山本ゆりさんのブログで、【最高におすすめのレシピ】と紹介されていた、バスク風チーズケーキ、作ってみました。
オーブン、量り、専用の型不要ということで、ケーキの型が無いこーぎー家でも作れました。
バスチーというローソンのお菓子が美味しい、みたいなことはtwitterで読んで知っましたが、それしか知らない、しかも食べたこともない。
バスク風とか何じゃらほい?状態でしたが、つまりはおいしいチーズケーキということです。
表面が真っ黒に焦げていて、それでいて中はクリームチーズをとろりと感じられるようなものだそう。(合ってますか?)
商品として売られている味をこーぎー家の誰も知らないので、普通に(いい意味で!)美味しかったです。
Q.また食べたいですか?
A.是非食べたいです!
Q.また作りたいですか?
A.……はい。
バスク風チーズケーキ
クリームチーズ 200g(常温に戻しておく)
①砂糖 大さじ5
②溶き卵 1個分
③生クリーム 100ml
④薄力粉、あればレモン汁 各大さじ1
12cmくらいの丸形1台分で6切れ分ぐらいの材料ということでした。
食後のデザートに4人で食べて全部なくなるくらいです。
おやつのデザートなら、4人で食べるには上品なボリュームすぎて、足りなかったかもしれません。
らっこ、バスク風チーズケーキをこぎ母に作ってもらう
表面の焦がしが足りないぜ。
1.クリームチーズをボールに入れて、やわらかくなるまでよく練り、①~④を順番通りに加え、その都度よく混ぜ合わせます。
2.耐熱容器とオーブンシートで容器を作り、レンジで4分。(600W)
3.アルミホイルで作った容器に移して、表面に砂糖(分量外)を振りかけトースターで5分。
十分に冷ましてから、切り分けていただきます。
焼き型が無くても、なるほどというアイディアで容器を作るんですね。
大丈夫です。
不器用ならっこでもちゃんと作れましたからね。
===
クリームチーズの常備なんてありませんから、スーパーで物色してみました。
それほど種類はなく、迷うほどでもなかったのですが、一番安いのを買いました……
原材料が、脱脂乳ってどういうこと?
斜め上に置いてあったフィラデルフィアのクリームチーズ(原材料・生乳)の半額より安いという廉価品。
これで作ってみて普通においしかったので、次作るなら、本物で作ってみたいと思うらっこです。
この時に、こっそり一緒に買ってもらった同じシリーズのハーブとにんにく入りのクリームチーズは、パンに塗っておいしくいただいております。
クリームチーズを冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
「すぐに使えるソフトタイプ」と書いてある通り、出してすぐでもやわらかかったです。
昼食の片づけの後、ボールや砂糖や材料を取り出して用意していたら、こぎ母が興味津々で覗いてきました。
「や、やりますか?」と聞くと、「ん?いいよ!」とノリノリ。
あ、ありがとうございます。
「それじゃあ、これ(ボールに入ったクリームチーズ)を混ぜてください」
ボールの下に濡れ布巾を敷いて、せっせとやわらかくしてもらいます。
その間に、らっこは容器づくりです。
ジップロックコンテナ(容量700ml)か、15cm角くらいの耐熱容器を用意します。
こーぎー家にあった容器の容量がわからなかったのですが、15cm角くらいならこれかしら?と、選んだ容器です。
四隅に丸めたオーブンシートを詰めて、クシャっと丸めたオーブンシートを真ん中に敷きます。
角がないように丸い型を作ったわけですね。
ううむ。
作っている時は気にしませんでしたが、普通に丸形のそんな感じの耐熱容器があれば、それでよかったのでは?と思ったのはあとになってからです。
(らっこは、普段このタイプのジップロックのコンテナをあまり使わないので、選ぶのに時間がかかったのです。)
ケーキの型があればそれで済む話なんですけどね。(無いよぉ)
もうひとつ、アルミホイルの型も用意します。
トースターで焼く用ですね。
これでいいのか?これでいいのだ。たぶん。
こぎ母のクリームチーズには、砂糖大さじ5を加え、混ぜてもらいます。
頃合いを見て、溶き卵1個分を加えます。
分離しないように、3回に分けて加えました。
生クリーム100mlを加えます。
スーパーには、これしかなかったんです。
タカナシの純正生クリーム35。
隣に並んでいたのは植物性のホイップクリーム。
山本さんのレシピでは、植物性ホイップでもいいように書いてあったのですが、らっこは生クリームにしました。
子どもの頃に母親から、「生クリームは、(値段が)高いのが美味しいから高いのを買ってきなさい」と言われたことを覚えていて、クリームチーズは安いのを選んだので、ちょっと高いですが、生クリームを選びました。
もっと濃いタイプがあれば、そっちを選んだかもしれません。
こちらも3回に分けて加えました。
薄力粉とレモン汁(瓶詰めの果汁)大さじ1ずつを加えます。
こちらは一気に全部。
固いようなやわらかいような?ずっとこぎ母に混ぜてもらっていたので、固さの変化とか、混ざりやすさにくさとか、よくわかりません。
ただ、混ぜてもらっている間に自分は次の材料を用意して計ってタイミングを見計らうだけでした。
なんてらくちん???こんなことってあるの???という感じ。
型に流したら、台の10cmくらい上から型のまま落としてトントンと空気抜きをします。
らっこはこれが上手くできなかったのでしょうか……?(わからぬ)
600Wのレンジで4分チンします。
こーぎー家のレンジは500Wだと思い、4分50秒(レシピにちゃんと書いてくださっています)温めました。
え?
型の深さが浅かったのでしょうか?
中央部分の表面に泡が立ち、ブクブクしてしまいました。
これはセーフか失敗か?
やわらかさは、フルフルくらいでいいそうで、レンジにかけるのは、表面を乾かすのが目的のようです。
失敗でないことを願いつつ、アルミホイルの型に移します。
びろ~んと横に広がりました。
オリジナルのレシピでは、ひろげたホイルの上にシートごと乗せ、あとからホイルで形を作るような手順だったのですが、先に型を作っておいて大正解。
オリジナルでは、きちんと形が保たれた状態でホイルの上にのっているのですが、らっこのチーズケーキでこれをやったら、危うく平らに全部流れてしまうところでした。
はみ出たシートをちぎり(焦げて焼けるそうです)、表面に砂糖を振りかけてトースターにセットします。
ここで問題です。
こーぎー家にはトースターがないのです。
電子レンジのトースター機能を使うため、余熱をしてみてみました。
ところがどっこい、生地が緩いのとアルミホイルの型が薄広型になってしまったせいか、レンジの網にのせるまでが大変。
こぼれてしまいそうになるのです。
牛乳パック(本当は野菜ジュースパック)のまな板を底に敷いて、熱いレンジアミの上におっかなびくりのせました。
やっとこさのせてから、砂糖を振りかけていなかったことに気がつき、後からふりふり。
コーヒーシュガーのグラニュー糖を2本、6g分振りかけました。
ようやっとトースターで5分焼きます。
ん?
5分焼いて扉を開けると、正直、焼けていませんよね?
ここは時間を延長するのみ。
もう5分焼きました。
あれあれ?
やっぱりほとんど焼けていません。
表面が軽く乾いた感じです。
追加で5分セットして、合計15分焼きました。
や?ちょっと?足りないような?
20分目でようやっと焦げ目らしい焦げ目が見えました。
真っ黒に焼くのは諦めます。
オリジナルの写真では、もっとしっかり焼き色が付いているんですけどね。
5分で。
最初から、全部オーブンでやればよかったかな?と考えましたが、もう遅い。
山本さんのレシピの何がすごいって、ちゃんと、
★トースター、温度を選べるなら220度ぐらい。
★むしろオーブンで作りたい!という方は、12cmの丸型にオーブン用シートを敷き、220度に予熱したオーブンで25~30分ぐらい。表面の砂糖は無しか、15分ほど焼いて表面が固まってからふってください。
★仕上げだけオーブンの場合(トースターだけない場合)、220~250度で5分くらいです。
https://ameblo.jp/syunkon/entry-12542922872.html
含み笑いのカフェごはん『syunkon』
【最高にお勧めのレシピ】材料5つ!話題のバスク風チーズケーキ*オーブン、量り、専用の型不要です!
2019-11-06:より引用
別のやり方も書いてくださっているのです。
らっこは、一番下の「トースターだけない場合」でやるべきだったのかもしれません。
本物のトースターと、電子レンジのトースター機能では、焼くものと火元の距離だったり、パワーが違うでしょうからね。
まあいいさ。
取り出したら、型がしっかりしていないせいか、生地がやわらかいせいか、だら~んと横に広がって、表面にひびが入ってしまいました。
今更見た目は気にしません。おいしければいいのよ。
冷まして冷蔵庫で1晩寝かせて、次の日のお昼のデザートです。
冷ましながら、ケーキが更に横に流れて薄くなった気がしないでもありませんが、切り分けてみます。
切り口の断面がきれいに切れませんでした。
そして、なんともまあ薄いケーキになりました。
反対側の切り口はもう少しマシでした。
これと言って、特別なチーズケーキのような感じもありませんが、まあまあ頂きましょうよ。
「いただきます」
初めてのバスク風チーズケーキの余談
ツレがお昼の食パンの上にチーズケーキをのせたので、驚きました。
ええ?
パンにはさんで食べるのかしら?
心配して見ていたら、普通にケーキだけ食べてくれていました。
食パンを食べ終わったお皿に取り分けてデザートで食べる予定だったらっこは、ケーキ用の取り皿を用意していなかったのです。
だからこういうことになったようでした。
パンを食べる前に甘いケーキを食べるツレは、もぐもぐもぐ。
無言でした。
コメント無いんかーい。
らっこはパンを食べてからパクリ。
はい。レモンのすっぱさなのか、クリームチーズのすっぱさかわかりませんが、なめらかな舌触りにすっきりとした甘さと酸味。
焦げが強い所の方が香ばしくておいしいなと、全体的に、おいしかったです。
チーズケーキを食べるのが何年振りかわからないのと、ツレも「あまり甘いものは食べないから」と、この味が美味しいのかそうじゃないのかよくわからなかったそうです。
こぎ母とこぎ父は「おいしい!」と喜んでくださいました。
お口に合ったのかどうかはわかりませんが、珍しい甘いお菓子が嬉しかったようです。
4等分に切り分けるのは大きいかがして、6つに切り分けていましたが、
みんなで軽くおかわりをして、全部食べきってしまいました。
おやつの時間まで残らなかった(嬉)。
余談の余談
こぎ母に材料の混ぜ混ぜをやってもらったのですが、なんだかうれしくなったのでしょうか?
らっこが型に流し入れてレンジで温めてトースターで……と焼きの作業をしている間に、さっさとササッと洗い物を済ませてくださり、とっとこと(スキップはしていませんが、そんな足取り)こぎ父に報告に行かれました。
「作ったよ!
作れたよ!
なんだっけかな?
チーズケーキだって!
先生に報告しなくちゃ!
お父さん電話してっ」
焼きあがってすらいないタイミングだったため、「明日みんなで食べてから報告したらどうですか?」と言ってみましたが、何かを成し遂げた気分で高揚しているのか、全く聞いてくれません。
軽い興奮状態で、こぎ母とご縁ある恩師の先生(97歳くらいだっけ?)に電話で報告していました。
電話の声がでかい!
こぎ父には、こぎ母を興奮させてしまったみたいで申し訳なく感じました。
こぎ母の中では、すでに「おいしい何か」ができあがったことになってしまっており、おいしくできあがってくれてよかったと思いました。
まあ、いい気分で元気になれたようでよかったのでしょう。
ただ、次に日のお昼には、出来上がったチーズケーキを見ても、
「これは何?」
「ええ?私が作ったの?」
「うっそだあ~」
「らっこさんが作ったんでしょ?」
「私は作れないよ~」
まあ、そんな感じでした。
らっことこぎ父は、パンを食べてからケーキを食べましたが、ツレとこぎ母はパンを食べる前に食べてくれていました。
こぎ母がおいしく食べられたのなら、それでもう誰が作ったとかどうでもいい気もしました。
甘い。
コーヒーか紅茶が欲しい。
ツレが、食べ終わってから紅茶を入れてくれました。
おいしかったです。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。