みじん切りにした新玉ねぎに、卵を落として混ぜ合わせます。
生卵の白身が苦手ならっこは(黄身は生でも大丈夫)食べて気持ち悪くならないようにと滅多に手を出さずにいました。
らっこがひとり、玉ねぎ卵の代わりに納豆ご飯食べている時、ツレが
「納豆の上に(玉ねぎ卵を)かけてみる?絶対合うよ?」
と提案してくれたのをきっかけに食べてみると、あらまあ。
納豆のおかげで『生の白身の嫌な感じ』がやわらいで食べやすく、玉ねぎの食感と卵のトロトロが加わった納豆がいくらでもいけちゃう!
おかずがいらなくなってしまう1品ができました。(ちゃんとほかのおかずも食べるけど)
らっこは愛情をこめて「タマタマ」と読んで食べています。
タマタマ納豆
- 新玉ねぎ 1個(みじん切り)
- 卵 1個
- しょう油 お好みで
- 納豆 1パック(タレとからしも使用)
タマタマ納豆
1.みじん切りにした新玉ねぎに生卵としょう油を加えてかき混ぜます。
あまり泡立てない程度に混ぜたほうがおいしい気がしています。
2.よくかき混ぜて粘りを出した納豆を加えてさらにひと混ぜで完成です。
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新玉ねぎのみじん切りはこぎ母にやってもらいます。
傍から見ていると、いつまでトントン刻むのだろうと不思議なくらい徹底的にみじんにしてくださいます。
(らっこが作る時のみじん切りは粗い。汗)
玉ねぎの量は、その時々の玉ねぎの大きさに合わせて、小さければ丸々1個、大玉の時は1/2個くらいです。
だいたいです。だいたいで。
混ぜる時にはボールとかを使うことはなくて、少し深めのそのまま食卓に出せる器に玉ねぎを入れて生卵を落とします。
卵の大きさはだいたいMサイズくらいでしょうか。
不揃い卵を買っているので、玉ねぎが多い時には大きめの卵を使います。
玉ねぎの量と卵のサイズと、これが一番おいしいぜ!っていうような割合はらっこにはわかりません。(おい)
味を楽しむというよりも、たぶん食感を楽しんでいるんだと思っています。
しょう油の塩梅は探りながら加えてみてましょう。
こーぎー家では、食べる回数に比例してしょう油の量も増えている気がします。(かけすぎ?)
泡があまりたたないように黄身を優しく潰しながらかき混ぜます。
あんまり泡立つと、口の中でフワフワします。
フワフワタマタマもおいしいかもしれませんが、ツレとらっこの好みでフワフワよりもトロ~リがおいしいかと。
こぎ母とこぎ父は小鉢に取り分けてタマタマ完成。
色でバレてしまいそうですが、しょう油、結構ドバドバ入れてしっかり味付けて食べるのがこぎ母のお好みのようです。
(ツレが作って渡した後に追いしょう油をして満足そうに食べています)
らっことツレは納豆を追加します。
タマタマ納豆!
納豆は付属のタレとしょう油を加えてよくかき混ぜて、ネバーネバーにしたところでタマタマに投入します。
ぐるりとかき混ぜて完成です。
「いただきます」
ごはんにのせたらもう、「これだけでいいですよ」って気分でたべられます。
元々納豆ご飯が好きならっこでしたが、何も加えない納豆ご飯よりも今はタマタマ納豆の方がごはんも進みますし好きになりました。
生卵の白身を避けるためにタマタマ(玉ねぎ納豆)が食べられなかった頃が嘘のようです。
お気に入りの食べ方は、刻んだ玉ねぎを食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておいて、冷蔵庫から出したての冷たい卵と納豆を加えて冷たいタマタマ納豆をほっかほっかのあったがごはんにかけてごはんと一緒にパクッと食べる食べ方です。
からだにやさしそうな常温のタマタマよりも、冷たいタマタマをおいしく感じるのは、暖かくなってきたそんな季節だからでしょうか?
タマタマ納豆の余談
ツレの話によると、こぎ母が料理全般を担っていた頃、玉ねぎと卵をこんな風に作ってくれてよく食べていたそうです。
こぎ母が作っていたその頃は、玉ねぎはみじん切りではなく千切りだったとのこと。
誰も作ってくださいとお願いしていないのに、こぎ母がお味噌汁用の玉ねぎを一生懸命みじん切りにして玉ねぎ卵を作るようになったのは、新玉ねぎがスパーに出回る少し前でした。
古い普通の玉ねぎで作ってくださっていた頃は、玉ねぎがもーっ辛くて辛くて(涙)
生の白身も生の玉ねぎの辛さも苦手ならっこには、到底手が出せる一品ではありませんでした。
しばらくして新玉ねぎが出はじめ、せっかくならと新玉ねぎで作ってもらうようになったところ、これは辛くなくていいじゃないかと。
「卵で食べるときの玉ねぎは、みじん切りじゃなくて千切りがおいしいんだけどなあ。昔は千切りで作ったくれていたのに。いつの間にみじん切りになってしまったんだろうなあ。忘れちゃったのかなあ」
なんてときどきツレが言っていましたが、らっこが作るタイミングで千切り玉ねぎ卵で食べてみたところ
「……?みじん切りの方がおいしいかもしれない」
ツレが意外な発見をしたかのように話したので、こぎ母には好きなだけみじん切りにしてもらうようになりました。
甘くてみずみずしい新玉ねぎと、古くて辛い普通の玉ねぎの違いはこぎ母は認識できずに作ってくださっているようなので、新玉ねぎが食べられなくなった頃にはどうしたものかとぼんやり考えてみたりしますが、その時になったら考えようと思うらっこでした。
ごちそうさまでした。
読んでくださりありがとうございます。