介護

こぎ母、デイサービスを卒業。生活リズムも新しく(完)|らっこ

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自宅からすぐ近くにあった半日タイプのデイサービスに通っていたこぎ母。

施設の移転によって距離が遠くなったことをきっかけに、利用の中止を決めました。

これまでの話

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今回通わなくなったすくすく館の活動は、運動がメインで半日で帰宅するため入浴サービスはありません。

週一で通っていたので、こぎ母の一週間の予定が変わることになります。

利用をやめたら1日家にいますか?

お家でゆっくり過ごしますか?

という選択肢は最初からありませんでした。

『すくすく館』のほかに週一で通っていた『さくらんぼ』と同じ「1日タイプで入浴のあるデイサービス」と同じで、新しく「半日」ではなく「1日」利用できるデイサービス施設がないかケアマネさんに探してもらうことになりました。

ケアマネさんから電話を受けたこぎ父は、即答(?即決?)でお願いすることにしたそうです。

すくすく館に通っていたのと同じ水曜日に、今も通っている1日タイプのデイサービス『さくらんぼ』の2号館に空きがあるということ。

お世話になっている1号館に信頼感があったので、2号館でスタッフの人がみんな別の人に変わっても、全く知らないところじゃないからいいんじゃなかろうかと。(実際には知らないのですけれどね)

入浴がないものの、場所は近いし1日見てもらえるし、何より今の一週間の予定リズムを変えなくてもいいと、こぎ父は喜んだみたいでした。

 

こぎ父は、善は急げと話を進めてもらっていたようで、2号館の担当の方が契約云々の説明や署名のために来てもらう日程まで決めていたそうでした。

こぎ父がおひとりで。

とてもうれしそうにツレとらっこに報告してくださいました。

そこににストップをかけたツレの考えはこうです。

週に3回、こぎ母の見守りで入浴介助をしてくれているツレの考えでした。

もちろん、ケアマネさんが一番最初にあたってくださった場所は、今も通っているお風呂に入れてもらえるデイサービスでした。

そちらではすくすく館に通っていた水曜日は空きがないとのことだったそうなのです。

こぎ父としては、水曜日に1日通える場所が見つかったことで本当にほっとしたのだろうと思います。

ツレにも相談せずにおひとりで決定の返事をするくらい。

それでも、こぎ母が退院してから2年間、ずっと入浴介助をしてくれているツレの言葉には何も言い返しませんでした。

らっこもツレが言うまでは、お風呂ナシならどの曜日にお風呂入るといいのかなあと、デイに行った日は疲れてるだろうし曜日をずらすかな?なんてのんびり考えもしたのですが、ツレに任せっぱなしで甘えていたことにハッとしました。

 

これまでのこぎ母の週刊スケジュールです。

1日:入浴有 デイサービス
半日:入浴無 デイサービス
小一時間:訪問介護
休 たまに通院

これがなかなか忙しい。

この予定の合間にケアマネさんと看護師さんの訪問が月イチであります。

要介護2のケアプランです。

 

さて、新しく通うデイサービスは何曜日がいいのでしょうか。

火曜日だとデイサービスが連続してしまう。
木曜日は訪問介護がある。
金曜日は3か月に一度の通院の予約が入っている。(コロナの前は2か月に一度)

こぎ父としては、予定がなくなった水曜日に新しく利用できるデイサービスがあればというのが大きかったみたいです。

「木曜日なら空きがあって新しく通えますよという場所がみつかったら、訪問介護を別の曜日に調整できないかどうか相談してもらってみましょう。無理ならまた探してもらって。
金曜日の通院は、2・3か月に1度のことですから、その日はデイサービスをお休みすればいいですよ。
通院のためだけに通えないっていうことはありませんでしょう」

らっこは最初から水木金のどこかで通えたらいいのではないだろうか、という思いがありましたが、こぎ父は3か月に1度の通院があるために金曜日も候補からは除外し、木曜日の予定もできるだけ変えなくて済めば、という思いが強かったようです。

こぎ父も少し考えたようでしたが、仕事の早いこぎ父です。結局すぐにケアマネさんに電話をし、『さくらんぼ2号館』での水曜日のデイサービスの新規利用は取りやめにしてもらい、入浴アリの施設を探し直していただきたいと、お話していました。

優先順位って難しいこともあるものです。

初めての施設に見学に行くことになるか、見学せずに決めることになるかどうか。

どうなるだろうかと連絡を待つと……

月曜日に通っていた入浴有りの デイサービス『さくらんぼ』で、木曜日なら空きがあるというではありませんか。

それはぜひともそうさせていただきたい!

同じところで週に2回通えるなら、知らない初めての施設よりもくるっとまるめてもろもろ安心じゃないか!

初めてのところでどんなところだろうかと検討してみたり、契約のためにまた細かな詳細などを確認する必要もありません。

ただ、木曜日だと訪問介護とかぶってしまいます。

半日デイをやめるにあたって、訪問介護をやめる予定はまったくありませんでした。

こぎ母も、お世話になっている先生とは相性がいいように感じていましたし、できればまだお世話になりたいというのが家族の考えでした。

訪問介護の先生には日程の調整が可能かどうか確認してもらい、後日、火曜日に変更ということでOKしていただきました。

新しい一週間のリズムが出来上がりました。

以前のスケジュール 現在のスケジュール
1日:入浴有 デイサービス 1日:入浴有 デイサービス
小一時間:訪問介護
半日:入浴無 デイサービス
小一時間:訪問介護 1日:入浴有 デイサービス
休 たまに通院 休 たまに通院

週イチで通っていた、入浴の無い半日デイサービスは終了、入浴有りの一日デイサービスに週に2回通えることになり、訪問介護は同じペースで継続。

介護保険って、本人や家族の及び知らないところでいろんな方が動いてくださっているのだなあと思わずにいられませんでした。

こぎ父にとっては、現在のスケジュールが以前よりも体も気持ちも余裕が持てるようで「前よりもなんかいいみたいだよ」とのことでした。

 

なんだかんだで。

よかったよかった、というお話でした。

若干こぎ母の考えが置いてけぼりではないとは否定できないことは書き添えずにはいられませんけどね。(思いつく限り回りくどい言い回しにしてみました)

 

読んでくださりありがとうございます。

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