12月22日 日曜日。今日は冬至です。
かぼちゃを茹でて、あずき(甘煮缶詰)も加えて、時節にあった食事を楽しみました。
「冬至にかぼちゃが食べられるなんて、嬉しいね。幸せだね」
そんな風に言って食べてもらえるらっこが幸せです。
ありがとうございます。
誰かが作ったご飯を食べている諸君。(以前のらっこな)
一度でいいからこんな風に、作った人に言ってごらんなさいな。
かぼちゃと小豆
かぼちゃ 1/4個(種とワタを取ってひと口大に切る)
小豆(甘煮の缶詰)1缶(190g入りを使用)
しょう油 大さじ1くらい
水 適量(かぼちゃを煮る用)
お。
材料は3つだけで作れていたんだわ。手抜きじゃないよ。
かぼちゃ1/4個を4人で食べて、5切れ残りました。
明日もまた楽しめます。
らっこ、冬至にかぼちゃと小豆を煮る
1.かぼちゃの種とワタを取り、ひと口大に切って皮目を下にフライパンに入れ、水をかぼちゃの1/3くらいまで加え、ふたをして茹でます。
2.かぼちゃがやわらかくなったら、あずきとしょう油を加えてもうひと煮立ちさせます。
3.あずきの甘い香りが漂ってきたら火を止めて、そのまま冷まして味を含ませます。器によそって完成です。
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スーパーで、ツレが選んでくれたかぼちゃを、こぎ母に切ってもらいます。
まな板にのっていないかぼちゃの一部が気になりますが、気にしません。
「かぼちゃを切るのは初めてだ。これは男の人の作業だと思っていたよ?」
戸惑いながらも、こぎ母が刻んでくださいました。
もちろん、本当の意味でかぼちゃを切るのが初めてなわけはないですが(こぎ母は忘れてしまっているだけ)、こぎ母の実家では、かぼちゃはどうやら家の男性が切っていたようなことを話していたことがあります。
硬くて切るのが大変なかぼちゃを、こぎ母に切らせて……
最初はもちろん、らっこが自分で切るつもりでしたが、こぎ母が何かをしたそうにしていたので、お願いしてしまいました。
怪我もなくやってくださいました。
大きさは均一ではありませんが、それでも退院して、包丁を持つようになった最初の頃より、ずいぶん「均一」に近く切れるように回復されているようです。
形を認識する機能が戻ってきているのでしょうか。
もっと自信を持ってもらいたいですが、らっこには上手く導けません。
めんどり?
そういう丁寧さは今回はありません。
いいんです。
切れた分からフライパンに入れてもらいました。
「皮を下にして入れるんだよね?」
こぎ母に質問されるまで、気にしていませんでした。
忘れてたわ。
「そうですそうです。皮を下に入れてください」
煮崩れ防止でしたっけ。
さすが、こぎ母の方がしっかりされています。
フライパンに、水をかぼちゃの1/3くらいまで加え、火にかけます。
水が少ないので、落としブタがわりのクッキングシートをかぶせて、ふたもします。
水が少ないので、1~2分で沸騰します。
沸騰したら、沸騰のぐつぐつを保てるくらいの弱火に落として、かぼちゃがやわらかくなるまで煮ます。
火にかけてから10分たったくらいでしょうか。
かぼちゃの甘~い香りが漂ってきました。
ふたをはずして竹串を通すと、割とすっと通りました。
とろとろになって煮崩れると残念ですし、これからあずきも加えてもうひと茹でしたいので、少しかたいくらいがいいのかもしれません。
あぶないあぶない。
ぼんやりしてたら、茹ですぎるところでした。
あずきを加えます。
買ってきたあずきの缶詰は、190g入り。
以前買ってもらったことがあったのは、400g入りの大きいのでしたが、一度で使い切ろうと思って小さいサイズを選びました。
かぼちゃの煮汁もおいしそうだったので、減らさずにあずき投入。
190gの缶でも、開けて入れると結構なボリューム。
まあいいわ。
しょう油(大さじ1くらい)を鍋肌から回しかけて、もう一度クッキングシートをかぶせました。
こんなかぶせ方で、ゆで汁がクッキングシートの下で対流するのかどうかはわかりませんが、これはもう、なんか気分です。
しばらく中火にすると、またすぐに(数十秒くらい?)で煮立ちますので、ふたはしないまま、弱火にしてしばらくコトコト。
あずきの甘い香りが漂ってきたら(時間測るの忘れました汗。5分?10分)、火を止めて、そのままフライパンで冷まします。
煮物の味は、冷めるときにしみこんでいくそうです。
クッキングシートを外して確認します。
よかった。
煮すぎて崩れることなく、あずきも温まったようです。
こぎ母に、思っていた以上にあちらこちらと作業していただき、ごはんも炊きあがったので、ごはんです。
冷ました時間は10分程度でしたが、味を含んでくれたでしょうか?
お皿によそって、「いただきます」
かぼちゃと小豆の余談
「あらー。かぼちゃ?いい匂いがしているねえ。あら。あずきと一緒に煮てくれたんだ?」
よそった小豆かぼちゃ(言い方どうでもよくなってきた)を見て、こぎ父が珍しい物を見るように言いました。
「いただきます」
ぱくり。
あ……
おしょう油がちょっと、強かったかしら?
最初に一口食べた時には、思ったよりも塩っ気を強く感じたのですが、これが時間の不思議でしょうか。
慣れただけかな?
食べているうちに、あまり気にならなくなりました。
かぼちゃが甘くて、あずきも甘い。
よかった。
おいしくできたようです。
こぎ父もツレも、おいしいって言ってくれているし。
「あらー?かぼちゃ?色がいいねえ?美味しそう」
数十分前にご自分で切ったかぼちゃでしたが、切ったことを忘れてしまっていたようです。
「お母さんに切ってもらったかぼちゃですよ?」
「ああ?そう!甘い!かぼちゃが甘いねえ」
「あ、あずきの甘さだと思いますぅ」
「あら?これ(あずき)と一緒に煮たの?まあ」
あずきの缶詰の甘さが強いでしょうから、あずきの量をもう少し減らしてもよさそうですが、あずきも甘いのもたっぷり食べたいような。
かぼちゃ本来の甘味はわからないくらい、甘く仕上がりました。
おいしくできたことにしよう。
甘くておいしかったし。
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スーパーのチラシに、22日は冬至で、かぼちゃと柚子を食べようという売り出し文句が載っていたので、22日はかぼちゃを食べようと、チラシを見た日(前の週の火曜日)に計画していました。
お昼、パンを食べながらこぎ父が、
「今日は冬至だね。冬至にはかぼちゃを食べるんだよね。冬になると、昔は野菜もなくなるからね(収穫できなくなる)。かぼちゃくらいしかなかったんだよ」
と冬至情報を話してくださいました。
「今日はかぼちゃの予定ですよ」
「あら、そうなの?(にっこり)」
ツレに車を出してもらい、かぼちゃと小豆の缶詰を購入(ほかにもいろいろ)。
らっこが、売り場でどのあずき缶を買おうか迷っていると、
「何に使うの?」
「今日のかぼちゃと一緒に」
「かぼちゃと小豆?聞いたことないな。イメージできない」
えっ?ぇえぇえ?
あら?
一般的ではなかったのかしら?
らっこの実家では、たまーにでしたが、母親がかぼちゃと小豆を一緒に煮てくれていた記憶がありました。
冬至だったのかどうかは気にしていなかったのでわかりませんが、かぼちゃと小豆って、よく、一緒になっていなかったっけ?
なんかほら、お菓子とかでも。
かぼちゃのケーキに小豆をのせて食べてもらったこともありましたし。
その時のお菓子はこちら。
ツレの記憶にないというなら、こぎ母は作ったことがなかったのでしょうから、初めて食べるかぼちゃ小豆が、らっこが適当に作ったので大丈夫か?
一瞬不安になりましたが、一瞬です。
激ウマに作れなくても、かぼちゃと小豆は絶対おいしいさ。
あずきと何かを煮た食べ物を「いとこ煮」という言い方もするようなのですが、この言い方は、らっここそさっぱり知らずにいました。
実際に使っている人の言葉で聞かないと、イメージがわきません。
かぼちゃのいとこ煮?
小豆かぼちゃでもいいかな。(いよいよ言い方はどうでもよくなってきた)
冬至じゃなくても、また作ってみてもいいでしょうかね。
かぼちゃがおいしく煮れるようになりたいらっこです。
ごちそうさまでした。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。