らっこ飯

人生初のマヨネーズ作りは、失敗に終わった|らっこ飯

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初心者マークがついたマヨネーズです。

こーぎー家の面々はマヨネーズがお好きなようで、よく使っています。

特にこぎ父とツレが。

サラダ、ゆで卵、白菜のお漬物(こぎ父のみ)。

いつの間にか、つられてらっこもゆで卵にマヨネーズをたっぷりかけてパクリと食べるのが好きになりました。

消費スピードがそこそこ速いため、あまりに頻繁に買い足しているので、そろそろ手作りマヨネーズとやらに挑戦してみてもいいのではないかと、やってみました。

人生初のマヨネーズ作り。

結果は、痛恨の分離からの復活したかと見せかけて味がイマイチという失敗に終わりました。

次は失敗しなくて済むように、記録しておきます。

らっこの失敗物語に、しばしお付き合いください。

 

ツレさんよ……安心してください……今度作っても、食べてくださいって出しませんから……(涙)

らっこが失敗したマヨネーズ作りの分量について

参考にしてはいけない分量

卵黄 1個分(常温に戻しておく)
塩 小さじ1
サラダ油 100ml
酢 小さじ1 1/2

走り書きでメモに書き写した分量でした。

何かを間違えていたんでしょうか……

あくまで、らっこには向いていない分量というだけです。

手作りが習慣になっているような方が見たら、きっとそれなりに「はいはい。そうね」な分量なのでしょうか。

マヨネーズの材料です。

チェック1:卵黄1個分

作りやすい分量ですよね。次回も1個分でOK.。白身の使い道は、あとで考えます。

チェック2:塩が小さじ1

ゆで卵をひとつ食べるときに付ける塩の量をイメージしたら、作る前から思っていました。

多くない?

計量をしっかりせずに目分量で作ることの多いらっこも、今回はキッチリ計って作りました。

やっぱり多そうだな、と思ったのに小さじ1全量入れて、しょっぱかったです。

ツレに、「塩の味しかしない」と言われました。

次回は、塩を減らします。小さじ1/2 か、3/2 か 1/3 か。

チェック2:サラダ油 100ml

らっこがイメージするマヨネーズというにはゆるい出来上がりになってしまったのは、卵が小さかったからか、あとは油が多かったからか。

別の理由はわからないのでひとまず置いておくとして、たぶん、多かったのだと思います。

買っている卵のサイズはSかMかLなので(どれだよ。サイズミックスタイプだよ)、次回は油の量を減らします

70ml くらいか、それ以降は、状態を見ながら足せばいいのかと。

チェック3:酢が小さじ1 1/2

もっと酸味があってもおいしいと感じられると思います。

次回は酢の量を増やします。小さじ2 くらいでしょうか。

 

いろんなレシピにマスタードが入っていましたが、こーぎー家では買っていないので入れませんでした。

失敗の原因はマスタードでしょうか?

マスタード不要のレシピが、この分量だったことは覚えています。

コショウを入れるレシピもありましたが、普段使っているのが黒コショウの粗びきだったので、入れませんでした。

箱に入ったコショウです。

お土産でいただいた外国の(どこだか忘れた)箱入りコショウは粒が細かそうでしたが、もったいなくて開封できませんでした。

 

らっこ、マヨネーズを作り始める

ボールに入った卵黄と塩です。

常温に戻しておいた卵の卵黄をボールに割り入れ、塩と混ぜます。

泡だて器が使いやすいよう、大き目のボールがいいそうです。

ボールで卵黄と塩を混ぜたところです。

思っていたよりも固くなるんだな、という感想です。

卵黄に砂糖を加えて混ぜる作業は、お菓子作りで経験があります。

砂糖と混ぜるとやわらかくなって、塩と混ぜると、固くなるのでしょうか。

 

卵黄が泡だて器の内側に入り込んでしまい、混ぜ合わせにくかったです。

ちなみにこーぎー家には、ハンドミキサーなどという文明の利器はございません。

らっこの実家にはあったなぁ……(遠い目)

 

これから、ゆっくり油を少しずつ加えて混ぜていきます。

丁寧に混ぜれば分離しないと、どこかに書いてありました。

他のどこかで、ハンドミキサーがない場合はマヨネーズは手作りできない・というかしないほうがいい、みたいなことを読んだことを思い出していました。

文明の利器ができる前は、みんな手で作ったんじゃないかしらと。

手を止めずに混ぜ続けたため、写真はありません。

が、途中がこれです。

マヨネーズを作っている途中です。

もっさり。

固い。

混ぜるのしんどい。

泡だて器でシャカシャカ混ぜていたら、いやこれ待ってくれ腕がめっちゃしんどいぞ。

油をどれくらい入れたかな、と目盛りを見たら残り90ml。

作業が全然進んでいない。

始まったばかりじゃないかと気が抜けてしまい、いったん休憩。

計量カップに入ったサラダ油です。90ml

計量を間違えたのかと本気で疑いました。

今度こそ、ゆっくり少しずつ丁寧に油と合わせていきます。

シャカシャカシャカシャカ。

油を全量入れ切りました。

マヨネーズを作っています。たぶん、分離しています。

いやこれ待ってくれタダの黄色い油になっていないかいこれは?

こういう状態を、分離したっていうんじゃないの?

どこかで何かを間違えた気がします。

最初からか?

とりあえず、混ぜる以外に思いつかないので混ぜ続けます。

マヨネーズを作っています。たぶん、分離しています。

お酢を入れていなかったので、お酢を加えて再びシャカシャカ。

マヨネーズを作っています。たぶん、分離しています。

いや?これは違うぞ?マヨネーズではない何かができあがってしまったぞ?

焦る気持ちと、投げやりな気持ちで、用意しておいた容器に入れました。

マヨネーズを作っています。たぶん、分離しています。

試しにスプーンですくってみると、ねえ?これ、分離してるんですよね……

上手に乳化できなかったようです。

 

失敗です。

 

あぁあ。

 

分離してしまったこの黄色い液体と白身をどうしよう……

 

投げやりな気分になりましたが、なんとなく、白身も混ぜてみようと思い立ちました。

なんとなく、温めてみようという気分になりました。

コンロにボール、分離マヨネーズと卵白です。

分離したマヨネーズをボールに戻し入れ、白身も加えて、コンロにかけました。

直火かよ。

ごく弱火にかけ、シャカシャカシャカシャカ。

ん?

20秒で火を止めました。

白っぽくったマヨネーズです。

ん?

一気にマヨネーズが白っぽくなったかと思うと、とろみがついてきました。

え?

もしかして?

希望を胸に再び点火。

シャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ。

もう20秒で火を消しました。

とrモミがついてきたマヨネーズです。

これはもしや復活したのでは?

どのような化学変化が起こってとろみがついてきたのかわかりませんが、コンロから降ろしてしばらく混ぜ続けました。

乳化できているように見えます。

調子に乗って、粗びきの黒こしょうを加えてみました。

乳化したように見えるマヨネーズです。

とろりとしています。

再び容器に移してスプーンですくってみます。

乳化したように見えるマヨネーズです。

やっぱりとろりとしています。

落ちた気分が盛り上がったので、作ったマヨネーズを何につけて食べるか考えていなかったことに思い当たりました。(おい)

次の日に食べようと思っていたブロッコリを茹でました。

茹でたブロッコリです。

マヨネーズをかけて食べます。

ブロッコリに自家製マヨネーズがかかっています。

「いただきます」

 

 

 

ああっ。

しょっぱい(汗汗汗汗)

 

隣でブロッコリ好きのツレが食べてひと言。

「しょっぱい」(眉間にしわ)

 

 

あああああっ。

 

失敗からのまさかの復活ができたかと思ったのでしたが、味が駄目だったようです。

こぎ父とこぎ母は、何も言わずに食べてくださっています。

 

あああああぅっxrつ。

 

失敗マヨネーズ。ツレの解決案

食べきれなかった自家製マヨネーズです。

ブロッコリを食べ終え、残ったマヨネーズを無意味にスプーンでクルクルしていたら、ツレが、

「マヨネーズを混ぜたらおいしくなるんじゃないの?塩の味しかしないからさ」

!!!!!!??

「これはらっこが生まれて初めて作った自家製のマヨネーズなんですぅ……」

なんだか涙が出そうになりました。

 

作ったつもりのマヨネーズにマヨネーズを混ぜるなんてできません。

 

「そういうことか……」

マヨネーズだと思って食べてもらえていなかった現実です。

失敗です。

ツレは何やらスマホで調べ始めました。

 

「なにを入れて作ったの?」

「卵と油と塩と酢です」

「うん?黄身か白身かだけじゃなくって、全部入れたの?マヨネーズって、どちらかだけで作るんじゃなかったか?何を見て作ったの?分量は?」

走り書きしたメモを見てもらいました。

「塩が小さじ1?卵黄は1個分?白身も入れたって?ん?卵黄だけで作るのがマヨネーズじゃないの?小さじ1は卵黄2個分の分量だってよ?卵黄が足りないんだよ。とろみも足りないしさ」

何やらいろいろ分析してくれようとしている横で、とりあえずの悪あがきとして、「塩の味しかしない」点をどうにかしようと、家にあった、練りからしとはちみつ、レモン果汁を加えてみました。

自家製の失敗マヨネーズにからしとはちみつとレモン果汁を加えたところです。

からしとはちみつでマスタードのつもりです。(どんなんだよとはつっこまないで)

分離するかと思ったのですが、大丈夫でした。

粒こしょうを加えた失敗マヨネーズです。

黒こしょうも追加してみました。

ツレがぺろりと舐めてみてくれて、

「さっきよりはよくなったけど」

よくなったの??(驚き)

「卵黄が足りないんだよ」

ツレがたどり着いた原因は、卵黄の不足だったようです。

黙り込んでいるらっこの隣で、ツレがささっと冷蔵庫から卵を取り出し、卵黄を失敗マヨネーズの容器に投入しました。

失敗マヨネーズに卵黄1個分を加えたところです。

お月見マヨネーズ~。

 

ええっとこれを、どうすれば?

とりあえずからしとはちみつを混ぜたスプーンでゆっくり混ぜ合わせました。

失敗マヨネーズに卵黄1個分を加えて混ぜています。

どうやら分離はしなさそうです。

二刀流のスプーンでくるくる。

卵黄2個入りマヨネーズです。

蛍光灯の反射が眩しかったです。

卵黄を入れる前よりも、さらっとしたゆるいマヨネーズになりました。

「スプーンでやっていてもだめだよ。泡だて器で混ぜないと」

こーぎーが、マヨネーズを小さなボールで混ぜている様子です。

ツレがらっこの前からマヨネーズの容器を取って、小さなボールに移し替えました。

らっこが使い終わって洗っていた泡だて器を手に、シャカシャカシャカシャカ。

ボールが小さいでしょうに。

シャカシャカシャカシャカ。

混ぜにくそうです。(混ざっていたのかしら?謎です)

シャカシャカシャカシャカ。

ツレも自分で納得できたのでしょうか。

混ぜ直したマヨネーズを容器に戻すこーぎーです。

容器に戻し入れてくれました。

作り直しのマヨネーズです。

びりりと辛いようなしょっぱさは、ほんの少し和らいだようです。

それでも、卵黄を足したからといってとろみが強くなることはさほどなく、やっぱりさらっとしたマヨネーズ風のソースの様なものになっていました。(それを何と言う?)

 

「保存料が入っていないから早めに食べきらないとだろう?」

「……はい……」

そんな風に言いながら、ツレが容器にラップをかけてくれました。

 

この日は下がりに下がった気分で夕食を終え、次の日。

 

あれ?

ツレが割ってくれた卵の白身は、どこにいったのでしょう?

 

そしてマヨネーズは食べ終わる

なんとかしてマヨネーズを消費しようと、ゆで卵につけて食べてみるも、しょっぱっ……

苦し紛れにタルタルソース風のものとか作ってみたり。

らっこ製タルタルソースです。

こぎ母が刻んでくださったキャベツの千切りサラダにかけたりして食べました。

ツレがこぎ母とこぎ父に、前の日の失敗マヨネーズを指差して、

「これは昨日、らっこがマヨネーズを作っていたんだって」

とバラしてくれちゃっていました。

隠していたのに。

「へえ~?そうだったの?」

とはこぎ父。

ツレもこぎ父も、タルタルもどきやマヨネーズ風ソースをかけて、色々食べたくださいました。

 

ん?あれ?

 

無茶苦茶失敗したと思って、在庫処理の責任を強く感じていたのですが、あれ?

ツレとこぎ父がたくさんかけて食べてくださり、無事、食べきれました。

 

あれ?

 

あの、その、なんだかどうも、結局食べきってもらってしまって、ありがとうございました。

ごちそうさまでした。

 

らっこ、失敗を教訓に活かせるか

結局、卵黄の量のほかに、どこで何がいけなかったのか、イマイチはっきり分かっていません。

失敗したマヨネーズ。

数日間は舐め続けないと無くならないんじゃないかと、怪しい臭いがするのが先か、食べ終わるのが先か、どっちかだろうかと考えていたのに、二晩で作ってしまった分が食べきれました。

食べきってもらいました。

 

懲りずにまた、作ってみてもいいですか?

 

ということで、また近いうちに自家製マヨネーズ作りに再挑戦してみようと思うらっこでした。

卵黄は、やっぱり1個で作ります。

 

マスタード、買ってもらおうかな……

 

===

こーぎー家で買っているマヨネーズは、カロリーを気にして、キャップが白いタイプのカロリーハーフ。

サラダなどにかける様子を見て、「質を変えるよりかける量を減らしたほうがいいのでは?」と思ったことがないわけではありません。

カロリー半分で値段は2倍近く。

 

計算が得意な人なら、自分で作った場合の費用の計算とかもできるのでしょうか。

らっこはできませんし、しませんけど。

もしも計算してしまったら、失敗した場合の損失がわかってしまうっていうことですものね。

こわくて作れなくなっちゃうわ。

 

ごちそうさまでした。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

 

もうちょっといろいろ読んで調べて考えて、また作ってみます。

-らっこ飯,