らっこ飯 黒豆

【丹波の黒豆】を煮る。正月準備|らっこ飯

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らっこが煮た丹波の黒豆です。

お正月に向けて、黒豆を煮ました。

お正月だからと贅沢に、丹波の黒豆を買ってもらいました。

味が馴染むまでに時間がかかるのでしょうか。

一晩寝かせて、昼、「あれ?おいしくない・・・」夜「ちょっと馴染んだ?」「この前のお豆(小粒)の方が美味しかったね」「はい」

時間がおいしくしてくれることを願って。

丹波黒大豆の上手な煮方

◎材料
丹波黒大豆 150g
調味料
・砂糖 150g
・醤油 小さじ1.5
・塩 小さじ1
・重曹 小さじ1/2(無くても良いです。)
サビ釘 5~6本(無くても良いです。
洗って布袋に入れ口をむすんでおきます。)

虎屋産業株式会社 丹波黒大豆 150g入り袋の表示より

上記を参考に、倍量の300gで作ってみました。

普通の黒大豆で初めて作った時の方が、おいしく見た目もきれいに作れたような気がしてなりません。

そのまんま倍量が合わなかったのでしょうかね。

わかりませんけど。

らっこが煮てみた丹波の黒豆

豆 300g
水 11カップ(2.2リットル)

<A>(・調味料)
・砂糖 300g(てんさい糖を使用)
・しょう油 小さじ3
・塩 小さじ2
サビ釘の代用で鉄なすび 1本

丹波の黒豆をおいしく煮るには、らっこはまだ未熟なんでしょう。

 

らっこ、丹波の黒大豆を煮る

虎屋産業株式会社の丹波黒大豆の上手な煮方にならいます。

1.水を沸かして<A>と水洗いしたお豆を入れて、5時間くらい浸す。

2.火にかけ沸かしてアク取りして水を1カップくらい(分量外)加えて、落し蓋と切り蓋をしてとろ火でやわらかくなるまで煮る。

3.豆が茹で汁から出ないように、必要であれば差し水をして、煮汁がひたひたになったら火を止めて一昼夜置いて味を含ませたら、おいしくいただくと。

 

振り返ってみると、あまりこの通りに作れていなかった気もします。

あと、「一昼夜」の意味も調べてみたら、24時間なんですね。

あら?

らっこ、「一晩」と勘違いしていたかも。

 

===

虎屋産業株式会社の丹波黒豆です。

いつものスーパーで、買ってもらってしました。

丹波黒豆 LLサイズ。

11月に売場の棚を見た時には、もっとわかりやすいくらいに大きな丹波黒豆が置いてあったのですが(割引シールが貼られて)、売り場が正月仕様になったようで、たくさんあるけど、思ったほど、粒は大きくありませんでした。

種類もこれだけ。

もっと大粒を探して別のスーパーに行くことも考えましたが、お値段が安くなることはないでしょうから、これでいいんじゃないか?と、2袋、買ってもらいました。

虎屋産業株式会社の丹波黒豆2袋です。

いっぱいだ!!

贅沢です!!

虎屋産業株式会社の丹波黒豆の上手な煮方です。

初めて買ってもらった時の、北海道産黒大豆とは、調味料の分量が微妙に違いました。

作り方にイラストが載っていて、インクも贅沢に使っているのでしょうか。(関係ないか?)

お鍋いっぱいにお湯を沸かしています。

分量通りに、5.5カップの水を2回、合計11カップ分の水をお鍋に入れたら、縁までぎりぎり。

あ、煮る鍋間違えた。

と思いましたが、どうにもほかに都合のいいお鍋がありません。

このままこのお鍋で沸かします。

大鍋は別で使っているし、もうひとつの大鍋は、とても薄いお鍋で、できれば使いたくないな……と考えた結果でした。

あとから思えば、使っていた大鍋を、使っていない大鍋に移し替えて、熱い大鍋で煮たらよかったのかなと。

あとから思えばですね。あとから。

丹波の黒大豆を洗ってざるに上げています。

お湯を沸かしている間に、黒大豆をササっと洗い、ざるに上げておきます。※

調味料も計って用意します。

てんさい糖 300g、しょう油は小さじ3、塩は小さじ2、重曹は買っていないので使いませんが、サビ釘の代用で、鉄なすびを入れました。

調味料を並べて写真を撮ったつもりが、撮れていませんでした。

無駄に残念。

鉄なすびは、使いまわしの画像です。

南部鉄なすびです。

こういうのです。

最近、もっと黒々としている気がします。

そんなこんなしている間に、洗ったお豆を見たら、え?

ひびが入った黒大豆です。

豆の皮が割れとるやないかい。(何弁ですか?)

袋には書いていなかったのですが、水で洗って濡れたお豆が、乾燥すると、皮が破けることがあるようなことをどこかで読みました。(すみません。記憶が曖昧)

そうですね。

洗って濡れたお豆が、明らかに乾燥してますね。

なんということ。

※お豆を洗ったら、乾く前に次の工程の調味液(シロップ)に漬けられるよう、洗うタイミングには気をつけようと思いました。(時、すでに遅し)

黒豆を煮るシロップを作っています。

「上手な煮方」では、水が煮立ったら、調味料と豆を入れることになっていましたが、そういえば、沸騰する前に調味料を入れました。

砂糖としょう油と塩です。

あ、温度が低かったのか?(あとで気がつくならっこや)

お鍋に豆を入れる容量が無いので、別の容器を用意して、

黒豆を煮るシロップを作って別の容器に少し写した様子です。

手前の容器にせっせと移しました。

今度はこっちも溢れそうになり、後でまた容器を変えました。(要領が悪い)

黒豆をシロップに漬けています。

鉄なすびと黒豆を入れます。

しわが寄りつつも、入れた途端に膨らみ始めるのを感じます。

本来なら、ここで火を止めて5時間くらい浸すことになっていましたが、シロップが溢れそうだったので、らっこ、とっくに火を消していました。

 

今一つ美味しく感じられない黒豆の原因がわかっていくような……

ふたをして、とは書いてありませんが、らっこはふたをして、およそ6時間。

皮が破けた黒豆です。

煮汁はすっかり真っ黒になり、様子を見ようとすくったお豆はぱっくり割れていました。

こんなこと、前回はなかったのに。

そんな風に思いながら「上手な煮方」を読み直したら、

注)豆を給水させる際、皮が破れるときがありますが、加熱が進むとなじんでいきます。

虎屋産業株式会社 丹波黒大豆 150g入り袋の表示より

だそうでした。

馴染んでくれることを願って、火にかけます。

黒豆のアクをすくっています。

煮立つとアクが出てきますので、丁寧にすくいます。

本来なら、アクを取った後に水を約1カップ入れて、落し蓋をして弱火で煮ることになっていますが、ほらほら、あれがあるじゃないですか。

黒豆用のシロップです。

最初に作って溢れないようにすくい分けておいたシロップが。

水の代わりに、ここから約1カップ分取り分けて、クッキングシートで代用した落し蓋をのせて弱火で煮ていきます。

黒豆の鍋にかぶせたクッキングシート落し蓋です。

蒸気の逃げ道になる穴を、もっと大きく開ければよかったと思いますが、いろいろ後の祭りです。

鍋のふたは、少しずらして(ふたを切る)豆がやわらかくなるまで煮ます。

鍋のふたを少しずらしている様子です。

どんくらい煮ればいいんだよ。

とか、思っても言いません。

タイマーを30分でセットして、豆が茹で汁から出ないように、ときどき様子を見ましたが、当分は大丈夫です。

豆が茹で汁から出てしまうと、皮がシワシワになってしまうので、煮汁から出そうになったら水(またはお湯)をその都度加えます。

黒豆のに途中です。

約2時間煮たくらいの様子です。

シワシワだわ……

煮汁はまだ十分。

残ったままだったシロップを全部鍋に加えて(溢れそうになっちゃった)、再び煮ます。

もう2時間煮たら……

シワシワの黒豆です。

クッキングシートがかぶらなかったところのお豆がシワシワに。

なんか今日はもう、いいような気がしました。

火を止めてふたをして、1晩寝かせます。

煮た黒豆です。

約12時間。

すっかり冷めた豆は、やっぱりちょっとしわが寄っています。

家で作るお豆って、しわが寄ってるのが普通じゃん?(らっこの実家)

親指と薬指で挟むと、そこそこ自然につぶれるくらいのやわらかさにはなっていましたが、直接食べてみて、口の中で硬さチェックです。

少しかため。

でも、ちゃんと煮えてる。

味は、しょっぱい。

お砂糖を豆と同量の300gも入れているのに、ちっとも甘くない。

しょっぱいため、ほのかに甘いとも言い難い。

もう一度煮ることにしました。

クッキングシートが蒸気を逃がせていない様子です。

沸騰すると、クッキングシートの落としブタから、蒸気がうまく逃げられないようで、山形に膨らんでしまっています。

煮汁はまだかぶっているだろうと判断して、差し水はせず。

2時間煮て、火を止めました。

これで完成。(?)

このまま冷まそうと思ったのですが、すっかり冷めた頃、もう一度一粒食べてみたら、やっぱりちょっとかたいのです。

ツレは、「俺はかたいのが好みなんだよ」と言ってくれていましたが、そういえば、最初、思ったほど大きくない豆だと思っていたのですが、煮るほどにそれなりに大きく膨らんでくれていました。

大きなお豆がかたいと食べにくいのでは?

勝手にそう考え、今度は少々差し水を加えて、小一時間、煮ました。

豆が煮汁から出るか出ないかのぎりぎりのタイミングで火を止めたようでした。

もう10分煮ていたら、豆が煮汁から出ていたかもしれません。

粗熱が取れたところで冷蔵庫に入れて、一晩。

黒豆を瓶詰め。

すっかり冷えた黒豆を、250g入りのジャムの瓶に4個、あとはすぐに食べられるようにふた付きの器によそいました。

煮た黒大豆です。

暗くてよく見えません。

皮が破れたのがちらほら。

色も少し薄黒いと言いましょうか。

らっこが煮た丹波の黒豆です。

明るいところでもう1枚。

なんか、初めての時のほうが(おいしくできた)、とは、思っても言いません。

 

お昼に食べてみると、しょっぱくて甘くない。

なんかつまりは、おいしくない。

 

初めての時よりも大きい豆で、喜びが!とか、立派で!とか、丹波の黒豆はやっぱり違うね!とか、まったくありませんでした。

 

こぎ父とこぎ母は優しいので、「おいしい」と言ってくださったのですが、これはどうにも切ない感じでした。

夜、少しはなじんだのか、しょう油のしょっぱさが少し和らいだように感じました。

ただ、甘くない。

甘いは甘いのですが、煮豆に期待した甘さがないのです。

「分量を量り間違えたのかもしれない」

本気でそんな気もしましたが、実際のところ、もう、どうにもわかりません。

「味はもうこれで決まりなの?」ツレにきかれましたが、「はい」としか言えませんでした。

これにまた砂糖汁をつけるのってどうなんでしょう。

やわらかさは合格だと思います。正月まであとふつか。

 

味がなじんでおいしくなってくれることを願います。

(前略)一昼夜おいて味を含ませ(後略)

虎屋産業株式会社 丹波黒大豆 150g入り袋の表示より

と書いてあるのに、昼間に食べたのは早かったかな?(16時間後くらい)と思いましたが、夜は(18時間くらい)もう、おいしくなってくれてもいいんじゃないかしらと思いつつ。

 

ごちそうさまでした。

読んでくださり、ありがとうございます。

 

追記

31日。

味見をしてがっかりした二日後。

め、めっちゃ味が馴染んで甘くふっくらおいしくなっていました。

 

うわっ。

甘くなっとる。

 

甘くて中までやわらかくて少ししょっぱい。

また、味は変化していくのでしょうか。

 

不思議だなあと感じながらも、ご近所のSさんにも食べていただいたら、褒めてくださいました。

自分で煮ても、シワになったり、中が固く締まってしまったりして、大変なのよね、と、

長年お豆を煮てきた方の言葉で、つやつやとふっくらしていること、中までやわらかく煮えていること、「おいしい」と言っていただけたので、調子に乗って、ひと瓶もらってもらいました。

「(亡くなった)お父さんにもあげます。」

と言って喜んでいただけたので、らっこも嬉しかったです。

 

お豆が「味を含む」に神秘を感じます。(大袈裟か)

 

来年も、この分量でいいかもしれません。

塩かしょう油を、少し減らしてみたい気もしますが、そうしたら砂糖も減らしたいような気もしてきて、そうしたら、やっぱりこの味付けでいいような気がして。

 

まあ、来年考えよ。(あ、もう今年になっていたわ)

 

丹波の黒豆、おいしくできたことにしたいと思います。

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