こぎ叔父さんが、プラムを持ってきてくださいました。
「えっ?こんなにたくさん?」
おすそ分けでいただくにはずいぶん山盛りでした。
「お隣さんからもらったんだけど、食べきれないから持ってきたよ。おいしかったよ~」
だそうで、どこの「お隣」かよくわからなかったのですが、何はともあれ、冷やしてみんなでいただきました。
嬉しい嬉しい。
こーぎー家の皆さんも果物はお好きですが、買うものはたいてい決まっています。
らっこがスーパーでプラムを見かけて、ほしいなあと思っても、数や値段を見ると躊躇われ、なかなか買ってもらったことがありませんでした。
嬉しい嬉しい。
甘くておいしい。
果物の鮮度には特に味に厳しいこぎ母は、「甘いね。おいしい。熟しすぎだよ。もっと早くとらなくちゃ」
と厳しいご意見。
「お隣さん」が収穫してくださったプラムだったのでしょうか。
わかりませんが、完熟のプラムだったようです。
こぎ母は果物に厳しいですが、らっこは完熟具合に小さく感動していました。
甘くて酸味もあっておいしかったのですが、実は、最初に皮ごとプラムにかじりついたツレが、
「皮が苦い」
と顔をしかめました。
「皮が?」
プラムとは、皮は酸っぱいけれども皮の内側が一番甘くておいしいものだと思っていたらっこでしたので、あとからかじって咀嚼してびっくり。
苦い。
渋い。
えぐい。
これは人が食べる苦さじゃない。
そんな風に感じて、噛みきれなかった皮を口から出してしまいました。
ツレとらっこがたまたま食べた、その二つだけだったかもわかりませんが、贅沢でもったいないことですが、プラムは皮をむいていただきました。
写真忘れた……
プラムの皮があまりに苦かったので、ツレは、農薬かなあ?と心配していました。
理由?原因?は分かりませんが、苦い皮の下の果実はとっても甘くて程よい酸味もあって本当においしかったです。
今度、スーパーで市販のプラムも買ってみようか?とツレと話しています。
ごちそうさまでした。
どちらの「お隣」様か存じませんが、ありがとうございました。
今度こぎ叔父さんが来てくださったら、皮も食べられたのかきいてみようと思います。
ごちそうさまでした。
読んでくださりありがとうございます。