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高齢者の転倒。やる気と危険は隣り合わせ②|らっこ

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らっこが振り向くと、腕を血で染めたこぎ父が庭に立っていました。

前回の続きです。

 

ちょっと転んじゃったこぎ父

 

「ちょっと転んじゃって」

ご自分の足でしっかりと立って、言葉もしっかりしていましたが、なにやら出血大サービス。

びっくりしたなあもう。

ティッシュを渡して話を聞くと、とにかく転んだのだそうです。

 

え?

なに?

庭で転んでどうしてこうなった?

転んだというのは間違いないようで、ひっくり返ったかのような気配でした。

耳たぶに血がついたこぎ父と血の付いた上着

 

首と肩を回すこぎ父と、背中についたころんだ形跡

 

幸い、たらたらと流れるほどの出血ではなく、ティッシュで押さえる前から血は止まっていたように見えました。

おそらく、すっころんでひっくり返り、ずいぶん痛い思いをしたものの、体は動けたから出血したところをご自分で触って確認しているうちに血のりを広げてしまった状態で、一応らっこに知らせておこうと窓を叩いたのではなかろうかと。

おそらく。

知りませんけど。

耳たぶも、ぶつけたわけでもなくて痛みもないということで、切れてはいないようでした。

 

痛々しいこぎ父の話はつづく。

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