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出来事は忘れても感情は覚えている、らしい(5)|らっこ
2022/2/15
大好きな恩師の訃報を知り、悲しみに沈むこぎ母でした。 <前回までの話> 普段であればそろそろ、こぎ母はお布団に入る準備をする時間。 ツレが、歯磨きをしようと洗面所に行くよう誘導しますが、狭い廊下で立ち ...
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出来事は忘れても感情は覚えている、らしい(4)|らっこ
2022/2/14
大好きな恩師の訃報を知ったこぎ母は、心安い御友人との電話でとうとう涙を流していました。 <前回までの話> 涙を流したこぎ母と電話を替わったこぎ父。 こぎ母には背を向けつつ、それにしても随分と明るくすっ ...
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2022年 ご挨拶|らっこ
2022/1/3
明けましておめでとうございます。 夕飯を食べながらこぎ母 「お正月が来たみたいだね」 そうですね。 まさに正月ですね。 夕飯を食べ終えてこぎ母 「今年ももうすぐ終わるみたい ...
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出来事は忘れても感情は覚えている、らしい(3)|らっこ
2021/12/23
恩師の訃報をこぎ母が知りました。 知った直後には落ち着いていたようでしたが、しばらくすると「誰が亡くなったのか」わからなくなってしまったようで、こぎ父にたくさん質問をしていました。 <前回までの話> ...
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出来事は忘れても感情は覚えている、らしい(2)|らっこ
2021/12/19
こぎ父がこぎ母に、こぎ母が大好きだった恩師の訃報を伝えたお話です。 しばらくの間、こぎ母には内緒にしていたこぎ父でしたが、こぎ母に伝える決心をしたようでした。 <前回の話> こぎ母が、ショートステイか ...
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出来事は忘れても感情は覚えている、らしい(1)|らっこ
2021/12/14
こぎ母には、大好きな恩師がお二人いらっしゃいます。 94歳の先生と99歳の先生のお二人。 ちなみにこぎ母は83歳。 どちらの先生相手であっても、電話で話す様子は大袈裟なくらいに大喜び。 離れて暮らして ...
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悲しんだっていいんじゃないのか…?|らっこ
2021/12/8
それは、こぎ母が3泊4日のショートステイに出発する日でした。 こぎ父が小声でらっこに伝えてくださったのは、 こぎ母が慕う恩師の訃報でした。 「お母さんには当分――」 いつまで伝えずに過ご ...
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悲しくなんかない|らっこ
2021/12/7
こぎ母は毎晩、眠りにつく前にツレとらっこに挨拶をしに来てくださいます。 最近は「朝から晩まで」というフレーズがよく入ります。 デイサービスで1日自宅にいなかった日も、昼過ぎにショートステイから帰ってき ...
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卵が上手く割れなかった|らっこ
2021/12/1
お昼にニラ玉スープを作ろうとして、卵を割るのに失敗しました。 こんな卵の姿を見るのは初めて。 殻だけが割れて薄皮にはヒビ一つ入っていません。 薄皮部分に触れてみると、しっかりと硬い(いや、やわらかいん ...
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ふたりは同い年|らっこ
2021/11/30
日常風景です。 こぎ父の年は聞いて驚いても、ご自分の年は聞いても驚いていませんでした。 そう言えば、 こぎ母の「もうすぐ100歳」は 最近あまり聞いていないかもしれません。 以前はちょいちょい 「私は ...