ひじきの煮物をフライパンで作りました。
焦げ付きにくいフライパンなので、油も使わず炒め合わせました。
煮物というより炒め物。
ちくわを大きく切ってたくさん入れたものですから、まるでちくわの煮物です。
一応、メインはひじきのつもりです。
ひじきの煮物
ひじき(乾燥)40g
油揚げ 2枚(短冊切り)
にんじん 1/2本(細切り)
ちくわ(小)8本(長辺半分に半分、短辺半分切り)
砂糖 大さじ3強(てんさい糖を使用)
しょうゆ 大さじ3
みりん 小さじ2
ひじきに同封されている煮物の作り方に、にんじんとちくわを加えて作ります。
フライパンでひじきの煮物
1.表示の通り、ひじきを水で戻します。
大きめのボールにたっぷりの水で20~30分。
20分で水から上げて煮物を作ったことがありました。
そのときは戻りが不完全で、ひじきが固くて食べるのが大変だった経験から、30分は戻すようにしています。
よく洗い、1センチ幅に切ります。
2.フライパンでひじきを炒めます。
中火で、水分を飛ばすイメージです。(飛ばしきらないけど)
焦げ付きにくいフライパンなので、らっこは油を使いません。
オリジナルのレシピは油で炒めているのですが、ひじきのコーティングとかでしょうか?
なんのために炒めているのか、らっこは分かっていません。
油が旨味?
味の違いは、らっこの舌にはわかりません。
炒める用の油はなくても大丈夫(自称)です。
3.ひじきが温まったら、にんじんと油あげを加えて混ぜます。
油あげの油抜きはしていません。
最初の炒める段階で油を使っていないので、これでトントンになるようなイメージです。
4.弱火にして、調味料を、”砂糖・しょうゆ・みりんの順に入れ、10分程煮含めます。”
”煮含める”という表現にグッとくるらっこです。
”生でもおいしく食べられるちくわ”と書いてあるちくわを使ったので、ちくわは調味料を入れた後、最後に加えて混ぜました。
10分煮含めたくらいだと、にんじんが固いままだったことがあったので、らっこはふたをして煮含めています。
フライパンのままで、しばらく冷まします。
冷めている間に、味が染みておいしくなるそうです。
らっこの舌には、味見をする熱々のときも、おいしいと思います。
他のおかずの用意をしたりして、食べるころには冷めているので、味見をした時よりもおいしくなっているのでしょうか。
違いは、らっこの舌では分かりません。
きっと、違うんでしょうね。
違いがわかる女になりたいわ。
5.器によそって、「いただきます」
ちくわの存在感が多きすげて、ちくわの煮物みたいになりました。
ちくわがおいしいからOKです。
ひじきも甘くておいしいよ。
フライパンでひじきの煮物の余談
ひじき40gで、オリジナルのレシピは4人分とありますが、小鉢で食べると2~3日は楽しめるくらい、出来上がりのボリュームは結構あります。
甘しょっぱい味付けのひじきがお好きな方は、調味料の割合を参考にしてみてください。
らっこの味覚だと、かなり甘いです。
こぎ父が、この甘い味付けをとても気に入ってくださっています。
初めて作ったときは、こぎ母が入院しているときで、出来上がりの甘さにらっこが驚き、「甘くしすぎてしまいました」と謝ったら、「いいや?おいしいよ?味付けが抜群にいいよ」と言ってくださっていました。
上白糖で作ると本当に甘いので、今回初めて、てんさい糖を使ってみました。
上白糖とはまた違う甘さで、らっこには優しい甘さに仕上がりました。
結局は、甘いんですけど。
だからおいしいのでしょうね。
実家の母親は、上白糖・白砂糖よりもてんさい糖を日常的に使っていたので、らっこには馴染みがありましたが、ツレはあんまりピンとこないようです。
原材料が、サトウキビではなく、てん菜(ビート)から作られているのだそうです。
以前実家で暮らしていた頃、エキナカの成城石井をぶらぶらしていて見つけたてんさい糖は、もっと細かい粉末状で、色も白っぽかったので驚きました。
こういうてんさい糖もあるのか!
馴染みないじゃん。
溶けやすそうで、茶色っぽい色が付かないので「料理に使いやすそう」なんて思いましたが、その頃は家で食事を作ることはほとんどなかったので、欲しいと思いましたが買わなかったことは覚えています。
少々割高でしたし。
らっこに馴染みがあるてんさい糖は、茶色っぽくて粒の大きなタイプ。
成城石井じゃないスーパーで買えます。
牛乳に溶かすと、キャラメルっぽい色合いになります。
この前、初めてこーぎー家でもてんさい糖を買ってみたので、しばらく使ってみようと思います。
単純に、上白糖の甘さよりも、甘さがやわらかい印象です。
「砂糖・特に高度に精製された白砂糖は毒だ」
といった極端な考えを、実家にいた頃信じていたこともあります。
今は考え方がやわらかくなったのか、こーぎー家で上白糖の甘さになれたのか、
「ほどほどに」
くらいに考えています。
てんさい糖で甘さが和らいだところで、上白糖よりもたっぷり使うようになっては元も子もありません。
今日も明日もほどほどに。
ああ。
甘ったるいお菓子が食べたいわ。(おい)
ひじきの煮物、フライパンではない深さのある「普通のお鍋」で作ったこともありましたが、一番最初にひじき炒めているうちに、焦げ付かせてしまいました。
慌てたものの、そのままのお鍋で作り続け、調味料を加えて煮込んでいる間に、焦げも溶け込んだようでした。
加熱する前に油をしいておかないと焦げ付くのか?
らっこが使うには、とてもとても焦げ付きやすいお鍋なのです。
こぎ母が数十年、ずっときれいに使ってきたお鍋を焦がしてしまう心配よりも、ツレがホームセンターで買ったという焦げ付きにくいフライパンのほうが、らっこには使いやすいです。
軽いし。
フライパンの炒める部分以外が汚れてきてしまっているのに、たわしでこすっても汚れが落とせません。
こぎ母の数十年使っているお鍋より先に、買って数年のフライパンが使えなくなってしまうのでしょうか。
汚れ落とし、今度気合を入れてやろう!
そう思ってから何か月たったでしょう……(遠い目)
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。