介護 暮らし

状況を認識できない――と見せかけて|らっこ

要介護2のこぎ母は、状況を認識することがむずかしいです。
(見当識、改めケンドーコバヤシ)

この日の大雨は警報が出るほど。

ザーザー降りの雨です。

 

おやつの時間にこぎ母が尋ねます

 

雨の音をこぎ母に伝えるこーぎー

 

わからないと答えるこぎ母

 

網戸を開けて外の雨をこぎ母に見せるこぎ父

 

わからないと答えるこぎ母

 

トイレに席を立つこぎ母

この時は調子が良かったようです。

トイレに行った後に迷うことなくスムーズに台所へ戻り、洗い物をするために流しの前に立ちました。

水道の蛇口をを開けて窓の外を眺めるこぎ母

 

窓の外を見つめるこぎ母

 

雨が降っているけど……

 

嬉しそうに「青い花がきれい」と言うこぎ母

 

お隣さんの庭の青い花がきれいだった

流しに面した網戸越しに見えた雨と隣家の庭に咲いたお花に気が付いたようで、とても嬉しそうでした。

振り返る前に、しばらく出しっぱなしになっていた水道もきゅっと閉めてくださいましたよ。(ナイス)

 

雨の音が聞こえなかったり、窓の外が見えなかったり。

こぎ母には今ある状況を認識することはとても難しいようなのですが、周りが聞かせよう・見せようとしても聞こえなかったり見えなかったりするものが、なんてことなくご自分で認識できたりということもあったりします。

一度意識が向いた対象からは、なかなか離れられなかったり。

お花がきれいだととにかく嬉しそう。

 

はい。

はい。

きれいですね。

雨もすごくたくさん降っていますね。

 

 

はい。

では、そろそろ洗い物と夕飯の準備の方を……

 

読んでくださりありがとうございます。

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