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春の寒い日の足元。こぎ父は…|らっこ

庭の雑草がめきめきと背を伸ばし、暖かい日がしばらく続いていました。

数日振りに朝からひんやりしていたので、らっこはニットを着て暖かくしていました。

 

応接間から久しぶりに聞く音がしました。

この音は……

 

 

ガスファンヒーターの音でした。

ストーブの前で寒そうにしているこぎ父は……

 

 

裸足かよ!!

 

裸足で手ぬぐい草履を足につっかけたこぎ父が、ストーブの前で暖を取っていました。

 

一応伝えました。

「冷えは足元から来ますから、靴下はいてください」

と。

なんでこぎ父が寒いのを我慢(?)してまで裸足で過ごしていたのかという理由をらっこは知ってはいるのですが……

知っているのですが……

 

 

もったいぶることでもないですかね。

こーぎー家の男性陣は水虫菌に好かれてしまい、こぎ父は絶賛服薬治療中なのです。

 

 

ツレは服薬は終わり、念のための経過観察中。

数日前に病院に行ったこぎ父が、

「水虫まだだって。もう、裸足で過ごしたほうがいいって」

みたいなことを医師から言われてきたのだそうです。

ただ、こぎ父の話す伝聞はたいてい、「こぎ父のフィルターを通った伝聞」なのだということに最近気が付きまして、そのまま鵜呑みにするのは注意が必要です。

医師が「裸足で過ごすように」と言ったかどうかは聞き流します。

こぎ父が、暖かい日が続いていたのでそろそろ裸足で過ごしたいと思っていただけかもしれません。

こぎ父もツレも汗っかきさんでして、こぎ父の場合、暑いと特に足は汗をかくらしいです。

受診後こぎ父はさっそく靴下を脱ぎ、夏用の室内履きにしている手ぬぐい草履を履くようになったタイミングで、急に寒くなったのでした。

 

寒かったろうに。

らっこに言われなくてもそのうち、ご自分で靴下履いていたかもしれません。

読んでくださりありがとうございます。

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