キムチをそろそろ食べきりたいと思い、ホウレン草と椎茸、豚肉と合わせて焼いたらあらびっくり。
いろんなバランスがうまくいったのか、お肉はやわらかくって椎茸は歯ごたえがあってホウレン草は美味しくてキムチはそれほど辛くなく食べやすくて、
つまりは、とても美味しいおかずができました。
ただ一つ、問題があるとすれば、どこがどう上手く噛み合ってこんなにおいしく作れたのか、自分でよくわからないことです。
ホウレン草と豚キムチ
ホウレン草 1束(よく洗って4cm幅に切り、葉と茎の部分を分けておく)
豚肉 (肩ロースの薄切り)200gくらい(食べやすい大きさに切る)
白菜キムチ 菜箸で2つまみ(1cm幅くらいに来る)
椎茸 2枚(5mmくらいの薄切り)
焼き肉のたれ たらたら
片栗粉 小さじ1くらい
塩コショウ 美味しくなるくらい
居酒屋のメニューにあったら、ぜひとも毎回頼みたい一品です。
焦げ付きにくい加工をしてあるフライパンで焼いて、油は使っていません。
ホウレン草と豚キムチ
1.豚肉をビニール袋に入れて、焼き肉のたれとキムチ、片栗粉を加えてモミモミしておきます。
2.火をつける前のフライパンにモミモミしたお肉を敷いて弱火にかけ、ときどきかき混ぜながら全体の色が変わったら、いったん取り出しておきます。
3.お肉を焼いたフライパンで、ホウレン草の茎と椎茸を強火で炒め、半分程度火が通ったら葉の部分も加え、半分程度しんなりしたら塩コショウをして味をつけ、取り出しておいたお肉をフライパンに戻して炒め合わせます。
4.お皿によそって、「いただきます」
ツレとらっこはご飯の上にのせて、豚キムチ丼にしていただきました。
お、おいしかったぁ……
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ホウレン草はよく洗い、4cmくらいの幅に切って葉と茎の部分を分けておきます。
椎茸はキッチンペーパーで表面をなでてほこりを払い、石づきをとって5mmくらいの薄切りにします。
切り口がきれいに切れないのはなぜかしら。
包丁の動かし方かしら。
軸ごと薄切りにしようとしたら形が微妙だったので、かさと軸は分けて切りました。軸の部分も薄切りにして一緒に使います。
白菜キムチは、1cmくらいの幅でざっくり切りました。
豚肉を食べやすい大きさに切ってビニール袋に入れ、焼き肉のたれとキムチを入れて揉み込みます。
焼き肉のたれは、エバラの黄金の味・中辛を使っています。
焼いてからかけて食べるより、下味用に使うとおいしく感じる気がして使っています。
別の作業をしばらくしていて、焼くまでに20~30分漬けこんだようなことになったような気がします。
美味しくできたのはそのせいかしら??
焼く直前に、片栗粉を入れるのを忘れていたことを思い出しました。
加えてモミモミ。
片栗粉を揉み込むべきか、軽くまぶしてすぐに焼くべきか、いつもなんとなく迷いながら作っています。
少しページを徘徊してみたところ、片栗粉は保水力があるから(とろッとするやつですかね)揉み込むといいとかどうとか。
自分でこれがいいぞ!と自信を持って言えるほどの経験値がありませんが、今回はこれでも(揉み込んだ後に時間をおいていない作り方)美味しくできました。
火をつける前のフライパンにお肉をひろげます。
テフロン加工のフライパンを使用しているため、油は使いませんでした。
焼き肉のたれとキムチをしっかり揉み込んでいたつもりでしたが、ひろげてみるとわかります。
下味の漬かり具合にムラがありますね……
気になりましたが気にしません。
モミモミが甘かったようです。
さあ、点火して弱火でお肉を焼きますよ。
強火にかけて急激に肉の温度が上がると硬くなりやすいのだとかどうとか。
お肉はずっと弱火で焼きました。
弱火で焼いたから、柔らかく焼けたのでしょうか。わかりませんけど。
時々混ぜながら、お肉の色が変わるまで焼きます。
生肉の赤とキムチの赤が紛らわしいです。
焦げ目は付けません。
色が変わればいいと思います
よし。全体に火が通ったかな。
と思って写真を撮ったら、キムチの赤ではなく、焼けていないらしいお肉の赤に画面越しに気がつきました。
焼けていないところをひっくり返すと、すぐに色が変わりました。
ずっと弱火にかけていましたが、フライパンも十分温まっているようです。
いったん、お肉をお皿に取り出しておきます。
フライパンに残ったお肉の油をそのままに、ホウレン草の茎の部分と椎茸を入れて今度は強火で一気に炒めます。
焦げないように混ぜながら、ホウレン草の色が変わってしっとりしてきたくらいで、葉の部分も加えます。
一度に全量加えたので、フライパンから溢れそうです。
あ、混ぜにくそうだぞ、と入れてから気がつきましたが、こぼさないようにそっと混ぜます。
かさが減って半分焼けたかな?と思ったところで塩コショウを振り、全体を混ぜます。
強火ですからあっという間です。
混ざったと思ったら全体に火が通った気配。
取り出しておいたお肉をフライパンに戻し、さっと、(本当にササっと)ひと混ぜして火を止めます。
混ざり合ってこんなアンバイ。
ラーメンどんぶりにちょうど全部よそえました。
冷めないうちにどうぞ!「いただきます」
ホウレン草と豚キムチの余談
ぱくり。
え?
なにこのお肉?
めっちゃやわらかいぞ??
作った本人も驚いていましたが、食べてくださったこぎ母も、
「お肉がやわらかい。どこで買ったお肉?美味しいよ」
何だろうかと驚いていました。(いい意味で)
「いつものスーパーで、いつも買っているのと同じお肉ですよ」
弱火で焼いて焼き過ぎなかったからでしょうか?
下味が上手くついたからでしょうか?
お肉よりも椎茸の方が噛み応えがあることに新鮮な驚きと、もっと椎茸たくさん入れたかったなあという惜しさが混ざり合いました。
ツレがこっそり、普段買うお肉よりも、とびっきりいいお肉を選んでくれていたのでしょうか。
ああ。お肉を柔らかく焼けた理由がわからない!
まあいいですけど。(いいんかい)
ホウレン草の緑と、ちょっぴり赤いお肉の比率もちょうど食べやすい。
いろんなことが上手いことバランスよく出来たようでした。
いつもそうならいいのにな……
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。