カブの甘酢漬けを作っています。

少ない汁でも、ビニール袋を使っているおかげか、全体に馴染ませられると思います。

カブの甘酢漬けです。(仙台のかぶ漬け)

3日目以降、袋から取り出して食べました。

甘くて酸っぱいからか、こぎ母が気に入ってくださっていました。

薄い味でしたが、これはこれで。

 

らっこ、カブの葉っぱを白菜漬けの汁に漬ける

らっこが漬けた、カブの葉っぱの漬物です。

カブの葉の漬物(サラダ風)

カブの葉 あるだけ(ざく切り)
白菜漬けの漬け汁 あるだけ

1.ざく切りにしたカブの葉っ葉を、市販の白菜の漬物汁に漬けるだけです。

味が馴染むのを待ちます。

 

ゆっくりじっくり、2週間漬けても、葉っぱの生っぽさは残ったままで、サラダのように出来上がりました。

しんなりとした漬け上がりにするには、葉っぱを最初に下茹でするか、塩もみしてから漬けるべきだったようです。

漬物だったはずが、漬かっていない物状態。

それはそれで、ナマのサラダを食べるような味わいがあったようです。(ツレ談)

ビニール袋に入ったカブの葉っぱです。

ざく切り葉っぱをビニール袋に突っ込んだ図です。

白菜漬けの漬け汁です。

再利用させてもらった漬け汁は、生協で買った白菜漬の汁です。

昆布と唐辛子が入っていて、おいしいお漬物でございます。

カブの葉っぱの漬物を作っています。

漬け汁に浸すだけです。

スーパーで買ったカブだったので、葉っぱが切りそろえられていて、洗っただけでもいいかと思い、下茹でもしませんでした。

今度機会があれば、下茹ではしようと思います。

忘れなければ。

カブの葉っぱの漬物を作っています。

袋の口を縛って、冷蔵庫で寝かせます。

カブの葉っぱの漬物を作っています。

特段、汁が増える様子もなく、ナマのカブの葉っぱをいただく結果になりました。

カブの葉っぱの漬物です。

白菜漬けについていた昆布と鷹の爪を添えると、豪華に見える不思議。

カブの葉っぱのサラダでございま~す。

 

「ん?これおいしい。売り物の味だよ」

そんな誉め言葉をくれたのはツレです。

正解ですね。

「市販の生協の白菜の漬け汁に漬けたんですよ」

と、味付けの種明かしをすると、ツレもなるほどと納得したようでした。

「だからおいしいんだね」

と。

市販品パワーにありがとう。

 

カブの余談

カブがいっぱいです。

大きなカブが5株で1束。

スーパーで、ツレが珍しくカブを買い物かごに入れていました。

「お?」

「安くなってたよ?いいんじゃない?」

「おっきいですね!(1度に買える数に)制限はありましたか?」

「?どうだったかな」

カブの山を見つけたらっこが、

「制限ないですよ?ふたつ買ってもいいですか?(笑)」

張り切って買ってもらったらっこの頭の中は、<仙台かぶ漬>を作ろうっと(ウキウキ)でした。

帰ってきてから重さを量ると、1束900g、足して1.8kg。

微妙に2kgに足りません。

全量甘酢漬けにしようと思っていたのですが、一応、

「どんなふうに食べたいとかありますか?」

ツレにきいてみたところ、

「あのさ、ほら、いつもの浅漬けでおいしいんじゃない?」

と、どうやら梅酢漬けのことを言っているようでした。

甘くないほうが、ツレにはいいかしら……?

少し不安な気持ちでカブを台所でひろげていたら、こぎ父が

「あら?珍しいねえ。カブがたくさん。あのう、ほら、浅漬けなんかにして食べらたおいしいよねえ?失礼。余計なこと言いました……」

あらあら。

こぎ父も、どうやら梅酢漬けをイメージしておっしゃってくださったような気配でした。

らっこが作るつもりでいた甘酢漬けは、漬けてすぐには食べられない(食べごろではない)レシピだったので、甘酢漬けは1kg分で漬けることにして、残りは今日にでも食べられる梅酢漬けにすることにした次第でした。

葉っぱの漬物は、白菜汁の再利用に思いつきました。

 

大きなカブを10個。

葉っぱを切ったり皮をむいたりしているカブです。

洗って皮をむいて刻むだけでもう一苦労。

らっこにとって使いやすい包丁は、お味噌汁を作ってくださっているこぎ母が使っていたので、使いにくい包丁を使い、あまりに切れにくいため、包丁を研ぎながら刻みました。

カブがかたい。

包丁が切れない。

泥落とすの大変。

すべての株を切り終えた頃には、無駄に疲労してしまっていました。

 

梅酢漬けを食べた時に、あまりにもかたくて筋が口に残ってしまったので、

「うわぁ。カブ漬け、失敗しました。おいしくないです……」

ツレに食べてもらうと、

「ああ!とうが立っているんだよ。でも味は美味しいよ?」

ツレに言われてようやく納得しました。

切れにくい包丁でもかたくて切りにくいくらい、筋が入ってしまっていたカブだったわけです。

 

そう言えば、こぎ叔父さんから頂いたカブなんかは、小さかったけど、皮ごと茹でてやわらかくておいしく食べられたし、刻むときだって、大根の比じゃないくらいにやわらかくって切りやすい!って、そんな感想を抱いたことがあったことを思い出しました。

 

包丁のせいだけではなかったのですね。

 

3種の漬物も、それぞれそれなりにおいしくいただきましたが、やっぱりこれですね。

 

やわらかくって、おいしいカブが食べたいよう!

 

素材に勝る調味料はなし。

おいしいカブの選び方、ちょっと、まだ、らっこには、よくわかりません。

 

 

ごちそうさまでした。

読んでくださり、ありがとうございます。

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