介護 暮らし

悲しくなんかない|らっこ

こぎ母は毎晩、眠りにつく前にツレとらっこに挨拶をしに来てくださいます。

最近は「朝から晩まで」というフレーズがよく入ります。

デイサービスで1日自宅にいなかった日も、昼過ぎにショートステイから帰ってきた日も

「朝から晩までお世話になりました」

です。

今の出来事を数秒後、数十秒後には忘れてしまうことのあるこぎ母が、
「一生忘れられない日」

と言ったその日。

こぎ母には何があったのでしょう。

訪問で来てもらうリハビリがあった日でしたけれど、らっこが知らない何かがあったのだろうなと、きっと、自分がそう言ったことも忘れてしまうのだろうなと。

悲しくなんかないもん。

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